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絵の中の人がどんな恋をしているかわかる?

David Bull さんというカナダ人の木版画職人がいる。自分でオリジナルの作品を作るのではなく、江戸時代、明治時代などの浮世絵作品を複製することをメインの仕事にしているので、彼自身は、木版画家というより、木版画職人というほうがいいらしい。

彼の今年の仕事は、「四季の美人」で、1年に4作の美人画を仕上げる予定だ。第一作目「春」のぶんをお客さんに送って反応が返ってきたところで、作品に対する見方にふたつのタイプがあることに気づいた、と言う。第一のグループは、純粋に装飾的な要素を楽しむというもの。色、線、視覚効果、職人の技術などがどれほど美しいものを作り上げているか、というところが興味の中心で、彼もこちらのタイプだそうだ。

もう一方のグループは、絵の中にもっと意味を見出そうとするタイプ。描かれている人の人間性や感情などを見ようとする人たちだ。

そこで、彼は、喜多川歌麿によって描かれた5枚の美人画をとりあげる。これは、あるシリーズで、それぞれにタイトルがついている。

Obvious Love  (あらわるる恋)
Reflective Love (物思う恋)
Love that Rarely Meets  (稀に会う恋)
Deeply Hidden Love  (深く忍ぶ恋)
Love that Meets Each Night  (夜毎に会う恋)

歌麿はそういう思いをこめてこれらの絵を描いたわけで、はたして、私たちは、絵を見ればそのタイトルがわかるだろうか、というのが彼の知りたいことなのだ。

以下のサイトにアクセスしてぜひ挑戦してみてください。

木版画「四季の美人」クイズ

残念ながら、今のところ、英語版しかないのですが、英語を読むのがめんどくさければ、スクロールして最後の5枚の絵(それぞれの絵をクリックすると、大きな絵を見ることができます)のところで、タイトルを選択して send ボタンを押してください。そうすると、それぞれの絵について、何人の人がどういう答えを選択したかを見ることができますし、もちろん、正解もわかります。彼が日本語版をまだ作っていないのは、絵をよく見ると文字のタイトルが書かれているので、画像を修正しなくてはならないからだそうです。というわけで、文字に頼らず、絵から判断するようにしてください。
(...と書いたのですが、昨夜、タイトル部分が日本人に読めないように修正したそうです(^^)。...7/17追記)

挑戦できるのは1回だけで、2回目はできないようになっているそうです。

私の結果は...今は言わないほうがいいかな。私は104人目の挑戦者だったようで、いろいろな人の答えを見るのもなかなかおもしろかったです(^^)。

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