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男らしさ、女らしさ

放送大学面接授業「社会調査実習」。授業の感想はまた明日以降書こうと思うが、今日、調査のデータ収集のとっかかりとしてやってみたことで感じることがあったので、とりあえずそのことについて。

新聞の折り込み広告から男性あるいは女性の絵(写真)を切り取り、それらを大きな紙に、左側がより男性らしいもの、右へ行くに従って女性らしいもの、というふうに並べていく。それを4、5人のグループでやるのだ。ロングヘアでコート姿の女性、着物を着たおばあちゃん、エアロビクスをしているショートカットの女性、割烹着姿の女性...また背広姿の男性、板前さん(男性)、引越し作業着の男性、タンバリンを叩く男子高校生(?)、たぶん男の赤ちゃん...などなど。そのうちのどれがより女らしく、どれがより男らしいということになるのか。グループで話し合いながら並べていく。

私自身は、男らしいとか女らしいとかいうことを多分あまり意識したことはなく、うちの娘達にも「女の子らしくしなさい」なんて言ったことはない。たとえば、「男は仕事、女は家庭」というようなイメージは好きではないし、「男は強い者、女は弱い者」というふうに考えたくないと思っている。ただ、この作業をする時に、他の人と一緒にやった、ということもあるが、私自身、かなり伝統的なジェンダーイメージを持っているのだ、と思った。たとえばウェーブのかかったロングヘアの女性がやさしく微笑んでいる写真のほうが、ショートヘアで理知的な顔立ちの女性より女性らしいと感じる。でもたとえば、割烹着姿の「おふくろさん」という感じの女性と、素晴らしいプロポーションで美しいモデルのような女性と、どちらがより女性的か、と言われると私には決めるのはむずかしい。私達のグループは女ばかり5人だったが、その中でも、何をもって一番女性的とするか、という感じ方は同じではなかった。

他のグループはすべて男女混合グループで、それらの発表を聞いていておもしろかったのは、男性と女性で、女性らしさ、男性らしさに対する感じ方が違う、ということだ。たとえば、あるグループでは、男性陣は、水着姿で肌の見える状態の女性をより女性らしい、とし、一方、男性については、筋肉隆々の男性より、背広姿の男性をより男性らしい、と位置づけたがった、という。女性陣はその逆で、男性については筋肉など肉体的な特徴をより男性的と感じ、女性については、着衣の女性のほうに女性らしさを感じた、という。

これらについては、そもそも、個人の感じ方がまちまちなので、グループでなんとか順位を決めて並べることに意味がない、という考え方もあると思う。ただ、私自身はこの作業をすることで、自分自身の感じ方に気づいておもしろかったのだ。

子ども達に「女らしく」と求めたことはないし、伝統的な男女の役割を固定化することには気をつけなければいけないと思うけれど、男と女は同じではない。自分が女であってよかった、と思ったのは学生時代。もし男に生まれていたら、家事や雑事を女性におしつけて自分は楽をしようとする男性になっていただろう、と思ったから。そして、子どもを産み、母乳で育てることができて、これはとても楽しかった。私はオシャレなほうじゃないけど、それでも、いろんな服を着るのは楽しい。もっともこの点に関しては、今は、女性のほうが服装を選ぶ際にバリエーションが豊かだけれど、男性ももっと豊かになってもいいのかもしれないけど。

私はジェンダーフリーの考え方に基本的に賛成だと思うけど、多くの人が異性に惹かれることも事実だ。異性のどんな部分に男らしさ、女らしさを感じて惹かれるのかは人それぞれだとは思うけれど、神様が男と女を創ったのは(創ったのが神様じゃないとしても)、何か意味があったのだろう。

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