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ビデオ「奇跡の歌」 Looking for an echo

久々に気持ちのよい作品だった。ストーリーはわかりにくいところもあるのだけど、気持ちよかったのは音楽。まず最初の場面で、高音のきれいな声が響き、ああいいなぁ、と思っているうちに、しっとりとした歌が始まる。

ヴィニー(アーマンド・アサンテ)はかつて人気グループのリードボーカルだったが、現在は引退してバーテンダーをしている。まわりの人間は彼にもう一度歌ってほしいと願っているが、彼は頑として歌おうとはしない。父と同じくミュージシャンをめざす次男、難病で入院中の娘、その娘の担当看護婦でヴィニーと恋に落ちるジョアン(ダイアン・ヴェノーラ)、そしてかつての仲間達...それらの人たちとの関わりの中でヴィニーは...という話。

とにかく、突然始まるドゥーワップソングがとても気持ちいい。そういうのが随所に出てきて、人間の声っていいなぁ、と思う。

もうひとつ、いいなぁ、と思ったのは、(以下ネタバレ)

50歳になって恋をするヴィニーとか、初デートに出かける時のジョアンの美しさとか、そういうのがとても自然な姿と感じられることだ。ジョアンは映画の中の人だけど、サバサバした性格が素敵だなぁと思う。ヴィニーが結婚を申し込む場面とかはジョアンが可愛くて、見ていてこっちまでなんだか嬉しくなってしまった。

ストーリーはいまいちすっきりしないけど、音楽の楽しさとハッピーエンドの心地よさが残る。サントラのCDを買おうかな。

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コメント

いいですよね、『奇跡の歌』。掘り出し物だと思いました。

家族や友人に愛されて、でも少々くたびれているヴィンスのキャラクターが絶妙です。ジョージ・クルーニーを壮年にしたような感じでなかなか渋く、過去を引きずっているところを誇張していないので、地に足の着いた存在感がありました。

脇役も手堅く、要所の山場でうまくコーラスシーンを使っていて、実によい見せ場となっていました。心の交流と人々の体温がにじみ出てくる良作でした。

投稿: 塩野 | 2004.04.23 06:54

塩野さんも見ておられたのですね。
今、「ない袖は振れない」のほうで、感想を読ませてもらいました。

だいたい週2本くらいのペースでビデオを見ていますが、このところずっとあんまりアタリがなくて、久々に楽しめた作品でした。有名な俳優がいるわけじゃなく、特にヒットしたわけでもなく、でも個人的に好き、というような作品に出会うと嬉しいですね。

投稿: じゃりんこ | 2004.04.23 17:24

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