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ビデオ「プリシラ」The Adventures of Priscilla, Queen of the Desert

ロードムービーっていうのはどうしてこう楽しいんだろう...って思うのは私が旅好きだからかなぁ。

3人のドラッグクイーン(Wikipedia による定義はここ。私もよく知らなかったので )が、アリススプリングスでショーを行なうためにシドニーからバスを駆って旅をする。オーストラリアの広大な風景のなかをバスは走って行くのだが、その上にはド派手な衣装のドラッグクイーン(^^)。近道をしようと、道なき道を走ったものだから、バスは故障して、砂漠のなかで立往生。まわりには何もなく、もちろん人影はなく、時々トカゲがチョロチョロ動くくらい...さて、どうするのか...

旅にハプニングはつきものだけど、人との出会いはそれ以上のものだったりする。知らない人との出会いもそうだし、一緒に旅する仲間のことを深く知ることにもなる。最後のほう、あんな男の子はいないよなーと思うけど、そうだったらいいな、とは思う(^^)。歌やダンス、そして衣装も楽しい。エンドクレジットが終わったあとも、ちょっと笑える仕掛けがあって、最後の最後まで楽しめた。

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映画「ボンボン」El Perro

私は犬に特に思い入れはないし、この映画の主人公フアンもそうだった。だが、ひょんなことから犬をもらうことになり、この犬がすごい名犬で、連れて歩いているといろんな人から声をかけられて...犬好きの人たちが犬を見て嬉しそうにしているのを見ると、こちらまでなんだか嬉しくなってくる(^^)。ポスターに使われている場面ーフアンと犬のボンボンが車に並んで乗っている図が出てきたときは、思わずクスッと笑ってしまった。そんなふうに思わずクスリとさせられる場面が何度か。

話はゆっくりとしたテンポで進み、最後は「え、これで終わり?」という感じで、私好みの終わり方ではない(^^;)けど、フアンおじさんの人の良さが心地よく感じられる映画だった。

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珍地名

雑誌「通販生活」が届くと、いつもイソイソと袋をあけてしまう(^^)。
今回はいろいろおもしろい写真が紹介されていて、たくさん笑った。
そのなかからおもしろい地名のものをネットで探していると、珍地名を集めたサイトを見つけた。

世界の「珍名」所 大集合

通販生活に載っていたのはこのうち日本の地名のものいくつか(「ヤリキレナイ川」「女体入口」など...写真とともに紹介されるとインパクトがある)だけど、このホームページを作っている方は変わった地名のところにひとつひとつ出かけていって、地図や写真とともに紹介しているのがすごい(^^)。

通販生活のほうは、地名だけでなく、他にもいろいろ笑える写真や商品(^^)があったので、本屋さんで手にとってごらんください...っていうか、180円なので、買ってもその値段分はしっかり楽しめると思います(^^)。

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CD "We All Live Together" by Greg & Steve

今日の記事は、保育関係者または幼児向け英語教室の人に向けて。

うちの保育園で使っているCDのなかでも、よくできているなぁと思うのが、 "We All Live Together Volume 2" 。グレッグとスティーブの「みんな一緒に生きている」というCDは5巻まで出ているのだが、この第2巻が出色のでき。

上のリンクは amazon.com のページで、そこですべての曲を試聴することができる。踊って楽しいのは 6:Listen and Move. これは、まず「歩く」から始まって、「つま先歩き」「走る」「跳ぶ」などの動きを音楽にあわせて行なう。試聴で聞けるのは「つま先歩き」で、忍び足で歩いている感じの曲が楽しいが、この後、「走れ!」の掛け声とともに速い調子の曲に変わる。うちのクラスの赤ちゃん達は、私のパフォーマンスをおもしろそうに見ているし、1歳になれば、自分で言葉に合わせて動く。(保育関係者向けに言うと、ちょっと「さくら・さくらんぼのリズムあそび」に通じるものがある。)

8:Popcorn9:The Boogie Walk も踊って楽しい曲だが、特におもしろいのが 10:The Freeze。 ノリノリの R&B 調の曲が、「フリーズ!」という掛け声とともにストップ。しばらくするとまた曲が始まるのでダンスを再開、そしてまた「フリーズ!」で凍りつく。このくらいのことは1歳児にも理解できるので、とても楽しく踊れる。

7:The World Is A Rainbow はきれいな曲で、この曲が始まると、友達の手を取って一緒に踊りだす女の子が1歳児のクラスにいた。歌詞もステキで(ちょっと説教くさいかもしれないけど(^^;))アメリカっていう国を感じさせる。一部を訳してみると

世界は虹。
いろんな色で満ちている。
黄色、茶色、白、黒。
まわりにはいろんな色があるね。

世界は虹。
いろんな人たちが作り出した。
世界を動かすには
いろんな人が必要なんだ。

君は君、僕は僕。
それでいいんだ。
でも、世界はミキシングカップ。
かきまぜたら何が起こるか見てみよう。...

ロック調数え歌で数字を覚えたり、月の名前を覚える歌もあり、動きを表す言葉を覚える6番の曲ともあわせて、英語を覚えたいという幼児や小学校低学年の子どもにも楽しめると思う。英語がわからなくても、曲がみんな楽しいので、単にリズムあそびをしたりダンスをしたりするのに使える。

上のリンクから買えるけど、アメリカに注文するのは面倒、という方は、アマゾンマーケットプレイスで買えます。下のリンクからどうぞ。

B00000AG62We All Live Together, Vol. 2
Greg & Steve
Young Heart Music 2000-04-05

by G-Tools

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お帰り、パソコン

金曜の夕方に修理に出したパソコンが帰宅。こわれたのが水曜で、今日は火曜だから約1週間か。メインボードのプリント板を交換したそうで(有償なら3万円くらい、という話だった)、ハードディスクは無事。

夕食の後片付けを次女にまかせて、ケーブル類をつなぎなおし、電源を入れると、「予約日時が過ぎたため、これこれの番組が録画できませんでした」というメッセージが出た。水曜の朝、放送大学の授業があり、その名前は出ていなかったので、もしかして録れていたのかな、と思ったけど、ダメだった。今度、面接授業に行くとき、早めに行って見てくるかな。

修理報告書とともに、パソコン取り扱い上の注意が書いてある紙が入っていたけど、「強制終了はWindows システム異常の原因になる」と言われても、他に方法がないからそうしてしまうわけで...でも、ホコリにはもう少し気をつけられるかも(^^;)。

延長保証期間は後1年だけど、まだまだがんばってもらわなくちゃ(^^)。

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映画「ブラッド・ダイヤモンド」

舞台はシエラレオネ、1999年。政府軍と反政府組織RUFによる内戦で、人々はいつ命を失うかもしれないというような状況下で暮らしている。RUFによって家族がバラバラにされてしまったソロモンは、ダイヤモンドの採掘場で強制労働させられていたが、ある日、大粒のピンクダイヤモンドを見つけてそれをこっそりと隠す。しかし、そのことを知った者たちによって熾烈な争奪戦が起こる...

このところ、こういう映画を見ると、つい「どのくらい本当のことなのかなぁ」と考えてしまう。RUFは本当にあんなふうに、無差別に人々に銃撃を行なったりしていたのだろうか。私には想像のつかないような世界だけど、シエラレオネでの内戦後復興プロジェクトを支援してきたという「プラン・ジャパン」からのメールで、「内戦当時のシエラレオネの様子が描かれている」と書かれていたので、ある程度、本当のことなのだろう。私は紛争ダイヤモンドのことなんて知らなかったし、少年兵の姿は本当に痛ましい。

ただ、映画の良し悪しはともかく、私の場合、宝石類にまるで興味がないので、「こんなものに何故命をかけるのか」というのが一番の感想だ。もちろん、人それぞれ大切に思うものは違うわけで、宝石が大事、と言う人がいてもいいと思うけど、この映画で、ディカプリオ達が死ぬような思いをしてピンクダイヤモンドを得ようとする、その気持ちにはなかなか寄り添えなかった。ソロモンが家族をとりもどしたい、とする気持ちはわかったけど...ダイヤの密売人という悪役を熱演していたディカプリオも、どこかちぐはぐな感じがしてしまった。彼の出演しているものでは「タイタニック」が一番好きな私には、その印象が強すぎるのかなぁ...

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決まり文句

ある日のうちの保育園の休憩室にて、私(J)と同僚の保育士S(白人女性)、E(黒人男性)との会話。Sは子ども時代を日本の他の基地で過ごし、簡単な日本語の挨拶は知っている。Eは奥さんが日本人で、やはり簡単な日本語の挨拶程度はわかる。

J:ハクション!
S&E:Bless you(お大事に)!
J:ありがとう。
S:日本語には、くしゃみした時に言う言葉ってないのよね。
J:うん、ないね...でも、日本語にあって英語にないものだってあるよ。「いただきます」とか。
S:ああ、イタダキマス、ゴチソサマね。でも、私達、食事の前にお祈りする人はいるよ。
J:でも、それは「いただきます」とは違うわ。...そういえば、日本語では "How are you?" も言わないのよ。
S:ゲンキデスカ?
J:うん。私とあなたみたいに毎日会っている間柄では、「元気ですか」なんて聞かないの。よっぽど疲れてる様子とかだったら、「大丈夫?」とかって聞くけど。
S:じゃあ、何て言うわけ?
J:そうねぇ、個人的なことをあまり聞かないの。天気の話とか。「今日はいい天気だね」とか、「寒いね」とか。
S:"Have a nice day!" も言わないの?
J:うーん、「行ってらっしゃい」って言うときに、「いい一日を」っていう気持ちはこめるけど、でも、「行ってらっしゃい」っていう言葉そのものの意味は "Have a nice day" とは違うわね。
S:イテラッシャイ?どういう意味なの?
J:「行け」(Go!) ってことね。
S: 「行け」?
J:うん。..."Have a nice day" っていい言葉だよね。私は好きだわ。...そういえば、あなたたちが電話を切るときって、よく"I love you." って言うじゃない。それも好きだな。
S:"I love you." って言わないの?
J:うん。あなたたちみたいに、しょっちゅう、"I love you" って言うことはないわ。
E:そうそう、うちの奥さんも全然 "I love you" って言ってくれなかったもん。言うのは俺ばっかで。7年経って、ようやく言ってくれるようになってきたけど。

こんな話をしているうちに、私の休憩時間は終わり、一足先に休憩室を出ることになった。

J:じゃあまたね。(「お先に」にあたる言葉がないので、"See you later")
S:イテラッシャイ!

確かに、こういう状況で、先に部屋を出る人に対して、Have a nice day! と言うこともよくある。でも、ここで「行ってらっしゃい」でいいのかというと、うーん、悪くはない気もするけど...各国語の決まり文句ってほんとに対応してないものなんだなぁ、とつくづく。

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またパソコンがこわれた(x_x)...

帰宅してデスクトップパソコンをつけると、ユーザー選択画面で停止したまま。家族共有のページはパスワードを設定していないので、パソコンの電源を入れるとたいていはそのページが立ち上がる。で、その共有ページをあけようとしたら...マウスのポインタが動かない!Ctrl+Alt+Del を押しても何も起こらず、その他のキーにも反応しないので、しかたなく強制終了。そしてもう一度電源を入れる...と、画面には何も表示されなくなってしまった(--;)...セーフモードで立ち上げることもできない。

思いつくことは試みた(っていうほど、たいしたこともしていない(--;))けど、らちがあかないので、結局カスタマーサービスに電話。その人の言うことを試してみたものの、どうにもならず、修理に出すことになった。たぶん基盤の交換というようなことになるでしょう、とのこと。 三年の延長保証をつけたので、まだ無料修理期間中なのが不幸中の幸い。

データは毎日バックアップをとっていた(はずだ)から、前回ほどのダメージはない。ノートがあるので、インターネットにも接続できる。とはいえ、やっぱりデスクトップが使えないのは不便。私の場合は写真をデスクトップに保存しているし、放送大学の録画もこのパソコンだ。特に荒っぽい使い方をしている、というわけじゃないと思うんだけど...パソコンとはこわれるもの、なんだなぁ...

ハードディスクは無事だといいけど、でも、そうすると、パソコンが立ち上がったとき、我が家のパソコンが他人の目にさらされるのか...付箋がベタベタ貼ってあったりするのがちょっとはずかしい(--;)。まあともかく、早く修理が終わって普段どおりに使えるようになりますように。...

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「こんにちは」と「さようなら」

今期、放送大学で取っている「日本語基礎B」は、副題が「コミュニケーションと異文化理解」となっていて、外国の人が日本語について思っていることを話すコーナーがあるのだが、これがなかなかおもしろい。

たとえば、あるアメリカ人が言っていたのが、「日本語の授業で、挨拶は『こんにちは』って習うけど、親しい間柄では『こんにちは』って言わない」ということ。確かに言われてみればそのとおり。家族の間で「おはよう」「おやすみ」は言うけど、「こんにちは」「こんばんは」を言うことはない。道端で家族に会ったとしても「こんにちは」は言わない。仲のいい友人にも、「おはよう」は言うけど、昼間に会ったら「こんにちは」とは言わないなぁ。

でも、「親しい人」には「こんにちは」と言わない、というのもかなり曖昧な言い方だ。「親しい」って何なのか。たとえば、お隣さんとどんなに親しくても、道で会ったら「こんにちは」は言うだろう。先輩とどんなに親しくても「こんにちは」ということはありえる。でも、同輩なら、それほど親しくなくても、「こんにちは」とは言わないんじゃないか、というのが長女の意見。

親しい友人や家族に道端で会ったら何と言うか。「ああ」とか「おぅ」とか「○○ちゃん!」とかかな。「こんにちは」は万能選手だと思ってたけど、実はそうでもない。家族に「こんにちは」と言うのはすごく他人行儀な感じがしてしまう。

で、上記の人がさらに言っていたのが、出会ったときの挨拶(「こんにちは」に当たる言葉)が少ないのに、別れるときの挨拶はいろいろバリエーションがあって(「じゃあね」「元気でね」「またね」「それじゃ」「失礼します」「さよなら」...)おもしろい、ということ。また、「それじゃ」みたいな言い方は、後に続く感じがする。はっきり「終わりです」という感じでなく、後に続くような言い方で別れの挨拶をするのがおもしろい、と。

外国の人に言われて初めて気づくことって結構ある。挨拶の言葉について、昨日、うちの同僚達と話したことがおもしろかったので、明日にでもまた書きたいと思います。

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映画「六ヶ所村ラプソディー」

青森県六ヶ所村に完成した使用済み核燃料再処理工場をめぐる村の人々の生活と思いを追ったドキュメンタリー。映画のあと、監督と田中優さんという方との対談があり、私はいろいろなことを初めて知った。

12000人の村人のなかで、今も原発反対活動を続けているのは数人だという。多くの人たちは核施設があるという事実を受け入れ、共存していこうとしている...というか、村で生きていくには他に産業がない...

「ヒバクシャ」という映画を撮った監督の鎌仲ひとみさんは、核問題を追うという流れで六ヶ所村を撮ろうと決めた。そして、2004年から2年間、村で撮影を続けるなかで見えてきたのは、根底にはお金の問題があるのだ、ということ。

映画のなかで、「核廃棄物の受け入れ場所がない」という話で、東大の教授が「結局はお金でしょう」と言う場面がある。受け入れてくれるなら、そのための調査をさせてくれるなら、これこれのお金を払いましょう、それでも足りなければ2倍、5倍、10倍払いましょう、と言うことで、手をあげる自治体が出てきますよ、と。そして、実際にそういう自治体が出てきている...

私達が原発反対を言うのをためらうのは、「自分もたくさん電気を使っている」という負い目があるせいもある。しかし、現実には、家庭で消費される電力は全体の25パーセント程度であり、残りは企業による使用だ。そして、電力不足が問題になるのは、夏の平日の午後2時から3時ごろの間のみ。他の時間帯は問題ない。そして、その夏の平日の数時間のために、巨額の投資をして原発を作っている。その時間の消費をおさえることさえできれば、新たに原発を作る必要はない。そして、これは、その時間帯の企業の使用料金を高く設定することで可能だ...と、こういう説明は、映画のなかでされたのではなく、映画の後、田中優さんという方の説明から知った。

映画のなかに、無農薬のおコメを作り続けてきた女性が登場する。しかし、核燃料処理施設ができたことで、放射能汚染を心配しなければならなくなった。秋になっておコメを収穫して、それをお客さんが美味しいと言ってくれる、それが嬉しい、自分は幸せ者だ、と話しながら、でも放射能汚染の心配について話したら、今後は契約できない、と言うお客さんが出てきた...一所懸命育ててきたおコメを食べてもらえない...この人の胸のうちを思うとつらくなった。

この再処理工場は今年の秋に本格始動する予定で、そうすると空と海に毎日、放射性物質が放出されることになる。その量は一日で原発一年分だという。そしてプルトニウムと核廃棄物がうみだされ、その行き先は決まっていない...やっぱり今、止めなければだめなんだと思う。

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たんぽぽ

うちのクラスに、ひとり1歳の子がいるので、今日はその子を連れて1歳児クラスと一緒にお散歩へ。桜はもうほとんど葉桜になってしまっているけど、あちこちに咲いているタンポポがきれいで、「ほら、見てごらん。きれいなお花だねー」と子ども達に話しかけていたら、1歳児クラスの保育者M(アメリカ人)が、「私達はタンポポを花(flower)なんて呼ばないわ。あれは雑草(weed)よ。」と言う。「そうなの?」と聞き返したら、「まあ確かにきれいだけど、きれいな雑草ね。」彼女の定義によれば、花とは人間が意図的に植えたものであり、勝手に咲いているものは花ではないらしい。

他のアメリカ人に訊いてみたら、「うーん、タンポポのこと、"花"とは言うわよ...でも、雑草ね。」とのこと。芝の手入れなどをする人にしたら、タンポポは繁殖力が強いのでかなり邪魔なものであるらしい。

で、彼女が、「タンポポって食べられるのよ。うちのおばあちゃんがよく料理してくれたわ。おいしいのよ。」と言うのでまたびっくり。花は小麦粉と卵をつけて揚げ、葉っぱはサラダにするんだそうだ。調べてみると、タンポポ料理って結構ある。タンポポのてんぷらってちょっと食べてみたい気はする(^^)。

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校歌

先日、次女の高校の入学式に参加して、高校生が清々しい声で校歌を歌うのを聞き、校歌もいいものだな、と思った。

それで思い出したのが、京都のある高校の校歌だ。そこは私の母校ではないのだけど、校歌に関しては母校よりも印象に残っている。作詞が谷川俊太郎さんで、ひとつひとつの言葉が選びぬかれている感じがして、さすが詩人なんだなぁと思ったものだ。

特に、2番の最後の部分、

問いかけて なお問うて
こたええぬものの深みを
つらぬいて 輝け今日よ

というところが好きだった。
歌詞の全文と楽譜を見てみたい方はこちら

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映画「約束の旅路」Va, vis et deviens

中東が舞台になっている作品は、どうしてもその政治的スタンスが気になってしまうけど、この作品にはほとんど政治色がない。ただ、ユダヤ人がこの地に国を持つことは自然なことだと考えられているようではある。でも、主題は政治的なことではなくて、自分は何者なのか、そして家族とは、というようなことになるのだろうか。

原題は「行け、生きろ、そして生まれ変われ」という意味らしい。1984年、スーダンの難民キャンプで、ある母親が9歳の息子をそう言って送り出した。エチオピアにいるユダヤ人をイスラエルに帰還させる「モーゼ作戦」が実施されていたのだ。母親はユダヤ人ではなかったからイスラエルに行く資格はない。でも、息子だけでもいい暮らしをしてほしい...その結果、息子は自分をユダヤ人と偽って生きなければならないことになった。

その息子シュロモは、裕福な白人家庭の養子となる。彼の養父母となったふたりが本当にいい人で、シュロモに対し、自分の本当の子供達に対するのと変わらない愛情を注ぐ。特にこのおかあさんの接し方には胸を打たれる。しかし、シュロモにとって、母は難民キャンプにいる人であり、養父母に感謝の気持ちは持ちつつも、養母をママと呼ぶことはできない。ユダヤ教の律法を学び、それに精通するようになっても、彼はユダヤ人ではない...のだろうか。そして、皮膚の色が黒いことで差別を受け続けることになる...

ひとりの人間が、迷いながら成長していくさまや、イスラエル社会にもいろんな人がいるのだなぁ、ということを興味深く見ることができ、2時間半の上映時間も長いとは感じなかった。ただ、脚本はちょっと都合よくできすぎかな、とは思う。

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映画「パラダイス・ナウ」

イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区の町ナブルスで。自動車修理工として働くふたりのパレスチナ人の若者が「自爆攻撃者として選ばれた。明日決行だ」と知らされる。当然のことのようにそれを受け入れるふたり。明日には自分は天国へ行ってしまうのだが、そのことは家族やまわりの誰にも気づかれてはならない...

明日死ぬ、というようなことをそんなに簡単に受け入れられるのだろうか。占領下で暮らしていて希望のない毎日だとしても。どんなに篤い信仰を持っていたとしても。...でも、映画を見ていると、それが自然な流れのように見えてきてしまう...

「他人を殺すのはまちがっている。イスラエルに攻撃の口実を与えるべきじゃない。他の方法があるはずだ」と主張する女性。彼女はヨーロッパで生まれてモロッコで育ったパレスチナ人で、最近パレスチナにもどってきたばかり。彼女の感覚は、私達部外者の感覚と通じるものがあるが、生まれてからずっと占領下で暮らしてきた者には空しい議論としか聞こえない。

ただ、彼らのなかに迷いがないかというと...私はあんな結末になるとはまったく予想していなかった。自爆攻撃に向かおうとする人も確かに普通の人間なのだ、と感じさせられた。

監督はイスラエルのパスポートを持つパレスチナ人ハニ・アブ・アサド氏。撮影もほとんどナブルスで行なわれたらしい。イスラエルやアメリカが「テロリスト」と呼ぶ人たちがどんな人たちなのか、多くの人に見てほしい映画だ。

自爆攻撃に向かう前に、決意や父母への別れの言葉をビデオに収めるシーンがある。ビデオカメラの調子が悪く、撮りなおしをすることになるのだが
(以下ネタバレ)

続きを読む "映画「パラダイス・ナウ」"

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本「一瞬の夏」by 沢木耕太郎

カシアス内藤という混血のボクサーが、いったんボクシングから遠ざかった後、復帰をめざして奮闘する物語。「物語」と書いたが、フィクションではない。著者の沢木さんは、ボクシングの興行などに関しては素人であるにもかかわらず、カシアス内藤への思い入れから深く関わることになる。

私はボクシングに興味はないし、数年前、映画「ミリオンダラー・ベイビー」を見たとき、私はボクシングは好きじゃないんだなぁ、と思った。それなのに、この本には、ぐいぐい読ませる力がある。まるで映画を見ているように情景が浮かぶ。でも、映画とちがって、著者の心の中が語られる。著者の目を通して、周りの人の心情が語られる。ひとりのボクサーをとりまく様々な人たち。ひとりひとりそれぞれの人生がある。心の中の思いと、現実のできごとは、必ずしもうまくかみあわず、映画のようにストーリーを脚本家が決めるわけにはいかない。事実は小説より奇なり、とはよくいったものだ。しかし、その事実をこんなに生き生きと書けるのは沢木さんならではだろう。こんなブログを書いていても、事実や思ったことをちゃんと書くのはむずかしい、といつも感じている(^^;)。

話のメインストリームとは関係がないが、沢木さんが、「外国にいて気分が落ち込んでしまった時には市場を歩くに限る」と書いておられたのは、そうだろうな、と思ってしまった(^^)。私も市場をウロウロするのが大好きだ。これを読んで韓国の東大門の市場にも行ってみたいなぁ、と思った。でも、この本で書かれているのは10年以上も前の話だから、今はずいぶん感じが違っているのかなぁ。

一瞬の夏
沢木 耕太郎著

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赤ちゃんの笑い声

ときどきわけのわからないものが笑いのツボにはまってしまうということがある。とりわけ赤ちゃん。チラシの紙をビリッと破く音が何故かすごくおかしいらしく、破くたびに笑ってくれること、くれること(^^)。あんまり可愛かったので動画を撮影。動画はさすがにここには載せられないので、音声のみどうぞ。「giggle.wav」(9秒)をダウンロード

動画から音声のみを取り出すのに使用したのは QTConverter というフリーソフト。音声のぬきとりだけじゃなく、動画をいろいろな形式に簡単に変換することができて、なかなか便利(^^)。

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アメリカとフィリピン

フィリピン人の同僚Kが1週間の休みから戻ってきた。グリーンカードの申請にアメリカへ行っていたのだ。Kは、アメリカの市民権をもつフィリピン人のご主人と結婚してもう数年経っているはずだが、グリーンカードをまだ取得していないのだとは知らなかった。

フィリピン人がアメリカに行くことは簡単ではないそうだ。日本人なら、90日以内のアメリカ滞在はビザ不要だから気軽に旅行に行くことができるけど、フィリピン人の場合は旅行に行くのにもビザが必要で、その申請のためにもめんどうな手続きをしなければならない。しかも申請が承認されないこともあるという。「どうして?」と尋ねると、そのビザを利用して入国し、そのまま不法滞在を続ける人が少なくないからだそうだ。

アメリカがどんな国の出身者には入国を厳しくしているのか、調べようとしたけどわからなかった。まあ、ある程度は想像がつくけれど、フィリピンに対してもきびしいのだとはちょっと考えつかなかった。

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デジカメ用ミニ三脚 ゴリラポッド

知人のブログで見て以来、ほしいな、と思っていたゴリラポッドをついに手に入れた(^^)。このところ、娘の音楽会やらピアノ発表会やらで、動画を撮ることも多く、やっぱり三脚があるといいなぁと思っていた。旅先で写真を撮るときでも三脚があるといいな、と思うことはあるけど、旅の荷物は減らしたい。でも、このゴリラポッドは軽くて小さいし、どうしてもカバンの中にスペースがなければ、カバンのひもなどにくくりつけておくこともできる。全身がフレキシブルなのだ(^^)。

写真をクリックすると、商品のページ(楽天)にとんで、いくつかの使用例の写真が見られる。このように、三脚を手すりやポールなどに固定して使うことが可能だ。普通の三脚として使っても結構しっかりしている。ねじの部分だけをあらかじめカメラに固定しておいて、必要なときに脚の部分だけをワンタッチでとりつけることもできる。

載せられるのは350gまで、とのことなので、一眼レフのデジカメとかには使えないかな。あくまでもミニサイズなので、本格的なものとはずいぶん違うけど、なんだか使うのが楽しみ(^^)。

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