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主役は子どもたち!

プラン・ジャパンというNGOの機関紙を見ていたら、FGM(女性性器切除。詳しくはこちら)についての記事が目にとまり、そこに「主役は子どもたち!」と書かれていて、どういうことだろう、と思ったら、FGMがどういうものであるかについて子どもたちに知らせ、子どもたちが当事者としてこの問題に取り組んでいくようにする、というプログラムだった。

FGMという残酷に思えるような慣習が何故存続しているのか、部外者にはなかなか理解しにくいのだが、この慣習が行なわれている地域では、これを守っていこうとする人たちも多くて、部外者がやいやい言ったところで簡単にはなくならない。

それでは当事者である子どもたちが声をあげたらどうか。FGMを施されるのは子どもたちだ。その内容についてはよく知らされないまま、大人になる儀式として行なわれて、後遺症が残ったり、最悪命を落とすこともある。FGMで何が行なわれるのかを子どもたちに知らせ、その結果どういうことが起こってきたのかも知らせ、この慣習を残していくべきかどうかについて考えさせる。子どもたちは地域の大人に疑問をぶつけることができる。何故する必要があるのか。大人たちは子どもたちを納得させられるような答えを与えられるだろうか。

記事には、このワークショップに参加した11歳から14歳の4人の子どもたちの一言が紹介されている。「自分の娘には絶対にFGMを受けさせない」「FGMによる合併症の恐ろしさを親に伝え、娘達にFGMを施さないようにお願いした」などなど。実際、子どもたちの活動のおかげで、娘にFGMを受けさせる親も減ったそうだ。

それでも、このワークショップが行なわれた土地(マリのカティ地域)486村のうち、FGMを廃止したのが10村、廃止に向かっているのが26村、とまだまだ道は険しい。ただ、FGMの廃止については、これまで大人相手に話をすることばかり考えてきて、子どもに話をすることは考えつかなかった。この記事を読んで、そうだ、子どもが当事者なんだもの、子どもがもっと事実について知るべきだなぁ、と思った。

記事はプランジャパンのホームページで読めるので、興味のある方はどうぞ。
プランジャパンのニュースのページ に行き、2007年4月号(PDF)を開きます。第4ページ及び第5ページが該当の記事です。

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