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漢字屋

しばらく前、駅の本屋で『「危ない」世界の歩き方』という本を見つけ、過激なタイトルに惹かれてつい買ってしまった(^^;)。著者は、世界で危ないといわれている地域もいろいろな方法を駆使して楽しんでいる、という女性。私自身は著者とあんまり共通するものを感じなかったのだけど、ひとつおもしろいと思ったのが、現地でお金を作る方法としてブラジルで「漢字屋」をやったという話。筆ペンとスケッチブックを用意。人の集まるところで、「あなたの名前を漢字で書きます」という看板を日本語とポルトガル語と英語で書き、座っているだけ。料金は100円程度で、1日やっていると10人くらいくるからそれだけでなんとか生活できるという。外国でそんなふうにしてお金を稼ぐことが合法なのかどうか知らないけど(^^;)、切羽詰った状況になったとしたら、そんなのもありかな?

確かに漢字に魅力を感じる外国人は多いようだ。うちの職場ではタトゥーをしている人が結構いるが、日本語で自分の名前を彫ってもらっていたり、「愛」なんていうのはよくあるパターン。先日は、「"infamous" というのは日本語で何と書くのか」と尋ねられた。タトゥーにしたいんだという。「悪名高い」っていうのを彫っても、ひらがなが入るとなんだかしまらないなぁと思い、「"bad girl" 『悪女』のほうがかっこいいんじゃない?」と言ったのだけど、彼女はやっぱり "infamous" の意味で彫りたいと言う。ひらがなを入れずに「悪名高」だけではヘンか、と訊かれ、それはやっぱりヘンだな、と思い、「悪名高き」かなぁ、と書いた。

で、その次の月曜、「悪名高き」と彫った上腕を自慢げに同僚に見せている彼女を見て、ちょっとフクザツな気分になってしまった(^^;)...

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