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ビデオ「笑の大学」

おもしろかった。(って、このところ、こればっかりだなぁ...おもしろい作品に出会えるのは嬉しいんだけど、自分の語彙の貧しさはなんとかならないのかって思う(^^;))

舞台は太平洋戦争直前の日本で、上演される劇については当局の検閲が行われていた。新しく検閲官となった向坂(役所広司)は、もともと「このご時世に喜劇なんて必要ない」という考えの持ち主。劇作家椿(稲垣吾郎)の持ち込んだ脚本にあれこれと難癖をつけては上演許可を出そうとしない。ところが、椿のほうは、向坂の要求に応じて脚本を書き直し、そうすることでどんどん脚本がおもしろくなっていく。そのうち、向坂も喜劇のおもしろさにとらわれていくようになって...

ようやく上演許可がおりそうになったとき、椿が向坂に話す「喜劇作家の胸のうち」というのはちょっと興ざめの感じがある(ちょっとまじめすぎる喜劇作家という印象になってしまう)けれど、まじめそうな向坂がどんどん脚本作りにはまっていくようすがおもしろい(これは役所さんの演技力なんだろうな)し、二転三転するストーリーにもひきこまれる。

戦争中の現実はどんなものだったんだろう。戦時中でも、検閲を受けながらも喜劇が上演されて、人々の生活には笑いがあったのだろうか。少なくとも戦争が激しくなる前にはあったのかな。生活から笑いを奪うようなやり方では戦争には勝てないだろう(...って戦争を奨励するつもりはさらさらないけれど)。

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» 笑の大学。 [耳の中には星の砂の忘れ物]
死んでもいいのは、お肉のためだけです。 なんだか気分が晴れなくて、そんなこと笑い飛ばしたい気分やったので、三谷幸喜の映画『笑の大学 』を観ました。本当にもうどうしようもなく、やるせない気分やったから、ちょっとだけ頭がぼーっとしたまま、映画視聴開始。... [続きを読む]

受信: 2005.11.26 08:35

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