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子どもの偏食

今日のうちの保育園の昼食メニューは、ハムとチーズのサンドイッチ、ブロッコリ、りんご。部屋にはテーブルがふたつあって、それぞれ5人の子どもと保育者がひとり座る。私のテーブルに座った5人のうち、サンドイッチをそのままみんな食べる子はひとりで、あとは、パンだけ食べる子がふたりと、チーズがやたら好きな子と、ハムがやたら好きな子。その子達は、自分の好きなものを食べてしまうと、次々と新しいサンドイッチをほしがるのだけど、お皿には自分の食べないものが残ったままだから、いかにももったいない。

というわけで、全部食べる子を別にして、ひとつのサンドイッチのパンをふたりに、ハム、チーズをそれぞれ別の子にあげると、まるくおさまるので、おかわりはそういうふうにあげてしまった。「ハムを食べ終わるまで、次のはあげないよ」というやり方をする人もいるが、私は好きなものから食べてもいいんじゃないかな、と思っている。

小さな子どもの「偏食」は、アレルギーに対する身体の防衛反応である場合がある、と聞いたことがある。子どもは自分の身体によくないものを本能的に知っている、というのだ。だから無理強いしてはいけない、と。

いろいろなものを食べられたほうが楽しいと思うけれど、無理やり食べさせられても楽しくはないだろう。私のテーブルの子どもたちは誰もブロッコリに手をつけなかったので、美味しそうに食べてみせて、一緒に食べようよ、と促すと、とりあえず、一口は食べてみる、という子もいるが、更にほしがるほど好きな子はいなかった。もうひとつのテーブルでは、ブロッコリはすごい売れ行きだったのだけど。どんどん食べている子がいると、つられて食べてみる、みたいなことは、年齢が高くなるにつれて出てくるかもしれない。

そうしておかわりのサンドイッチは見事になくなり、サンドイッチのお皿が空になったのを見た子どもたちは、しかたなく、自分の皿に残った別のものを食べ始めたりした。もちろん、食べない子もいるわけだが。

好き嫌いをいえるのはぜいたく、という意見もあるかもしれない。保育園で、毎日、大量にでる残飯(今日はほとんど何も残らなかったけど。うちのテーブルのブロッコリはもうひとつのテーブルの子どもたちがみんな食べたので)に罪悪感を感じるのも事実だけど、やっぱり食事は楽しく!と思う。

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