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「ノー」を言う楽しさ

定期購読している絵本雑誌「こどものとも0・1・2」のなかに、「かしてよ」というタイトルの絵本がある。三輪車に乗っている男の子のところに動物達が次々とやってきて、「かしてよ」と頼むのだけど、男の子は「だめ!」と答える。動物達は相談してみんなで大きな声で頼むと男の子は「いっかいだけだよ」とオーケーしてくれる、という他愛のないお話(まだ少し続きがあるが)。これをうちの1歳児クラスで読むときは、「かしてよ」のところを "Can I use it?" (使ってもいい?)というふうに読んでいるのだけど、「だめ」"No!" と言うのは子ども達の役。"No!" と言うのが実に楽しそう(^^)。最後、"Can we use it, please!" と please (お願い!)をつけたところで、男の子が"Ok!" と言うことになっていて、ここでは Ok と言う子もいれば、やっぱり No! と言う子もいるが、とにかく、子ども達の好きなお話のひとつだ。

今日、ダンボール箱とラップのシンで遊んでいるとき、子ども達に「こんな遊び方もできるよ」と見せてあげようと思って、ラップのシンを持っていた子に「貸してくれる?」(Can I use it?)と頼んだら、その子が反射的に "No!" と言ったので笑ってしまった。あの絵本の問いに答えるのと同じ口調なのだ。それで、"Can I use it, please!" (お願い、貸してちょうだい)と頼んでみたら、彼女はかたまってしまい(「 Please と言われたらオーケーすることになってるけど、貸したくないわ」ということなのだろう)、また笑ってしまった。

No! No! No!... No! と言うのが何故そんなに楽しいんだろう?「あたしはあなたの言うことを拒否できるのよ!」っていう自己主張...なんだろうな。そんなふうに「あなたとはちがうわたし」の出てくる2歳前の子ども達が、私はとっても好きだ(^^)。

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保育」カテゴリの記事

コメント

かわいいですね!思わずニッコリしてしまいました(*^-^*)
「かしてよ」の本のリンクに飛んだら、レビューでまったく反対の捕らえ方の意見が書いてあって、また違う意味で笑いました。ものは考えようですね。
もしいつか子供が生まれても、キャンプ内の学校に通わせるつもりはないですが、おおらかに子供を受け止められる子育てがしたいなぁと思っています。

投稿: ほっぺ | 2005.10.07 23:11

ほっぺさん、どうも(^^)。
ねーねー、かわいいでしょう(*^^*)!
レビューに書かれていた方のお子さんは、多分、ママの「だめ!」という言葉にいつも悲しい思いをしているのでその言葉に反応してしまったのでしょうね。時々、すごく繊細な子どもがいて、たとえば、本のなかで子どもが泣くシーンがあると一緒に泣いてしまったりするので、なかなか本を読むのが大変だったりします。実は今、うちのクラスにひとりそういう子がいるのですが、この本は大丈夫でした(^^)。
自分の子どもが生まれるとまた楽しいですよ。私自身は、自分が子育てをそんなに楽しめるとは思っていなかったんですが(自分の時間をすごくとられそうだし)、生まれてみるとおもしろくって(^^)。まあもちろんラクじゃないこともありますが、これからのお楽しみ(^^)ですね。

投稿: じゃりんこ | 2005.10.08 08:58

この下の記事にコメントつけるとなんか面白くないタイトルになるのでこちらに。
子供、いいですね。
自分の子供持ちたいけれど、なかなかその願望満たされずできています。

少しずつ過去ログ読んでいたら、京都の方だったんですね。
うちのサイトにそのうちにリンク貼っておきます。

投稿: はなまち | 2005.10.08 23:58

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