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ハチのひざ(英語)

映画「スクール・オブ・ロック」より。

バンドのキーボードに選ばれた男の子が、「僕はやっぱりバンドに入るべきじゃないと思う。イケてないから」と、ニセ教師のデューイ(ジャック・ブラック)に告げる場面で、デューイが 「何言ってるんだよ」と、こう応える。

If you're in a rocking band, you're the cat's pyjamas. You're the bee's knees.

字幕は、「ロックをやれば、超人気者でひっぱりだこだ」

cat's pyjamas? ネコのパジャマ?
bee's knees? ハチのひざ?
何、それ?と辞書をひくと、「とてもいいもの、素晴らしいもの」という意味に使われるらしい。

でもどうしてそれがそういう意味になるのか、と調べてみると、ハチのひざには花粉袋があるので、大事なもの、という意味になる、というような説明があるようだが、必ずしもそれが理由ではない、語呂がいいだけだ、という説明もある。1920年代に、意味のないふたつの言葉をくっつけて「素敵なもの」を言い表す言葉を作るのが流行ったらしい。他にも kipper's knickers (サケのニッカーポッカー)などいくつかの言葉が生まれたそうだが、cat's pyjamas と bee's knees だけが生き残ったのだという。ちょっと詳しい説明はこちら

同僚の20代の女性に尋ねてみると、bee's knees はよく使うフレーズで、子どもでも知っているが、cat's pyjamas は聞いたことはあるけどよく知らない、ということだった。

映画は「ありえない」と思いつつも、楽しい作品だった。荒れた子ども達を音楽をとおして変えていく、というような作品はありがちだけれど、こちらは、まじめな子ども達をこわしていく話。こわす、と言っても、めちゃくちゃにする、というのではなく、大人に従順に従っていた子ども達に、自分の感覚を大事にする、自分で考えて行動する力をつけていく、という筋書き。デューイはハチャメチャな性格だったけれど、ロックに対する情熱は人一倍で、何かに強い情熱を持っている人というのは他の人を惹きつけるものがある。彼の場合、実際、教師に向いている人だと思う。子ども達はそれぞれの個性に応じた活躍の場を与えられて楽しい経験をし、だから、デューイのウソがばれた後でも、彼を見捨てなかった。校長先生やデューイのルームメイト、ネッドのキャラクターもよかった。


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