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放送大学面接授業「心理学実験・実習」

この科目名でたくさんの講座が開設されているが、私が取ったのは細田一秋先生のクラスで、これは毎回本当におもしろかった。扱った内容は錯視 、性格検査、そして最終回の昨日は鏡映描写実験というのをやった。

鏡映描写というのは、手元を見ずに鏡に映った映像を見てそれをなぞっていくというもの。鏡映描写器という器具を用いて、手元が見えないようにして、星型の描かれた紙をセットし、その星型をなぞっていく。どんなものか具体的に見たいという方は、ここ

Star鏡に映った映像をなぞるなんて言葉で聞くと簡単そうだが、実際にやってみると驚くほどできない。(自宅でやってみる場合、手元が見えると簡単なので、ノートか何かを使って手元を隠すようにする必要がある。)私は最初15分以上もかかってしまった(^^;)。手をどう動かせばどういう方向に描けるのかまったくわからないのだ。ところが、練習を重ねるうちにあっというまにできるようになり、2回目には3分をきり、4回目には1分半、5回目では1分を切って、10回目には20秒で描けるようになった。(写真右側が1回目、左側が12回目。)頭でどう動かすか理解しているという感じではなく、手が覚えていくという感じなのだ。人間は右と左が逆に見えるような逆さめがねをかけても、そのうちそれで生活できるようになる、と聞いたが、そうなのだろうなぁと思った。

第4回目にYG性格検査を扱ったときは、性格検査にはどういう項目が盛り込まれるのか、とか診断の仕方とかを聞いておもしろかった。精神科などで検査してもらうことはできるようだが、検査してもらって結果を聞くだけより、検査の作り手の意図とかを知ると断然おもしろい。

平日夜5回連続の授業なので、集中授業に比べると時間の都合をつけるのが大変なのか、出席者も少なかった(9名)が、心理学初心者にはとても楽しめるお得な授業だった(^^)。

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コメント

面白そうですね、授業!
私も受けてみたくなりました。

この鏡映描写っての、専門学校の授業で(心理学だったのかは覚えてません)実験をやりました。

習得は結構早かったのですが、また元の木阿弥。
私の熱しやすく冷めやすい性格を的確に診断されていて、大笑いしました。
客観的な事実からの診断?でしたから。

・・・うう~ん、ますます興味がわいて来ました。

投稿: まみ | 2006.06.25 10:05

まみさん、こんにちは(^^)。
うん、この授業はおもしろかったですよ。
面接授業1単位は5時間(1時間は135分)で5000円、つまり1時間1000円なんですが、たとえば性格検査の用紙1枚にしても250円くらいするものらしいです。精神科でやってもらえば1200円くらいだとか。で、自分で検査するだけじゃなく、分析の仕方まで聞けるわけですからコストパフォーマンスは抜群。毎回1000円でこれだけ楽しませてもらえれば言うことないです(^^)。
放送大学は科目履修生として1科目からでも受講することができますから、興味がおありでしたら気軽にやってみられてはいかがですか。ただ、科目履修生は人気のある面接授業を取るのはむずかしいかもしれません。でも、この面接授業はおもしろいのに受講者が少なくてねらい目です(^^)。

投稿: じゃりんこ | 2006.06.25 17:39

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