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ビデオ「すべては愛のために」Beyond borders

私達はここ日本で、一応、平和に、食べるものに困ることもなく暮らしているけれど、世界にはそうでないところがある、ということに改めて気づかされる映画だった。とても悲しい映画だけれど...

エチオピア、カンボジア、チェチェン...戦争、貧困、病気の蔓延...それらに苦しむ人たちを少しでも助けようとする人たち。それは生易しいことではなく、わが身が危険にさらされることだって覚悟しなければならない。

イギリスで、慈善事業関係のパーティが行われていた時、ひとりの男が乱入。彼はエチオピアの難民キャンプで活動している医師ニック(クライブ。オーウェン)で、パーティの偽善性を指摘し、本当に必要なところに援助を、と訴えかける。サラ(アンジェリーナ・ジョリー)は、彼の訴えに心を動かされ、莫大な私費を投じて、エチオピアに出かけていくが、難民がおかれている現状は予想をはるかに上回る悲惨なものだった...

(以下ネタバレ)

エチオピアやカンボジアの状況の描写は、ある程度、現実に基づいたものなのだろう。それについては、映像の力を感じるし、自分の身を賭して危険なところで活動している人の姿には心をうたれる。

ただ、サラが危険な地域にでかけていき、様々な救済活動を行った一番の動機が、ニックへの愛だった、というようなストーリーは、あまり好きではない。どんな危険なところへでもでかけていけるほど誰かを愛することができる、というのは素敵だとは思うけれど...。「すべては愛のために」という邦題は原題とはかなり印象が違うけれど、映画の中心的なテーマは確かにそっちかな、とも思う。個人的には、恋愛を多少からませるにしても、中心は、世界の惨状とそこで献身的に働く人たちの姿を描く、というものにしてほしかった。

最後、サラが雪の中で地雷を踏んでしまう場面は、カンボジアの青年とのやりとりを思い出させて、とてもドラマチックな作りだ...現実の世界ではハッピーエンド?になるように、何かできることはしたいと思う...

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トゥーム・レイダーでお馴染みのアンジェリーナ・ジョリーが主演の映画です アクションとセクシーさが売りのアンジェリーナ・ジョリーにはない内容と演技ですね ... [続きを読む]

受信: 2004.10.21 00:23

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