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ビデオ「エリザベスタウン」

私は好きな作品だった。

ドリュー(オーランド・ブルーム)は靴のデザイナー。彼はヒット作を次々と生み出してきていたが、彼のデザインした新型の靴を売り出したところ、まったく売れず、会社は10億ドルの損害を出してしまった。会社をクビになり、自殺をはかろうとしたところ、妹から電話で、故郷の町エリザベスタウンを訪ねていた父の死を知らされる。取り乱している母や妹に代わって、エリザベスタウンに行ってくれと頼まれ、仕方なくでかけていく...

脚本はあまいかな、と思う。ドリューの仕事上の失敗にしても、それが一個人の責任にされてしまうことはありえないだろう。会社としてその作品を認めてを売り出したのだから。ただ、そういう場合、デザイナーがすごく責任を感じてしまい、自殺をはかろうと思いつめるほど落ち込んでしまうことはありえない話じゃないと思うけど。でも、彼とロマンチックな関係になるクレア(キルスティン・ダンスト)が作ってくれた地図にしても、騒がしい子どもを静かにさせるビデオにしても、ちょっと現実には考えられない設定だ。

それでもこの作品を好きなのは、主人公のふたりが感じいいからかな。初めての電話で盛り上がってしまう、そういうことはあるだろう。あと、車で旅をしていくロードムービーっぽい作りと、全編に流れる音楽の気持ちよさ。サントラを注文してしまった(^^)。

印象に残ったのは、なんといっても、ドリューの父親ミッチのお通夜のシーンだ。(以下ネタバレ)

ひとりひとり、ミッチへの思いを述べる。日本では、お通夜も形式的な感じのものが多いけど(そのあとの食事の席では、いろいろな話が出ることはあるけれど)、こんなふうにみんなで故人を偲ぶことができればいいなぁと思う。そして、ミッチの妻(スーザン・サランドン)のスピーチとダンスは最高だった(^^)。フリーバードはちょっと...(^^;)...あれは意図的だったのか事故だったのか...

また、火葬に抵抗のあるアメリカ人は結構多いんだなぁという印象を持った。そういえば、職場でお葬式のことを話すと、「火葬したのか」と訊かれたことが何度かあった。
旅をしながら骨壷の灰をあちこちに撒いていく。ミシシッピ川の上や、高速道路から...

結末も文字通りあまいけど、私はハッピーエンドが好きなので。
キャメロン・クロウ監督って他にどんな作品を撮っているんだろうと思って調べたら、「ザ・エージェント」を見たことがあった。これも、「脚本はあらいけど好きな作品」だったので、この人の他の作品も見てみようと思う。

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