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自由と民主主義がお買い得!?

昨日の毎日新聞「東論西談」の記事は、本当にそうだなぁと思ったので、書いておきたい。

「自由な中東を」「中東に民主主義を」。サミット会場では米政府関係者が連日、米国流価値観のバーゲンセールを繰り広げた。...(中略)...テロリズムとの戦いを、自由と民主主義を世界中に広げる戦い、と単純に規定することに、ヨーロッパ人は危うさを感じている。それは米国の強さではなく、むしろ弱さ、焦燥感の裏返しでもあるからだ。...(中略)...誰も反対などしない「自由」や「民主主義」という理想を掲げ、あの戦争を正当化するのは、いかにも苦し紛れと映る。休まずこぎ続けないと、自転車は倒れてしまう。それと同じように、イラク戦争は間違っていなかったと信じ、テロの恐怖に打ち勝つには、自分たちの価値観の絶対的正しさを日々確認しないと不安でたまらない--。「自由」と「民主主義」は、余裕を失ったそんな米国人の、護摩札のようなものではないか。

放送大学「アメリカの歴史」で、イギリスの植民地政策に反対して独立したアメリカが、次第に他国の政治に干渉していく姿を見て、今と同じだなぁと感じてしまう。スペインの圧政に苦しむキューバを救わなければいけない。民主主義を知らない国にそれを教えていかなければならない。

当時、アメリカが領土を拡大し、帝国主義的になっていくことに反対した人たちもいるという。でも、今、「自由と民主主義」をもちだされたら、誰も反対なんてできない。だけど、それがアメリカの目的なのか、というと、それを本当に信じている人はどのくらいいるのだろう。信じたいと思っている人は多いだろうと思うけれど。

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