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「やばい」?言葉(英語)

土曜日の「人を誉める言葉」で、nutty とか rambunctious が果たして誉め言葉なのだろうか、という疑問を書いた。それについて職場の同僚に聞いてみたところ、nutty は確かに crazy の意味だが、親しみをこめて言う場合は誉め言葉になりうる、ということ。kooky も同様に crazy の意味だが、「そんな言葉聞いたことないわ」という人もいた。

説明してくれた人によると、あれらの言葉はもしかすると本人が自分の紹介として書いたのではないか、ということだった。
sassy は「生意気な」というような意味だが、説明してくれた彼女は、"I'm a sassy girl." だと言っていて、それは悪い意味というわけじゃない、とのこと。彼女は自分の意見をはっきり言うタイプだし、それを誇りに思っているところがあるのだろう。ただ、一般的に sassy が誉め言葉、ということにはならないようだ。

同様に、rambunctious は、energetic というような意味だが、普通に誉めるのなら、rambunctious ではなく、energetic というだろう。rambunctious を辞書でひくと、
humor (of a person or behaviour) noisy, uncontrollable and full of life
となっていて、冗談めかしていう時に使われるのかな、という印象だ。

実際に、ああいう形容詞で紹介されていた人に会ってみたい気がする。

普通に使うと悪い意味の言葉が、ちがった状況のもとでは別の意味になる、というのはそれほどめずらしいことではないのかもしれない。

I want it so bad. (私はそれがとてもほしい)というような言い方を初めて聞いた時は驚いた。 bad は「悪い」という意味だと思っていたので、「すごく、とても」というような意味で使われる、というのは意外な感じだった。でも、日本語でも「彼はそれをひどくほしがっている」という言い方をする。「ひどい」で程度がはなはだしいことを示すわけで、悪いことに使われる場合が多い(「ひどく落ち込んでいる」とか、「ひどい怪我」とか)とは思うが、「ひどくほしがっている」の場合は、「ひどく」に悪い意味はなく、程度の大きさを示しているだけだ。

nutty や rambunctious は、使い方や相手との関係によっては、「やばい」ことになると思われる。ところで、「やばい」というのが現代では「かわいい」「おいしい」などの肯定的な意味で使われることがある、というのを聞いた時は驚いた。その例がたとえばこれ。【やばい】かなりツボ【犬猫】
(実は、こちらのサイトには、ハーボットを貼り付ける時にもハーボットオーナー養成講座にお世話になりました。この場でお礼申し上げますm(^^)m。)

ヤフーで「やばい」を検索すると、本来の意味と現代風の意味とどちらにも使われているのがわかる。私は「この料理、やばい」とは言えないなぁ...言ったとしたら、文字通りの意味になりそうだ(^^;)。

どうして、「やばい」がそんな意味に使われるようになってきたのかについては、
かっこいいことは「やばい」などを読むと、なるほどねぇ、という感じだった。

とにかく、言葉は移り変わるものだし、使われる状況によって同じ言葉がまったく別の意味になるから、むずかしくもあり、おもしろくもある。

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