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映画「エレニの旅」

新聞、雑誌で絶賛されている記事を読み、また、この夏、トルコとともにギリシャにも少し行きたいと思っているので、ギリシャが舞台であるこの作品を見に行った。

ロシア革命の勃発で、ロシアから逆難民としてギリシャにもどってきた人々。その中にエレニという幼い少女がいた。両親を失った彼女は、ある難民の家族にひきとられ、そのうちそこの息子と恋仲になるが、息子の父が妻を亡くした後、エレニを娶ろうとしたため、村を逃げ出す...

映像のひとつひとつは本当に美しい。「紺碧の海と白い建物」といったギリシャのイメージとはまったく違って、どんよりと曇った空、全体的に暗いトーン、それなのに美しい。

ただ、私が、難民とか当時の時代背景をよく理解していないせいか、話の展開はちょっとわかりにくかった。芸術的というか演劇的というか、悪く言えばちょっと芝居じみた感じとか不自然な展開があって、私ははいりこめなかった。でもハリウッド映画とまったく違った雰囲気は新鮮。私は今までこのテオ・アンゲロプロス監督の作品を見たことがないけど、ハーヴェイ・カイテルが出ているという「ユリシーズの瞳」は見てみたい。

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ミスマッチディ

毎年4月は「軍の子ども月間」(Month of the Military Child) で、子ども向けイベントが開催されたりするのだけど、今年は、保育園でも、毎日「何々の日」というのを決めて行なう、ということになった。といってもそんなに仰々しいものではなくて、「シャボン玉の日」とか「午後のおやつを親と一緒に食べる日」といったようなもの。多いのは、服装などに関するもので「帽子の日」「赤色を着る日」「緑色を着る日」...といった具合。でも、うちのクラスではあまり忠実にカレンダーに従っていないのだけど、プリスクール(3歳以上のクラス)ではきちんとやっているようだ。「パジャマディ」というのがあって、パジャマ姿で現れた保母さんを見た私はびっくり。その日はプリスクール担当の保母さんはみんなパジャマだった。もちろん子ども達も。男性保育者はパジャマではなかったようだけど。

mismatchで、この写真(クリックで拡大)は昨日の「ミスマッチディ」。彼女は20代のとても可愛らしい保母さんで、ヘアスタイルもちょっと工夫していたのだけど、さすがに顔を載せるのははばかられたので首から下の写真にした。ミスマッチディというのは「どういう格好をしていいのかわからない」という子どもも多かったらしく、パジャマディのように全員というわけではなかったけど、とにかく子ども達は彼女の格好に大受けだったそうだ。こういうバカバカシイことを楽しんでやってしまうところ、アメリカ人っていいなぁって思う(^^)。

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大丈夫?いまどきの中高生

ロンドンに住むペンフレンドとはもう15年近いつきあいになる。長女が生まれた後、仕事をやめて専業主婦になったとき、英語の勉強を始め、勉強を兼ねて彼女と手紙のやりとりを始めたのだ。手紙が来ると、できるだけ急いで一所懸命に返事を書いたものだったけど、私がまた仕事をはじめて、やりとりもずいぶん少なくなった。会ったことはなく、今では年に数回メールをやりとりする程度だけど、おたがいなんとなく気が合う。彼女も私も旅が好きで、違った考え方や文化をおもしろがる、というようなところが共通しているのかな。

彼女は、日本で何かあると、いつもすぐに「大丈夫?」という手紙をくれた。阪神大震災や地下鉄サリン事件があった時など。最近では新潟の地震のときにメールをくれた。今日も、「何か大きな列車の事故があったらしいけど、じゃりんこの住んでるところからは離れているんだよね?」というメールをくれ、そのことを娘達に話したら、なんと高1の長女の反応は「列車の事故なんてあったの?」(^^;)...うちはあまりテレビを見ないし、新聞は私がいつも職場に持っていくので、ニュースにうとくなってしまうらしい。それにしても、ロンドンに住む彼女が知っているというのに、こんなことでいいのだろうか(^^;)

インターネットにはまっている中2の次女は事故があったことは知っていた。で、彼女の話によると、学校で、中1の子達がこのニュースについてこんな会話をしていたそうだ。

中1A「事故はどこであったの?山手線?」
中1B「いや、JR西日本っていってたから」
中1A「このへんって西日本なの?東日本なの?」

うーん、大丈夫だろうか、いまどきの中学生...(^^;)

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映画「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」SAHARA

海洋学者にしてトレジャーハンターでもあるダーク・ピット(マシュー・マコノヒー)は、南北戦争時に姿を消した幻の甲鉄艦テキサスを求めてアフリカ大冒険の旅へ。そこで、ナイジェリアにはびこる疫病の調査に来ていた WHO 所属の医者であるエバ(ペネロペ・クルス)と、あるきっかけから同行することになる。疫病の感染源を追求するうち、何者かに命を狙われるような危険に次々と襲われて...

広大なサハラ砂漠、ため息のでるような美しい夕暮れ、市場に集う人たち、手に汗握るアクションシーンの連続...と、映像的には文句なく楽しめる。ただ、あまりに都合よく展開するストーリーに現実感がとぼしくて、いまいちのめりこめなかった。

ピットの相棒役アルをやっていたスティーブ・ザーンはどこかで見たことのある人だなぁ、なんとなく親しみを覚える人だなぁ、と思っていたら、「チャーリーと14人のキッズ」 で子どもと遊ぶのがうまい保育士の役をやっていた人だった。なるほど(^^)。

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アリ

ant

この間ダンゴムシのことを書いたけど、今日はアリの話。
園庭に花を見かけるようになると、春だなぁと思うけど、アリも春を告げるもののひとつ。今年も見かけるようになってからもうずいぶん経つが、今日は、園庭で、死んだハチを運んでいる5匹くらいのアリを発見。「ほらほら、見てごらん。アリさんがハチを運んでるよ」と言うと、子ども達が集まってきて興味津々。先日はダンゴムシを死なせてしまったので、さわろうとする子に「さわらないのよ。見るだけ」と言って観察に徹する。

アリの力はなかなかすごくて、少しずつ少しずつ、それでも確実にハチをひっぱって動かしていく。子ども達はよく見ていて、大きな葉っぱがアリたちの邪魔になっているのを見るとそれをどけてあげたりする子もいた。15分ほどの間に50cmほども進んだかなぁ。巣に行き着くまで見届けたかったけど、それはかなわず、6時ごろに見たときにはもうどこに行ったかわからなくなっていた。

子ども達がこんなに好きなので、「アントクアリウム」っていうのを部屋においたらおもしろいかな、と思う。ジェルの中でアリが巣を作る様子を観察できるらしい。うちの保育園は生き物を飼うことには慎重なところがあるので、園長先生に尋ねてオーケーが出たら買ってみよう。

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トラックバックピープル「英語表現」にトラックバックされる方へ

トラックバックピープル「英語表現」は、映画やテレビ番組などに出てくる英語の表現を集めよう、という趣旨のものです。映画やテレビ番組に関する記事を書いたから、ということでトラックバックされる方がおられますが、「英語表現」を期待しながら読んでいっても何も英語に関する記事がなくて_| ̄|○ がっかりすることになります。同じサイトから何度も英語表現に関係ない記事をトラックバックされた場合、そこのサイトでコメントを書いてこのトラックバックピープルの趣旨を説明していたのですが、コメントをつけることもできず、掲示板もないサイトもあるので、この記事をトラックバックさせていただくことにします。英語表現に関する記事を書いたときにトラックバックしてくださいね。よろしくお願いします(^^)。

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やってしまった...

キーの閉じこみ(>_<)。

次女の通う中学校は、私の職場と家との中間にある。それで、保護者会がある時は、仕事を早めに切り上げてできるだけ急いで行くので、中学校の前にあるスーパーマーケットの駐車場に車を停めることが多い。本当はいけないかな、と思うけど、まあ、保護者会のあとそこで買い物して帰るので許されるかな、と。で、今日も車を停めてから、あ、そうだ、スリッパ忘れた、と思って車にもどり、スリッパをとってドアを閉め....あっと思った時には、鍵は運転席にしっかりと置かれたまま...(>_<)。

保護者会はもう既に始まっているので、今ここであれこれやっているヒマはない。久々にまたJAFのお世話になるか...と思いながら、保護者会へ。保護者会の間に、あ、そうか、何も JAFを呼ばなくても、家に帰って合鍵を持ってくればいいや、という結論に達し、保護者会のあと、家に向かって歩き始めて気がつく...家に帰っても家に入れないじゃん! 車のキーと家の鍵は同じキーホルダーについているのだ。

この時間なら、もしかして、長女か次女のどちらかが家に帰っているかな、と電話をしてみるけど、誰もでない。そうか、長女は、昨日、買ったばかりの携帯に水をこぼしてこわしてしまい(!)、今日は帰りに携帯ショップに寄るって言ってたっけ。次女はクラブか。というわけで、次女に鍵を借りようと、トボトボと学校へ引き返す。

「音楽部はどこで練習してるでしょうか」とひとりの女の子に尋ねると、「音楽部は第二音楽室だと思います」と言われて、4階へ。でも、そこには音楽部の子達はいなくて、あれ、今日はクラブ休みになったのかなぁ、と1階の職員室前の部活黒板にて活動予定を確認。あ、そう、第一音楽室だったのね。というわけで、3階へ。無事、次女に鍵を借りて、一件落着。中学校から家まではゆっくり歩いても片道15分ほどの距離なので、気持ちいい気候のなか、ちょっとした運動になりました。でも、スーパーで甘いパンを買って夕食の前に食べたから、消費カロリーはすぐに補充されてしまったかな(^^;)。

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本「バッテリー」 by あさのあつこ

この本は、うちの娘達の愛読書のひとつで、6巻で完結になっている。彼女達は、新しい巻が出るのを楽しみにしていて、出るたびに図書館でリクエストして借りていた。「どういう話?」と聞くと、野球のバッテリーの話なんだという。野球に興味なんてなさそうな彼女達がなんでそんなに夢中になるのか不思議だったけど、ぴかさんほっぺさんも「おもしろい」と言っておられて、大人が読んでもおもしろいのかーと思い、私も図書館でリクエスト。1巻から5巻が揃ったところで読み始めた。

1巻を読んでみて、なるほど、確かに登場人物がみんな魅力的だなぁ、と思った。それで2巻、3巻と、どんどん読み進んでいって、6巻はリクエストがまだ来そうになかったので、買ってしまった。6巻を読み終わっての感想は、「うーん、それはないんじゃない」という感じ。

原田巧という、ピッチャーとして天才的な素質を持つ中学生が主人公。彼が永倉豪というキャッチャーと出会って物語が始まる。彼らの中学はそれほどの強豪というわけではなかったのだが、巧が入部したことでかなりのレベルアップが期待される。ただし、巧は人と協調しようという性格ではなく、チームプレーということを考えると、かえってむずかしくなるようなところもあった...しかし、彼のすごい球に魅せられて彼を打ち崩したいと願う強打者、門脇秀吾が現れて...

著者のあさのあつこさんはいったいどういう人なのだろう。野球少年たちの心の動きをどうしてあんなに生き生きと描けるのだろう。ピッチャーの思いとか、投げてみたことのない人にはなかなかわからないのじゃないかと思うのだけど、実際、そういう人が身近にいたのだろうか。あるいは自分自身、野球にかなり入れ込んでいる人なのだろうか。

ただ、私は、少年(少女)の心をとっくに失っているせいか(^^;)、のめりこめない部分はあった。巧や豪の悩みに自分自身を重ねる、というようなことはなかった。

私の好きなキャラクターは吉貞かな。おちゃらけものの彼が登場すると、雰囲気が明るくなる。次女は青波だという。うん、確かに彼は魅力的だなぁ。

バッテリー
あさの あつこ / 佐藤 真紀子

(以下ネタバレ)

6巻を読み終わった後、不満なのは、やはり、対決の結果が示されないことだ...読者としては、巧と門脇の対決を見たい、と思って読み進めていくわけで、巧と豪のバッテリーが今回はどうなったのか、ということも知りたい。それをあんな形で終わらせられると、なんとなく消化不良の感が残ってしまう。結果なんか問題じゃない、ということかもしれないけど、試合はやっぱり最後まで見たいよ。

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保護者会のお知らせ

中2の次女が持って帰ってきた保護者会のお知らせプリントの出欠表が、「出席します」と「残念ながら欠席します」のふたつから選択、ということになっていた。「欠席するのが残念じゃない人はどうするんだろ?」なんてふと思ってしまった私はひねくれ者(^^;)? 長女は、「喜んで出席します」「出席します」「欠席します」「残念ながら欠席します」の四択ぐらいにすればいいんじゃないの、なんて言っていた。もし、本当にそんなプリントだったらどういう結果になるのかちょっと知りたい。ちなみに私は「出席します」かな(^^)。

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ダンゴムシ

せっかく春らしくなったと思ったら雨。外で遊べない日は、園庭へのドアをあけて、子ども達と外を眺めながら、「鳥さんはどこへ行ったんだろうね」とか「ほら、誰かが傘さしてるよ」とか、話をしたり、雨の歌を歌ったりすることがある。「ぬれるから外へ行っちゃだめ」というのは案外わかってくれて、ドアのところで座って、それ以上外へは行かない。

今日もそんなふうに外を眺めていたら、小さな虫がこちらに向かってくるのを発見。子ども達のところに行かないように、とちょっと押し返したら、くるくるっと丸くなって、「ああ、ダンゴムシだ」とわかった。丸くなってしまうと、小石(ジャリ)のようで、虫だとはわからないくらい。

子ども達に、「ほら、ボールみたいでしょ。でも、虫なんだよ」と話してしばらく見ていると、モゾモゾと動き出して、虫にもどる。でも、ひっくり返った状態から起き上がれなくて、ちょっと手助けしてあげると、また「ボール」になってしまう。ドアをあけたところがゆるいスロープになっているので、少しコロコロところがったりして、子ども達も「ボール、ボール」とおもしろがる。そしてまた虫にもどるのを待つ。足をバタバタと動かす様子を子ども達も飽きずに眺めていて、「バイバイしようか」と言っても、「いやだ」と言ってやめようとしない。

ところが、何度目かに虫にもどったところで、ひとりがちょっときつめに触ってしまったらしく、ボールになったまま、動かなくなってしまった。「死んじゃったよ」と言ってもわからないので、「ねんねしちゃったね」と言ってバイバイした。自分の力で起き上がれないようだったから、既に弱っていたのかもしれないけど、ダンゴムシくんには気の毒なことをしてしまいました...でも、雨で退屈している子ども達と遊んでくれてありがとう...って勝手な人間の言い草かな(^^;)

英語でなんというのかを調べてみると、pillbug というらしい。なるほど、なかなか感じがでている(^^)。

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放送大学2005年前期

登録したのは「国際政治」「第三世界の政治」「英語Ⅲ」の3科目。

「国際政治」は「九月十一日後の世界」という副題で、特にアメリカの外交と世界がアメリカをどういうふうに見ているか、というあたりに視点がおかれている。「第三世界の政治」の副題は「パレスチナ問題の展開」。このふたつはともに、講師が高橋和夫先生。前者はテレビ、後者はラジオによる講義だ。同じ人の講義をとってつまらなかったら、今学期はつらくなるなぁ、と思ったけど、どちらもなかなかおもしろい。

「国際政治」の第一回は、「テレビと国際政治」というテーマで、テレビで報道される映像がどれほど為政者の意図によって操作されているか、というのを実例をあげて解説してくれ、「映像とは客観の顔をした主観である」というのが、なるほど、と腑に落ちる話だった。アメリカは、ベトナム戦争の報道によって戦争反対の世論が高まったことを教訓として、その後の戦争では、報道する映像を注意深く選ぶようになった。戦争では多くの血が流れているにもかかわらず、報道されるのは、ハイテク兵器がイラクの軍事目標を破壊するシーンばかり。あるいは、イラク軍の非人間的な行為を涙ながらに証言した少女の映像は実は「やらせ」であったという事実。でも、ニュースでそういう映像が流れると、普通、私達は疑うことなく、それを信じてしまう。

「第三世界の政治」のほうは、ラジオの講義で、ヒトラーやナセルの演説の声が入ったり、様々な歌が入ったり、中東の戦争を取材した人の話が聞けたり、となかなかおもしろい。パレスチナ問題は私にとって??なので、少しずつ学んでいけたらいいな、と思う。

今期は面接授業も「現代の国際政治」というのをとっている。しばらく前、「現代の国際政治について知りたいことを書いて提出するように。できれば、これこれの本に目を通しておくように」という通知が来た。放送大学の面接授業は、実質、出席すれば合格、という感じがあったりするけど、これはもうちょっと授業らしい感じになりそう(^^)。

「英語Ⅲ」は、映画を見ながら表現などを学んでいこう、というもので、こちらも勉強になる。

さて、いつも、授業の始めは「おもしろそう」と思うのだけど、持続するかな(^^;)?

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ビデオ「シルミド」

これが実話だというのがすごい...

北朝鮮の金日成暗殺を目的として、韓国で特殊部隊が結成された。3年間の厳しい訓練を経ていよいよ決行という日、突然、作戦の中止が言い渡される。南北朝鮮に対話による平和路線が生まれ、今までの計画は闇に葬られることになったのだ。金日成暗殺計画があったなどということがばれてはまずい、と、この特殊部隊を抹殺せよ、という命令が下る...

あまりに滅茶苦茶な話だけど、こんな事実があったのだ、ということが重みをもって迫ってくる。特殊部隊を構成していたのは、死刑囚などの犯罪者たちで、でも、彼らを指導する立場にあった軍人たちと心の交流が生まれていって...対象が誰であっても、暗殺計画を支持する気にはなれないけど、それでも、映画の登場人物たちの思いはこちらに伝わってきて、やるせない気持ちになる。

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はさみさまの威力

しばらく前、「クレジットカード紛失」という記事を書いたけど、昨夜、映画館から電話があって、財布が見つかったとのこと(^^)。今日、取りに行ってきた。クレジットカードも現金もちゃんとあって一安心。財布を落としたことに気づいたとき、映画館にはもちろん、財布の落し物がないか訊きに行ったけど、そのときは届いていないということだった。掃除の人が見つけられたのがずいぶんとたってからだったらしい。映画館の人は、クレジットカードに名前はあるものの、身分証明書などが入っていなかったので、連絡先がわからず、苦労されたようだ。娘のスキー板のメンテを頼んだときの預り証が入っていて、それにうちの電話番号が書かれていたので、連絡がとれた、とのことだった。

見つかったのはやっぱり「はさみさま」のおかげかな(^^)。探し始めてから、ずっとはさみはつるしておいた。今回はかなり時間がかかったけど(^^;)。

きっとはさみさまのことを書いている人がいるにちがいないと思ったら、発見。「つれづれ日記:ハサミ様」 この方は、結婚指輪をなくされて、ハサミ様にお願いしたところ、何度も探していた場所から見つけられたそうです。

整理整頓の苦手な私はしょっちゅう「あれがない、これがない」と探していて、はさみさまのお世話になったことは数知れず。偶然...かもしれないけれど、見つかればいいのだ(^^)。何か見つからないものがある時には、迷信といわず、試してみては?

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本「バイリンガル・ジャパニーズ」by 佐藤真知子

日本人帰国子女が海外でどんな生活をし、日本に帰国してからどんな状況にあるか、を百人にインタビューしてまとめたもの。彼・彼女達(ほとんどが女性)は海外で苦労しただけでなく、日本に帰ってからも、様々な苦労があったのだなぁ、ということを知ることができる。バイリンガルになる過程で頭の中でどんなことが起こっているのか、というようなことより、具体的、実用的に、異文化に溶け込むにはどうすればいいのか、とか、帰国後いじめられないためには、とか、いうあたりに焦点があてられている本で、子どもを連れて海外生活をおくる人の手引きとしては役にたちそう。

ひとつなるほど、と思ったのは、「海外で学んだ第二言語は、自分の心や感情とは隔たりがあるから、日本語で話しづらい話題でも気軽にできる」(p.48)というところ。たとえば、性に関する話題など、「日本語では顔を赤らめなければならない話を、英語ならスラスラできる」。これは英語を話すアメリカ人やイギリス人と、日本人との国民性の違いによるものかなぁ、と思っていたのだけど、そうじゃないのかもしれない。

また、日本の戸籍制度が世界でもめずらしい登録制度だということについて触れられている(p.211)。

どの国にも、登録制度はあるのだが、普通個人が単位である。日本の戸籍制度は家族が単位であるため、同じ戸籍に記入された人々が連帯的にいろんな利益や被害を受ける仕組みになっている。

実際、この戸籍のことで苦労しているアメリカ人もいるので、このことについては、また機会があったら書いてみたい。

バイリンガル・ジャパニーズ
佐藤真知子著

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ハチのひざ(英語)

映画「スクール・オブ・ロック」より。

バンドのキーボードに選ばれた男の子が、「僕はやっぱりバンドに入るべきじゃないと思う。イケてないから」と、ニセ教師のデューイ(ジャック・ブラック)に告げる場面で、デューイが 「何言ってるんだよ」と、こう応える。

If you're in a rocking band, you're the cat's pyjamas. You're the bee's knees.

字幕は、「ロックをやれば、超人気者でひっぱりだこだ」

cat's pyjamas? ネコのパジャマ?
bee's knees? ハチのひざ?
何、それ?と辞書をひくと、「とてもいいもの、素晴らしいもの」という意味に使われるらしい。

でもどうしてそれがそういう意味になるのか、と調べてみると、ハチのひざには花粉袋があるので、大事なもの、という意味になる、というような説明があるようだが、必ずしもそれが理由ではない、語呂がいいだけだ、という説明もある。1920年代に、意味のないふたつの言葉をくっつけて「素敵なもの」を言い表す言葉を作るのが流行ったらしい。他にも kipper's knickers (サケのニッカーポッカー)などいくつかの言葉が生まれたそうだが、cat's pyjamas と bee's knees だけが生き残ったのだという。ちょっと詳しい説明はこちら

同僚の20代の女性に尋ねてみると、bee's knees はよく使うフレーズで、子どもでも知っているが、cat's pyjamas は聞いたことはあるけどよく知らない、ということだった。

映画は「ありえない」と思いつつも、楽しい作品だった。荒れた子ども達を音楽をとおして変えていく、というような作品はありがちだけれど、こちらは、まじめな子ども達をこわしていく話。こわす、と言っても、めちゃくちゃにする、というのではなく、大人に従順に従っていた子ども達に、自分の感覚を大事にする、自分で考えて行動する力をつけていく、という筋書き。デューイはハチャメチャな性格だったけれど、ロックに対する情熱は人一倍で、何かに強い情熱を持っている人というのは他の人を惹きつけるものがある。彼の場合、実際、教師に向いている人だと思う。子ども達はそれぞれの個性に応じた活躍の場を与えられて楽しい経験をし、だから、デューイのウソがばれた後でも、彼を見捨てなかった。校長先生やデューイのルームメイト、ネッドのキャラクターもよかった。


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