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離婚できない国

今日、同僚のひとりが離婚した。彼女はフィリピン人で、元ご主人はアメリカ人。昨日は「明日でカタがつくわ。」と嬉しそうだった。

彼女の話によると、フィリピンでは離婚はできないのだという。「どういうこと?」と聞いたら、「離婚は違法」なのだとか。「じゃあ、どうしてもうまくいかなくなったらどうするわけ?」と聞いたら、「さあ...」現実に別居してしまう、ということはあるけれど、書類上の離婚はできないとか。「カトリックの国だから?」と聞くと、「そうね、多分、だからかな。」

「フィリピン 離婚 違法」で検索すると、「チリの離婚合法化で、離婚が許されない国はマルタとフィリピンの2カ国だけとなりました。 」 という2ちゃんねるの記事が見つかった。

せっかく縁があって結婚したのだから、離婚なんてしなくてすめばそのほうがいいけれど、いろんな事情でうまくいかなくなってしまうこともあるだろう。それなのに離婚を法的に認めない国があるというのにはびっくり。確か、イタリアも離婚するのは大変だと聞いたことがある。

今日、別のフィリピン人の同僚に尋ねてみたら、離婚できなくはないけれど、手続きはすごく煩雑で、簡単にはできない、ということらしい。「成田離婚」もどうかと思うけれど、なかなか制度的に離婚できなくすることで、人は幸せになれるかなぁとは思う。

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コメント

離婚より結婚できないのだ・・・・・とほほ。

投稿: はなまち | 2005.10.13 23:49

はなまちさん、

制度的に結婚できないわけじゃなくても、なかなか結婚も簡単じゃないんですね(^^;)。

投稿: じゃりんこ | 2005.10.14 20:36

>それなのに離婚を法的に認めない国があるというのにはびっくり。

そうですね。日本は簡単にできますよね。しない方がいいですけど
だから日本に住んでいる外国人が離婚したいときは、日本の役所へ離婚届を出しに来る人もいるって聞きますね。
それが法的に成立したら本国へは報告書出すだけで済むからね。

投稿: カルロス | 2005.10.16 23:54

カルロスさん、こんにちは(^^)。

彼女の場合は、日本で結婚したので、日本の裁判所で離婚の手続きをしないといけないそうです。基地のなかですみそうなものですが、そうはいかないようで、なんだかフクザツそうです。彼女の場合、アメリカの市民権をとっていないため、このままでは基地で働けなくなります。離婚後も60日間は基地で働けるのでその期間いっぱい仕事をして、クリスマスにはフィリピンに帰るつもりだとか。フィリピンで結婚ー離婚をしたわけじゃないので、書類上は彼女はまだ独身のままで、もう一度結婚が可能だと言っていました(^^)。

投稿: じゃりんこ | 2005.10.17 19:58

お久しぶりです。

もとプロテスタント信徒&教会オルガニスト&礼拝学研究家(アマチュア。 オルガニストは礼拝の意味がわからないとできないので必然的に…)として。
#今では棄教しています。

確かにカトリックは離婚NGですね。フィリピンはキリスト教人口の殆どがカトリックですから確かにさもありなんという感じがします。

「神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない」とマルコによる福音書10章9節(聖書・新共同訳による訳文)にあり、結婚式で牧師や司祭が「父と子と聖霊の御名により二人が夫婦になったことを宣言」するときに必ず添えられますが、文脈を見ても離婚についての問答の中でのイエスの発言なので、他人が引き離してはならないというのではなく、離婚はよくないということだ、という解釈は妥当だと思います。

プロテスタントでは現実に離婚がありました。再婚もありました。
97年に出た「讃美歌21」では離婚の可能性まで踏み込んだ(と解説した牧師は言っていた)内容の結婚式の讃美歌も載りました(互いを引き裂く痛みの中でも よみがえる愛を信じて祈ろう というくだり。「分ける」という縁起でもない言葉を巧みに使って全体ができている)。また海外では離婚式の式文を作っている教派もあるといいます。人の罪により離婚となることへの懺悔が主題になるようです。また子供がいる場合は列席させ、離婚しても親であることに変わりはないなどと説教や勧告をするようです。

神学関係になるとしゃしゃり出てくるくせは棄教しても変わらないので困っています。……

投稿: The Depressionist | 2005.10.30 20:40

The Depressionist さん、こんにちは(^^)。
私は信仰心がないので、結婚は神が結び合わせてくださったもの、という感覚がありませんが、確かに、めぐりあいとか縁みたいなものはあったのかもしれないなぁ、とは思います。
でも、いろいろな事情があるでしょうから、心が離れてしまったのなら、形だけ結婚ということを残しておくのも無理がある気がします。
プロテスタントでは離婚ありますね。というか、カトリックの人でも、アメリカ人では離婚経験のある人を知っています。アメリカでは、離婚、本当に多いです。離婚禁止までしなくとも、とは思うものの、あんなに多いと、もうちょっとなんとかなるんじゃないかなぁとも思います(^^;)。

投稿: じゃりんこ | 2005.10.30 23:07

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