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映画「ビッグ・フィッシュ」

いつも息子に自分の冒険談を語って聞かせていた父エドワード(アルバート・フィニー&ユアン・マクレガー)。子どものころは楽しくそれを聞いていた息子ウィルも、成長するにつれ、父の「ほら話」をうとましく思うようになる。そして彼の結婚式で「息子の生まれた日の(ありえない)話」をする父親に、ついに愛想をつかしてしまう。その後父親とは疎遠な状態が続いていたが、父が病の床についた、という知らせを聞いてウィルは実家へ。父に「ホラ話ではなく、本当の話が聞きたい」と頼むのだが...

何が本当で何がウソなのか。
映画を見終わった後でも、どこまでが本当のことなのかわからないような話だったりするのだが、それでいいのかな、という気がした。人生を豊かにするのは「本当のこと」とは限らないのだ。

私にとっては久々に映画館で見た作品で、「お伽話」的な映像も、大きなスクリーンで見るのが楽しいものだった。

(以下ネタバレ)

胸にジンとくるのは、やはり最後、息子が父の最期を父に語って聞かせる場面だ。
父は「自分の最期」を若い頃に魔女の目の中に見た、と言い、自分がどうして死ぬかを知っているから、それ以外のどんな危なそうな場面に出会っても、「これで死ぬわけじゃない」から大丈夫、と思っていられた、と話す。これっておもしろい設定だなぁと思う。
そして、実際には病院のベッドの上にいるのだが、息子のおかげで、「楽しい最期」を経験することになるのだ...

ダニー・デビートがいかにも彼らしい役でちょっと出ているのも私には嬉しいことだった。

ただ、「一目惚れ」というのを信じられない私は、そういう場面にはなかなか入っていけないのだけど...結局、自分の経験を超えたことはなかなか共感できないものだと思うのだけれど、お伽話にしてしまうことで、かえって共感できるものなのかもしれないと思う。

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» ビック・フィッシュ [うきうき]
渋谷での公開が最終日ということで、見に行ってきた。 久しぶりに見たティム・バー [続きを読む]

受信: 2004.09.26 17:33

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