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放送大学面接授業「政治学文献購読」

今日で4回目。毎週日曜、1時間(135分)ずつの授業で、来週が最終回。読んでいるのは篠原一著 「市民の政治学」。 一読しただけではわかりにくいところもあるが、わからないところを先生に解説してもらえるのでなんとかついていっている。

なんといっても生徒は私ひとり!第一回目のとき、教室に他に誰もいなかったので、あれ?と思ったら、先生が来られて「登録したのが私ひとりだった」と告げられた。他の学習センターでも同名の講座が行なわれているから(講師の先生は違う)、放送大学としては、こんなに登録者が少ないなら私を他のセンターにまわすこともできたのではないかと思うけど、そうなると日にちや時間が変わってくるので、私としては申し込んだ時間でやってもらえるのはありがたい。この講座は5回で5000円。つまり1回1000円だけど、先生の講師料が1時間(135分)で1000円以下ということはありえないだろうから、放送大学としては赤字講座になるわけだ。その太っ腹のおかげで、私は1回1000円でマンツーマンの指導が受けられ、わからないことをチマチマと質問し、先生も丁寧にわかりやすく答えてくださって、実に贅沢な時間を過ごしている(^^)。まあ、確かにもう少し仲間がいたほうがおもしろいかな、とは思うけど(先生はもっとそう思っておられることだろう(^^;))...

今日はポピュリズムについての話で、大衆の人気取り的な政治家が出てきている現状について見た。小泉さんにしても、「自民党をぶっこわす」とか「聖域なき構造改革」とか、耳障りのいいキャッチフレーズで人の心をひきつける。フクザツなことをわかりやすい言葉で表す。その危険性。石原都知事もそうだ...

「世の中に対して不満を聞くことが多い気がするのに、どうして自民党に投票する人があんなに多いんでしょう」と訊いたら、「やっぱり自民党の人たちは腰が低いです」とのことだった。ふだん傲慢でも、選挙となれば、実に腰を低くして、人々のところに出て行く。それがうまい。それに比べて、共産党とか社民党とかは、言っていることは正しい感じがするけど、上から啓蒙してやろうという態度がありありで鼻につく。それに反発を感じる人は多いのじゃないか...と。なるほど、と思ってしまった。

今期は放送授業で「比較政治学」をとっているのだけど、これがさっぱりわからない(--;)。ラジオの授業もテキストをほとんどそのまま読んでいるだけなので、わからないところはネットで調べたりしているが、それでも解決できないところがある。誰がどんなことを言った、というだけの話で、それを覚えることを期待されても、なかなか意欲がわかない、というのが正直なところだ。その点、やっぱり面接授業はいい。来週は討議デモクラシーについてで、楽しみ(^^)。

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コメント

なんと贅沢な授業なんでしょう!うらやましいなぁ~
小泉前首相や石原都知事は言っていることが過激だったり、「ちょっと、それは言っていいことでは…」と感じることもあるのです。
それでも支持率が良いのは「クアッチフレーズ」があるからなのね。なるほど。
私も育児休業を利用して、来年4月くらいから放送大学の授業をとろうと思っています。
3ヶ月赤ちゃんをかかえてどこまで頑張れることやら(^^;
とりあえず、年末(年始?)の出産を頑張ります~

投稿: | 2006.11.29 11:10

Pさん、こんにちは。

なんとそんなおめでたい話になっていたのですね(^^)。
赤ちゃんがいると放送大学は大変かなぁ...でも、気分転換になっていいかもしれません。自分のペースでやれるので無理してたくさんの科目をこなすこともないしね。一緒の科目をとったりすることもあるかな?楽しみです。赤ちゃんが生まれるのも楽しみ(^^)。

小泉首相とか、フクザツなことをわかりやすく言ってしまう、それでみんな考えなくてよくて楽になってしまって、だから危険ですよね、と先生は言っておられました。子どもを持つと政治に対する見方が変わることがあるかもしれませんね。

投稿: じゃりんこ | 2006.11.29 21:47

じゃりんこさん、こんにちわ。 首都に出てきて、週末には帰国の途につきます。 いやいや、とにかく終わってホッとしました。

「キャッチ・フレーズ」つまり「レッテル貼り」=「決めつけ」と考えると、なぜそれが少数派や周縁部の人たちの切り捨てにつながるかがよくわかるような気がしました。 わかりやすいということは、全て6割で表現して4割は切り捨てる、そういうことではないかと…。

私のやっていることは逆で、9割はわかっているし大丈夫だからと置いておいて、1割を集中して理解しようとする、そんなことかも知れません。

投稿: axbxcx | 2006.12.01 14:47

axbxcx さん、週末には帰国の途ですか。じゃあクリスマスやお正月はご家族と過ごせるのですね。いろいろおもしろそうな映画もありますから、日本にいる時間(?)をお楽しみください(^^)。

なるほど、「わかりやすい」ことについてのわかりやすい例えですね(^^;)。私は、むずかしいことをわかりやすく話してくれる人は好きですが、周縁部とか都合の悪い部分とかを切り捨ててわかりやすくしてしまう、というのはやっぱり危険ですよね。少数者は切り捨ててしまっていい、というものじゃないですものね。

投稿: じゃりんこ | 2006.12.02 01:52

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