映画「華氏911」
おもしろかった。
マイケル・ムーアのメッセージは明快で気持ちがいい。
米軍基地で働きながら、アメリカのことをよく知らないものだなぁ、と思わせられた(^^;)。ブッシュの履歴や、大統領選のこと...
ちょうど今「自壊するアメリカ」(赤木昭夫他著 2001年12月発行)という本で、戦争で儲ける人たち、石油のこと、サウジアラビアのことなど、を読んで、そうなんだ...と思っていたところで、マイケル・ムーアが伝えているようなことを、もっと前から言っている人たちもいるわけだけど、彼がこうして映画という形にしたことはやっぱりすごいことだと思う。そして、それは確かに、ある意味で、アメリカという国の健全性を示しているとも言える。時の大統領を正面きって批判することができる国なのだから。
(以下ネタバレ)
もっともそれは、マイケル・ムーアが、今やある種の「権力」になっていて、当局も簡単には手が出せない、というところがあるのかもしれないけど。スポーツジムで政府に批判的なことを言ったら、FBI が家に来た、というエピソードを語る老人。平和を語る市民運動にスパイとして潜入していた人がいた、という事実。誰でも言いたいことが自由に言えるのか、というと、どうなんだろう。
戦場で、自分のしていることに疑問を感じている、と吐露する兵士。映画であんな発言をしたことで、彼は軍にはいられなくなるんじゃないかなぁ、と思ってしまった...
息子や家族を亡くした人達の様子は、見ていて胸がしめつけられた...
"Do Something" ...映画が終わってクレジットが流れた時、この言葉を見て、そうだ、マイケル・ムーアという人は、自分にできることをやっているんだなぁ、と思った...
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画「人生に乾杯!」Konyec(2009.07.05)
- シネマ歌舞伎「ふるあめりかに袖はぬらさじ」(2009.06.27)
- 映画「はりまや橋」(2009.06.20)
- 映画「劔岳 点の記」(2009.06.05)
- 映画「60歳のラブレター」(2009.05.23)


コメント
SFとかファンタジー以外の映画は見たいと思わないCosですが、これだけはちょっと見てみたいなぁと思っています。
ただ、かなり忙しいので時間が取れなさそうなのがちょっと残念
投稿: Cos | 2004.08.29 10:43