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ビデオ「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」

パリの裏通りに住む16歳のユダヤ人少年とその近くで食料品店を営むトルコ人のおじさんが親しくなっていく話。ストーリーは、強引というか都合のいい展開だなぁ、と思ってしまうところもあるけど、ユダヤ人の少年モモもイブラヒムおじさんも魅力的で、舞台となっているパリやトルコの映像も私には魅力だった。特にトルコは、先日訪れたばかりなので、なんというかなつかしかった。

長年帰っていなかったトルコに帰ってきて、ボスポラス海峡の海の上でイブラヒムおじさんが感極まって黙り込んでしまう場面がある。モスクが見え、アザーン(イスラム教における礼拝へのよびかけ。1日5回繰り返される。トルコにいるときはよく聞いた)が聞こえ、そして海のにおい。確かになんともいえない気持ちになるだろう。イスタンブールのサバサンド、ギリシャ正教会、カトリック教会、モスク、カッパドキア...トルコを感じる様々なもの。最後、イブラヒムおじさんが故郷にもどってくるが、あそこはどこなんだろう。シャンルウルファで見た風景に少し似ているが、やはり東部のどこかなのかな。

そういえば、モモとおじさんがハマムで話をする場面があるけど、パリにあんなハマムがある、というのは知らなかった。パリにもイスラム教徒の人たちは結構いるんだろうか。

おじさんの哲学「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになれる」というのはあたっているところがあると思う。保育の仕事をしているおかげで毎日何かしら笑うことがあって、それが私を元気にしてくれる。

昨日は「アイスクリームソーシャル」といって、親をおやつの時間に招待した。子ども10人のうち3人の親が来てくれて、いろいろおしゃべりしながらアイスクリームを食べた。約半分の子ども達が食べ終わりテーブルを離れて遊び始めたので私は子ども達の相手をしていると、同室の保母さんJが親と話す声が聞こえてきた。「毎日、朝、起きて、仕事に行くのが楽しみなの」と。

Jは決して「仕事熱心」というタイプではなく、「仕事をやめたい」と言っていたことも一度ならずあった。でも、昨日、子ども達とバカ笑いをしている私に「ミスじゃりんこ。私、本当にこの年齢の子ども達って好きだわ」と言っていた。職場で起こるのは楽しいことばかりじゃないけれど、子ども達と笑うことで元気になれることは本当で(もちろん、子どもはいつも笑っているわけじゃなく、どうしようもないくらい泣くこともあるのだけど)、Jがそんなふうに感じるようになってくれたことが嬉しかった。

トルコ旅行で思ったのも、笑顔が人を元気にしてくれる、ということ。笑顔で応対してもらうとほっとする。この映画の「ほら、人生はすばらしい」というようなキャッチコピーは好きじゃないけど、イブラヒムおじさん(オマー・シャリフ)がモモにいろいろな話をするのはイヤミじゃない。オマー・シャリフの貫禄のなせるわざかな。

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コメント

詳しくはわかりませんが、パリ及びフランス、それからヨーロッパ全体にイスラム教は一杯です。
スカーフしている女性を見るので、イスラムなんでしょう。

公的な場では、確かスカーフ禁止だったと思います。

投稿: はなまち | 2005.09.11 08:07

はなまちさん、こんにちは(^^)。
そうでした。学校などでのスカーフ禁止に関してひと悶着ありましたね。イスラム教人口はアメリカでも増えているようですし、ヨーロッパでも増えているんでしょうかね。何が人をひきつけるのかちょっと知りたい気がします。

投稿: じゃりんこ | 2005.09.11 09:09

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