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米軍基地で働くこと

基地で働くのがどんなものなのか訊かれることがあるので少し書いてみようと思う。

基地で働く日本人にもいろんな職種があって、みんながみんな同じ勤務条件ではないけれど、基本的にはいわゆる「思いやり予算」から給与が支払われているので、準公務員というような位置づけになる。というわけで、給与は円で支払われている。有休休暇が年20日、夏季休暇が年3日、このほか必要に応じて病休など。

他の職場のことはよくわからないので、うちの職場について書くと、約30人の職員(園長先生、事務の人、キッチンの人を含む)のうち、日本人の保母はふたり。しばらく前から、キッチンのヘルプが日本人になったので、、日本人従業員は3人になった。アメリカ人(といっても、アジア系の人やヒスパニックの人も多い)の職員には2種類あって、アメリカ政府から給与が支払われている人(GS)と、親から徴収する保育料から支払われている人(NAF)。NAF にはレギュラーとフレックスがあり、レギュラーの人は週40時間の労働が基本だが、フレックスの場合は、パートタイム的になることもある。ところが、実際は、フレックスでも週40時間(あるいはそれ以上)働いている人がほとんどで、レギュラーもフレックスも仕事内容は変わらず、違うのは待遇だけ(休暇その他の待遇に関して、レギュラーのほうがいいらしい)ということだったりする。GS は、管理職的な役割を期待される部分もあるが、園長先生や副園長先生以外の GS は基本的な仕事は NAF の人たちと同じ。なのにやはり給与その他の待遇面で NAF よりも恵まれているようだ。さらにアメリカ人雇用の人と日本人従業員ではとれる休暇が違ったり(たとえば、アメリカ人には「産休」はなく、病休や有休を利用している)するし、みんな同じ仕事をしているのに待遇が違う、という不公平感は否めない。

アメリカ人は上司のこともファーストネームで呼ぶし、上下関係をあまり意識しないのでは、というイメージを持っている人もいるかもしれないが、上下関係はかなりはっきりしている。GS-5 より GS-7 はエラいし、軍人の場合は歴然とした階級がある。ただ、もちろん、そういう自分の立場を誇示する人とそうでない人はいて、NAF だった人が GS になったとたん、みんなに接する態度が高圧的になることもあるし、もっと高い立場でも気軽にヘルプに入ってくれてオムツがえなどをやってくれる人もいる。というわけで上司がどういう人になるかは結構重要な問題(^^;)。このあたりは日本もアメリカも変わらないのかな。

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