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子どもの休憩時間は教師の仕事時間

もう20年以上、中学校の教師をしている友人の話。

友:全校集会で話を聞いてへん子どもに注意したときに、「なんやこいつ」っていう顔をされたらそれで終わりやねん。
じゃりんこ:なんで?
友:ふだんから子どもと関係をつくっとくねん。そしたら、そういう場面で、こっちの言うこと聞いてくれる。
じゃ:どうやって関係を作るわけ?
友:休み時間に子どもと遊ぶねん。冗談のひとつも言うて。授業時間とか生徒指導とかいうけど、子どもと一番関われるのは休み時間や。何か問題が起こるのも休み時間や。子どもの休み時間は教師の休み時間とちゃう。休み時間こそ仕事をしなあかんねん。廊下に腕組みして立って子どもを監視するんとちがうで。そんなん息がつまるだけやろ。子どもと遊ぶねん。

彼は、たとえば、3時間目が空き時間で4時間目に授業が入っているとしたら、3時間目の終わりのチャイムが鳴ったら教室に向かうそうだ。そうすると、授業を終わって職員室に戻ってくる教師と会う。そうじゃなく、休み時間の今こそ、子どもと関わる時間だ、というのが彼の説。もうひとりの友人も同じ意見で、今の中学に転勤になったとき、まず、職員室に帰るのをやめたそうだ。職員室が別棟になっていて帰るのに時間がかかるし、時間の無駄だ、と。彼が言うには、子どもの成長のためには、大人がどれだけ子どもに関わってやれるか、その総量が問題で、親とか地域の大人が忙しくなって関われなくなっているぶん、学校で関わってやるなら、休み時間とか部活の時間が大切になってくる、とのこと。

なんかすごく納得してしまい、改めてこの友人達を尊敬した。教師にも休憩時間は必要だとは思うけど、多くの先生が彼らのような考えを持っているなら、学校もずいぶん変わるのじゃないかと思う。

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