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知っておきたい保育情報

今日のタイトルは、次女の中学で総合学習の一環として設けられた講座のひとつ。「ごみの話」とか「わが町の高齢者福祉を知る」など9つの講座が設けられ、自治体の職員の人が学校に来て話をする。保護者の方もどうぞ、ということで、今日、アメリカの祝日でお休みだった私は「知っておきたい保育情報」なんていうタイトルに惹かれて行ってみることにした。

話をされたのはある保育園の園長先生。聞いていて思ったのは、小さい子ども相手の仕事をしている人に独特の話し方だなぁということ。噛んで含めるようにゆっくりと話す。相手が中学生であっても同じなのだ。中学生はそれが可笑しくてちょっとざわざわしている。アメリカ人で、大きい子たちに向かって話すときも小さい子に話すような話し方をする人は知らないなぁ、と思ったけど、うちの保育園だと、たくさんの子どもを前に話す、ということがあまりないからなのかもしれない。幼稚園の先生なんかだとやっぱり同じような傾向があるのかも。この間、「理想の恋人.com」(Must love dogs) という映画を見たけど、幼稚園の先生をしている主人公が、泣き言を言う男性に「幸せなら手をたたこう」を歌う姿を見て笑ってしまった。

で、肝心の講座の内容は、さすがに中学生対象なのでだいたい知っているようなことだった。でも、うちの町の保育園の待機児童がどのくらいいて、逆に幼稚園は定員割れしているというような実態が数字で示されているのは興味深かった。言及はされなかったが、資料を見ると、待機児童を減らすために定員の弾力的運用を行っているとのことで、定員よりたくさんの児童が入所している。保育所の面積基準及び保育士の配置基準の範囲内で可能な限り多くの児童が入所できるように、と書かれていたけど、現場はかなりきついのではないだろうか。ミクシィの保育コミュニティを見ていると、2歳児と3歳児あわせて20人以上をひとりで見るように言われた、など、信じられないような保育園も日本のなかにはあるようだ。このことについてもう少し聞いてみたかったけど、質問の時間になっても中学生は誰も質問しないので、気後れして聞けなかった。そもそも保護者で来ていたのも私一人だったし(^^;)。

話を聞いていて気になったことがもうひとつ。園長先生が「学童に入ってた人いる?」と聞いて、3、4人の子が手をあげたのだが、それを見て「これだけ?みんな幸せねー」と言われたこと。確かに保育園や学童は「保育に欠ける」子が利用するわけだけど、保育園や学童を利用しているからといって幸せでないわけじゃないのだし。もちろん園長先生もわかっておられることだろうけど。

とにかく、子育て支援という名目で今はかなり保育制度が充実してきているんだな、と思った。でも、たとえば(これはうちの町の話ではないけど)夜間10時まで保育園で預かる、とかいうのは何か違うんじゃないかなと思う。確かにそういう需要もあるのかもしれないけど、その人はその人の需要にあわせてもう少し個人的なところをさがしたほうがいいような気がする。親を支援するのもとても大事なことだけど、やっぱり子どもが落ち着いて毎日生活できるような環境を用意することが一番大事なことだと思う。

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