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おそろしい2歳

昨日の放送大学「乳幼児心理学」で、"terrible two"(おそろしい2歳)の話がでてきた。子どもの自律性の発達が主題で、だいたい1歳半くらいから、自分を強く主張し始める、という話だ。これはまったくもってそのとおり。子どもによって自己主張の激しさや始める時期の違いはあるけれど、だいたいそのくらいから、親や保育者の言うことを素直にきかなくなり、自分のやりたいようにやろうとする傾向が出てくる。"No!" と "Mine!" が特徴的な言葉で、この傾向がでてくると、ああ、この子も2歳になっていくんだなぁ、と思う。

放送でも言っていたとおり、アメリカでは terrible two と言われている。実際、「いやだー」と泣き出したら、泣き止まない頑固な2歳児とつきあうのは、ストレスのたまる仕事だ。2歳児クラスの園庭で大きな声で泣いている子どもをよく見かけるが、「私はやっぱり1歳児クラスのほうがいいな」なんて思ってしまう(^^;)。ちょうどトイレトレーニングの始まる時期でもあり、親の思いと子どもの状態がすんなりと一致しなくて、これまた強いストレスを感じることになる。

でも、言語能力の発達はめざましい。たいていの1歳児は単語を話す程度だが、そんな子どもたちも2歳児クラスに行くと、どんどん文の形で話せるようになっていく。2歳児クラスの子どもたちと話すのは楽しい。1歳児はなんでも口に入れてしまう子どもがまだ多いので、造形活動でも使える素材などが限られがちになるけれど、2歳になるとできる活動がふえていく。そういう意味ではおもしろいクラスだ。

アメリカでは、「terrible two ではなく、terrific two (すばらしい2歳)と考えましょう」と育児書などに書かれていたりする。でも、本音を言うなら、たまに話をするのはともかく、やはり日常的に2歳児とつきあうのはかなりエネルギーのいる所業だ。

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