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本「うおつか流生活リストラ術」by 魚柄仁之助

いかにお金を使わずに暮らすか。お金を使わない、といっても、何もものはいらない、というわけじゃない。ほしいものはいろいろある。でも、あれもこれもほしいから、と、そのためにあくせく働くのではなくて、やりたいことをする時間を確保するために、働くのは最小限におさえ、少ない収入でも楽しく健康的に暮らす知恵を披露した本。

もともと私もかなり貧乏性で、だからオークションなんてものが気になったりするのだろうけど、うおつかさんの場合はそれで粗悪品をつかむことになる、なんてことはなさそうだ。ほしいものがあったら、どうやって安く手に入れられるか考える。たとえば、自転車がほしいとなれば、中古の自転車を3台手に入れて、完璧な1台を作ってしまったり。

そんなことはちょっと私にはできそうにないが、ふだんの時間の使い方のヒントなど、なるほど、と思うものがあった。一釜弁当(炊飯器の内釜にステンレスのざるをひっかけて、そこに野菜やら鮭の切り身やらを載せておき、ごはんとともに一緒に蒸してしまう)っていうのは試してみたい。保温調理というのももっと活用してみたい。いったい自分が1ヶ月にどのくらい使っているのか、把握しておくことは大事、というのももっともだと思った。(うおつかさんはあるとき酒屋のレシートを計算して真っ青になり、翌日から自分で酒造りを始めたのだとか(^^))。

読んでいて好感が持てるのは、まず、この人は自分でちゃんと生活している人だということ。料理もあとかたづけも掃除も、普通の主婦がやってることをちゃんとやっている。コンビニ弁当は高い割においしくないし、それだったら自分で作るほうが安くておいしいものができる。だから作ってるだけ。ヘンな添加物の入っていないおいしいものを食べたいからといって、高い自然食料品店のものを利用するのじゃなく、どうやって良いものを安く手に入れられるか考える。たとえば、良いものを作っている製造元と交渉して、近所の店に卸してもらう。そうやっていろいろ工夫することを楽しんでいる。もちろん、食事を作ったりするのがめんどうと思うこともあるわけで、それが負担にならないような簡単なやり方をいろいろ工夫している。乾物を利用した常備菜をいつも用意しておく、とか。「安い材料で工夫しておいしく健康な食生活をしてるんですよ、エライでしょ」という感じもなくて、自分はこうするのが楽しいからこうしているだけ、と、人におしつけることはしない。ちょっと前に話題になった「キッパリ!」っていうのも、生活のヒントをいろいろ書いた本だったけど、うおつかさんのほうが自分ですごく生活を楽しんでいる感じが伝わってきて、読んでいて楽しい。「台所リストラ術」とかもそのうち読んでみようかな。

うおつか流生活リストラ術


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