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本「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか」 by アレン・ネルソン

副題は”ベトナム帰還兵が語る「ほんとうの戦争」”。「ほんとうの」というのは、この本を読んでみるとわかる。「戦争」と聞いても、多くの人は、そのほんとうの姿をイメージできないのではないだろうか。たとえば、今日の朝刊一面に「イラク交戦 172人死亡」と出ている。今までの私だったら、「なんてたくさんの人が...」とは思っただろうけど、今日は、そのひとりひとりのことが思われてしまった。

著者は、アフリカ系アメリカ人のベトナム帰還兵。知人に頼まれて、ベトナムでの経験を小学校で話した時に、ある女の子から、タイトルとなっている質問を受けた。その時の著者の思い、そして子どもたちの反応...読んでいて涙が出てきた。

涙が出てきたのはそこだけではない。これは「シリーズ 子どもたちの未来のために」の一冊で、子ども向けに易しい文で書かれているが、胸に響く話だ。ぜひ、多くの子ども達に、そして大人にも読んでほしい。

4062119048「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」―ベトナム帰還兵が語る「ほんとうの戦争」 (シリーズ・子どもたちの未来のために)
Allen Nelson
講談社 2003-08

by G-Tools

(以下、内容の要約)

彼が何故、海兵隊に入ったのか。海兵隊での生活はどんなものだったか。沖縄でどんなことをしていたか。軍内部での白人と黒人の関係は。初めて人を殺した時のこと。「ベトコンは人間じゃない」と思っていたが、その考えを変えたできごと...PTSD...

戦争とは人を殺すことなのだ...

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» 9条があってラッキー [chambre de yoshi]
6日、渋谷革新懇が主催してのアレン・ネルソン講演会が代々木で開かれた。 アレンさんは、元米海兵隊員。ベトナム戦争への従軍経験がある。「戦争とは何か?」「人を殺すとはどういうことか?」。実体験を元に、来日のたびに各地を語り部として行脚している。 アレンさんは、見たとおりの黒人さんで、母親一人の手で他の3人のきょうだいとともに育てられた。すなわち、米国を代表する「貧困層」の出身だ。 そんな彼は、海兵隊があこがれで、入隊したことを誇りに思った。厳しい訓練にも耐え、ベトナム戦争に従軍することも名誉... [続きを読む]

受信: 2006.03.11 14:48

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