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映画「パパラッチ」

「パパラッチ」というタイトルの映画はこれまでにも何度か撮られているようだけど、これは2004年アメリカの作品で、日本の劇場ではまだ未公開、というか、公開されるかどうかも知らない。私の英語力では理解できない部分があるのは仕方ないとして(^^;)、それにしても、え?と言いたくなるようなところのある作品だった。

新人アクションスターのボー(コール・ハウザー)は、新作映画の発表会で多くのカメラフラッシュを浴び、スターになった実感を楽しんでいたが、私生活を無遠慮に撮影するパパラッチに怒りを感じるようになる。パパラッチの側も、ボーに敵意を燃やし、ある日、彼の車を追走するうち、彼に交通事故を起こさせてしまい、同乗していたボーの息子は意識不明の重体となる。その後も執拗にボーを追い続けるパパラッチ達にボーはついに切れてしまう...

最初のほうのクレジットで「メル・ギブソン」の名前(プロデューサー)が出てきて、へぇ、そうなんだ、と思っていたら、作品の中にちょこっと登場したりしていた。インターネットムービーデータベースの記事を読んでいると、メル・ギブソンがパパラッチ達への怒りを表す手段として製作したのかな、という感じだ。

確かに、パパラッチのやり方は許せない。どんな有名人だってプライベートの部分はあるし、この映画でパパラッチ達がやっていたことは(アメリカの法制度はよく知らないけど)違法だと思う。でも、法に訴えて争って改善される、というようなものではないらしい。この間、ケーブルテレビでヒュー・グラントのインタビュー番組を見たのだけど、「パパラッチにはうんざりする。始めのうちはそれを訴えたりしていたけど、どうしようもないことがわかった」というようなことを言っていた。有名スターはみんなパパラッチには悩まされているに違いない。というわけでこういう映画を作りたくなるんだろうなぁ。

(以下ネタバレ)

それでも、だからって、スターがなんでもやっていいことにはならないだろう。
ボーが、自分を追跡してきたバイクのパパラッチを死なせてしまったのは偶然だとしても、その後は意図的に殺人を犯している。彼をサポートする探偵(デニス・ファリーナ)は、ボーが殺人に関わっているのではないか、という疑いを持ちつつも、彼に問いただすことはしない。パパラッチの中心人物が最後に逮捕され、ボーの息子は意識不明から回復し(私がいくらハッピーエンドが好きでも、なんだかなぁ、と思ってしまった)、そしてボーの罪は問われることなく、物語は終わってしまう。

いくらパパラッチに怒りを感じている有名人でも、この映画を見てすっきりした気分にはなれないんじゃないだろうか。それとも、あんなやつらは死んで当然、と思うだろうか。他人に私生活を覗かれるのはものすごくいやなことだろう、というのは想像できるから、実際経験した人でないと、パパラッチへの怒りの激しさはわからないものなのかもしれない。逮捕されたパパラッチがカメラフラッシュにさらされる場面だけは、小気味よい感じがした。

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じゃりんこのコーヒータイムさんで詳しく紹介している映画「パパラッチ」のオフィシャ [続きを読む]

受信: 2004.09.18 17:23

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