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聖パトリックの日

うちの保育園のお昼の給食メニューは、たいていの場合、たんぱく質、炭水化物、野菜、果物がそれぞれ一品、という感じだ。たんぱく質はチキンかビーフが多く、たまにターキーが出る。豚肉が出ることはほとんどなく、時々サンドイッチにハムが使われる程度だ。魚もごくたまにフライが出る程度。炭水化物はパン、パスタ、ご飯などで、ポテトがある時はそれ以外の炭水化物がないこともある。野菜はにんじんだけ、とか、インゲン豆だけ、ほうれんそうだけ、などいたってシンプル。野菜は冷凍のものが多いし、かんづめをあけただけ、ということもある。果物もたいてい一種類で、かんづめが使われることが多い。

ところが今日のお昼はちょっと豪華だった。
ポテトのチーズ焼きにパン。インゲン豆。魚のフライ。果物は煮たりんごとかんづめのみかん。日本の保育園の給食と比べると豪華とはいえないかもしれないが、うちの場合だと、ふだんより品数が多いので、どうしてだろう、と思い、カレンダーを見ると、3月17日は "St.Patrick's Day" と書いてある。同室の保母さんに「それって何?」と聞いてみた。

で、彼女も、聖パトリックが誰であるか、など、よくは知らないのだが、とにかく、アイルランドの祝日であること。そしてこの日は緑の服を着ることになっているらしい。そうするとつねられない。つまり、緑の服を着ていない人はつねられる可能性がある、ということになる。

私はこのところずっと遅番だったのだが、今日は、早番の人の都合で交代した。で、登園してきたひとりの子どもの親が、「今日はベティ(仮名)は緑の服を着てるのよ。つねられないようにね。」などと言う。私は聖パトリックの日のことをまったく知らなかったので、親がどうしてそんなことを言うのかわからず、「そういえば、彼女は2日前、ちょっと友達に指を噛まれちゃったからなぁ...それを気にしてるのかしら...」などと思いながら、曖昧に受け流した。で、給食後に保母さんと話していて、親の言っていたことがようやくわかったわけである。他の親は緑の服を着せている人はいなかったし、この保育園に勤めて5年目になるけれど、今までにこんな話を聞いたことはなかったから、それほどアメリカでは全国民的な行事ではないのだろう。でも、もうひとりのフィリピン人の保母さんも知っていたから、みんな知識としては知っているようだ。「アメリカでは多くのアメリカ人が盛大なパレードをする」と書いてあるサイトもある。どうして緑の服を着るのか、などについては、ここ。 

来年の3月17日に覚えていたら、同僚をつねってみようかな!?

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