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レディファースト

うちの保育園では基本的に一クラスに3人の保育士がいて、交替で休憩や研修の時間をとる。今日、私が昼休みをとる前に、同室の保育士Eが「その前にトイレに行かせてくれ」と言うと、もうひとりの保育士Kが「私も行きたいの。レディファーストよ。」と言って、さっさとトイレに入ってしまった。

それでレディファーストって実際に行われているのか、という話になった。Eはずっとそれを実践してきたと言う。日本に来てみんながそれをしないので驚いたそうだ。両親にそのように育てられたのでそうすることが身についていて、日本でも、たとえば電車などで女性には必ず席を譲るという。で、席を譲ろうとしたらすごく怒られたこともあったそうだ。「いくつぐらいの人だった?」と聞くと、20代後半くらいだとか。日本ではそんな若い女性に席を譲る習慣はないから、彼女はきっと年寄りにに見られたと思ってショックだったんだろうね、と話した。

別の男性(40代、黒人)にも聞いてみたら、彼も含めてアメリカ人のたいていの男性はレディファーストを実践していると思う、と言っていた。ただし、奥さんにはしないけどね、とのこと。「20代の女性に席を譲るか」と尋ねたら「それはしない。すごく疲れているようだったら別だけど。」

話していると、女性(多分30代、ヒスパニック)が入ってきたので、「アメリカの男性はみんなレディファーストを実践しているか」と尋ねると「全然そんなことないわよ。」「もしすることがあるとしたら、何か下心があるんじゃないの。」とけんもほろろ。別の女性(20代、白人)に尋ねると「人によるわね。」

リーダーズ英和にもオックスフォードやロングマンの英英にも「レディファースト」(Ladies first) という項目がない。アメリカのWikipedia で Ladies First を見ると、ある女性歌手のデビューアルバムのタイトル、となっていて、期待されるような解説は何もない。男女同権の社会で「レディファースト」は今や時代遅れの言葉になりつつあるのかなぁ。

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