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ビデオ 「パパとマチルダ」 A Simple Twist of Fate

邦題からファミリー向けのほのぼのコメディというものを期待したのだけど、結構ドロドロした話だった。

マイケル(スティーブ・マーティン)は、妻の出産を心待ちにしていたが、直前に自分の子どもではないことが判明。離婚の後、世捨て人のような生活を送っていたが、ある日、自宅の前で行き倒れていた女性の子どもを養女として育てることにし、その子のおかげで彼の生活も明るいものとなっていく。その娘マチルダが聡明で美しい少女に成長した頃、なんと彼女の実の父親が現れて...

子どもの成長を描くあたりは、見ていて楽しいのだけど、そこにいくまでの話のトーンは暗く、(勝手に)期待していたようなものではないので、見るのをやめようかと思ってしまったほど。実の父親の主張も不愉快で、現代にはありえない話だよなぁ(これは1994年の作品)と思ったけど、職場のアメリカ人の同僚に話を聞いてみると、ありえないことでもないらしい。

(以下ネタバレ)

子どもの親権を争う、というのはよくあるテーマだが、長年、その子を可愛がって育ててきた養父がいるのを知りながら、金に物を言わせて親権を主張する、というのは信じられない。で、子どもの方が養父との生活を望んでいるにもかかわらず、実父のほうが裕福で子どもに十分な教育を保証してやれそうだから、と、そちらに親権を認めるーそんなことってあり?と職場の同僚に聞いてみたら、「よくある話よ」と言う。やっぱり血のつながりって大きな要素だし、と。

アメリカの法律制度をよく知らないけど、もし、判事が決定をくだしたら、それには従わないといけないらしい。現実には、「とりあえず3ヶ月、実父のもとで暮らして様子を見る」というようなことが行われたりするらしいから、子どもが養父と暮らすことを強く望んでいる場合は、結局はそれがかなうことになるのかな、とも思うけれど。

この映画で好きだったのは、マイケルがマチルダのために、熱気球を買ってきて、自分が飛ぶのを見せたり、彼女と一緒に飛ぶところ。いなくなったマチルダをさがしに熱気球を使うっていうのもすごかったな。(現実だったら笑い事ではすまないと思うけど(^^;)。)

あと、マチルダが泣く演技のためにメンソレを使うところ(^^)、とか、かな。

結局、悲劇的な結末にはならずにすむのだけど、判決(?)がどんでん返しになった理由というのもあまり気持ちのいいものじゃないし、親権をめぐるこんな争いがあちこちで起こっているとするなら、アメリカって悲しい国だな、と思う。

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コメント

他人親子系というのかな?最近ビデオで観て良かったのが「マーサの幸せレシピ」と「アップタウンガールズ」です。
じゃりんこさんは、ご覧になりました?
この2作品は「父子」ではなく「母子」的ですが、わかりやすく、ハッピーエンドなのが、実によかったです*^^*

前作は事故死した姉の娘と、後作は多忙な事業家の母親の代わりにシッターとして関わった女の子と、それぞれ「母親」ではない(実母でないだけでなく出産歴もなさそうな独身の)女性が、家族的(母というより友だち・そばにいる大人的)に関わる中で互いにかけがえのない存在になっていくお話です。
女性がそれぞれ「子ども」との関わりの中で変化して、対パートナーとの幸せな関係も築いていくってトコがまたよいです。「友だち」の存在も・・・(ああどんどんネタバレ^^:)

私は「産む」ことなく「母」になることもないのかも・・・と淋しく思うことがありますが、こんな関係もあるんだ・・・と思って、あったかい気持ちになりました。

投稿: ソラ | 2004.09.10 18:13

ソラさん、どうも(^^)。

その2作品、私はまだ見ていませんが、機会があったら見てみようと思います。

「母」になれたことは、私にとってはすごくラッキーなことでしたが、
人と人との関係で一番大切なことは「血」ではないと思います。
血のつながりのない豊かな関係はたくさんありますよね(^^)。

投稿: じゃりんこ | 2004.09.10 21:57

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