« ビデオ「コーラス」 | トップページ | 映画「ミュンヘン」 »

保育ママ(ホームデイケア)

同僚のMが保育園をやめて、保育ママになるという。彼女には2歳と5歳の子どもがいて、ふたりともうちの保育園に通っている。その保育料を払うと、彼女がフルタイムで働いても手元にはあまり残らない。彼女が保育ママになると、自分の子どもを見ながら他の子どもを見ることもできて、収入も得られるし、というのだ。自分の子どもと一緒に他の子を預かることもできる、というのが日本の保育ママさんとの違いじゃないかなぁと思う。

同室の保育士Nは、以前、保育ママさんをしていた。ただ、自分のふたりめの子どもが生まれて、やはり赤ちゃんを見ながら大きな子ども達を見るのは大変で、保育園に勤めることにしたのだそうだ。現在、上の子が2歳児クラスにいて、下の子どもは友人に預けている。

Nの話によると、保育ママは数日間の研修を受けて資格をとり、家も子どもにとって安全な環境であるようにしなければならない。年齢に関わりなく、6人まで子どもを預かることができる。自分の子どもも一緒に見ていいが、そのぶん、預かることのできる子どもの数は減る。

保育園に勤めていると、休憩時間があって休みをとることができるし、食事の支度や食器の後片付けは別の人がやってくれる。必要があれば、有休をとることもできる。保育ママだと、長時間働かなくちゃならないし、いろんなことを全部自分でやらなければならないから大変じゃないの、と訊いたら、「普通の母親と同じよ。自分の子どもと一緒にいられるからいいわよ。」と言う。彼女はもう少しすればアメリカに帰るのだが、落ち着いたらまた保育ママをやりたいと言う。彼女が保育園で働くより保育ママのほうが好きなわけは、

保育ママのほうが保育園より少人数だから、子どもも落ち着いていることが多い。頼まれた子どもを預かってみて、この子は無理だと思ったら断ることができる。けがをした、とか、噛んだ、とか、そういった事故も一般的に保育園より少ないと思う。親との関係も、保育園より親密になっていい。

といったところだそう。確かに個人的なつきあいになるので、もっとおたがい人間らしい気配りができていいかもしれない。

日本の保育ママさんは、うちの自治体だと、就学前の子どもがいる場合はできない。多分、ほとんどの自治体でそうだと思う。やはり自分の子と他の子とを対等には扱えないだろう、と思うからだろうか。私は子育てと仕事の両立ができなくて仕事をやめたけど、自分の子どもと一緒に誰かの子どもを預かることができればいいなぁ、と思ったことがある。6人も預かるのはむずかしいと思うけど、自分の子と同じくらいの年の子どもをひとりかふたり預かることができれば、子どもどおしにとってもいいかな、と思ったのだ。預けるほうも、同じくらいの年の子がいる、資格を持っている人に預けるのは抵抗がないんじゃないかと思うのだけど。もちろん、それがいやな人はそういう保育ママさんを選ばなければいいわけで、自治体のほうで、「就学前の子どもを持っている人はだめ」と規定してしまうことはないような気がする。

|

« ビデオ「コーラス」 | トップページ | 映画「ミュンヘン」 »

米軍基地保育園」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17663/8930389

この記事へのトラックバック一覧です: 保育ママ(ホームデイケア):

« ビデオ「コーラス」 | トップページ | 映画「ミュンヘン」 »