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働くママ vs 専業主婦

うちの保育園の休憩室ではいつもテレビがついていて、私の休憩時間が始まる10時にはよく「ドクター・フィル」というショーがやっている。なんらかの問題を抱えた家族が出演して、心理学者のフィル先生がいろいろコメントして、というような番組で、私はいつもはあまり見ないのだけど、先週の金曜日は、「保育園」とか「子どもの発達」なんていう単語が聞こえてきて、「何々?」と見入ってしまった。

テーマは「母親は外で働くべきか家にいるべきか」というもので、それぞれの立場を代表するふたりが前でドクター・フィルとともに討論し、聴衆もふたつのグループに分かれて意見を述べる、というスタイル。そもそも、働くママと専業主婦を対立させるような設定がいやだなぁ、と思ったけど、保育園で働く私としては興味のある内容なので番組を見ていた。

働くママの代表は小学校の先生をしている女性ソニヤで、ドクター・フィルは彼女に、「学校の先生をしていて、専業主婦の子どもとワーキングママの子どもとで、違いを感じることがありますか?」と尋ねた。彼女は答える。「違いはそこじゃありません。親に気をかけてもらっている子供か、そうでない子供か、ということです。」私もそう思う。母親が仕事を持っていても、子どもが親の愛情を十分に感じている場合もあるし、母親と四六時中一緒にいても、親にうとまれている、と感じている場合もありそうだ。

専業主婦を代表する女性リアは、「母親は家庭にいて子どもの世話をするべき」という考えの持ち主で、「汚らしい保育園に8時間も10時間も子どもを預けているワーキングママは恥を知るべき」なんていう意見には、「保育園って汚くないわよ」と思わず言いたくなる。今時の保育園は超清潔(異常なほど)だったりするのだ。どこでもそうだというわけではないかもしれないけど。

彼女とドクター・フィルが話しているのを聞いたソニヤは、「つまり、こういうことですか。女性の仕事は家庭で子どもの世話をすることだけで、外に出て社会に貢献することではないと?」それに対しリアは、「子どもの世話をするのは、社会に貢献することじゃなっていうの?」と反論。確かにそうだ。外に出てお金を稼ぐような仕事をすることだけが社会への貢献というわけじゃない。

その後、聴衆の意見を聞いたりした後で、ドクター・フィルがまとめる。
「結局、どちらの側も、同じことを願っているわけだ。子ども達が健康で幸せであるように、と。外で働くかどうかが問題なんじゃない。子ども達が、家庭で「自分は特別な存在なんだ」と感じられるようにしてあげること。母親がどんな選択をしたとしても、子ども達の気持ちを大切にして、彼らを邪魔者扱いすることがないようにしよう。」
...と、両者の主張を際立たせるような番組進行の後、結論はいたって中立的というか、まあ、双方納得いくような形に。これがディベートっていうものかな。

番組の内容をもう少し詳しく知りたい方はこちらへ。

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1.57ショックが拍車をかけたのか社会的に“女性が子供を産んでも働きやすい職場づくり”の機運が高まっている。環境が整いはじめたと喜んでいるが、現実には子供を産んでも安心して預けられる場所が少なく、仕事を持つ母親が苦労されているのがわかる。 弊社メンバーは、私を含め全員既婚女性。ひとりは子供を授かり、数ヶ月のうちに産前産後の休暇・育児休業制度を利用する予定である。出産のタイミングや定員など保育所問題が立ちはだかる。もう一人は小学生1年生の母親。夏休みが始まると安心して預けられるところが少ないので... [続きを読む]

受信: 2005.08.11 00:04

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