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映画「それでも生きる子供たちへ」All the Invisible Children


ルワンダ、セルビア・モンテネグロ、アメリカ、ブラジル、イギリス、イタリア、中国。7つの国の子どもたちの今を描いた短編のオムニバスで、私はどの作品も結構好きだった。

戦士として銃を持つ。親の言いつけにより盗みを働く。エイズを抱えている。廃品回収をして生活の糧を稼ぐ。戦争で難民になってしまった。金持ちから盗んだものを売って生活する。裕福な家庭に生まれた子、赤ちゃんのときに捨てられたけれど優しい人に育てられた子。子どもたちをとりまく状況は様々で、必ずしも明るいとはいえないけど、でも暗く悲惨でもう救いがないというのでもない。

しばらく前、「トゥモロー・ワールド」という映画のDVDを見た。人類が生殖能力を失って、もう18年間、新しい子どもが生まれていない、という状況。「子どもの笑い声の聞こえない世界になった」というセリフがあって、それはいやだなぁ、と思ってしまった。

廃品回収をして歩くブラジルの兄妹の楽しそうなこと。中国のふたりの少女の笑顔。子どものパワーはやっぱりすごい(^^)。遊園地のメリーゴーランドを見つめるイタリアの子、誰もいない学校で黒板に書かれた問題の答えを書くルワンダの子。この子達が自分のやりたいことができるように、大人はやっぱりがんばらなくちゃいけないと思う。

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コメント

私も見ました。

ブラジルの廃品を集めて売る兄妹の話しが好きです。次々起こるトラブルに負けず、協力して最後までやり遂げる逞しさ。なんだかホッとします。現実にはもっと厳しいだろうし、スラムの子供たちが希望を持ち続けられるのかは疑問ですが、ちょっとは救いがないと見てる方がへこたれてしまいます。笑

投稿: tabe | 2007.06.25 13:06

あ、tabe さんも見たのね(^^)。

うん、ブラジルの話はよかったよね。市場で、男の子が「オレンジひとつちょうだい」って頼んで分けてもらえたり、時間外だけど、なんとか廃品を引き取ってもらえたり、大人もちょっとだけ子どもに優しくしてあげられる余裕?があったのもよかったなぁって。

他の人の感想を読んでると、「中国のジョン・ウーの作品は演出過剰だ」というのが結構あったけど、私は、あの女の子たちのかわいらしさにまいってしまいました。やっぱ私は子どもに弱いみたいです(^^;)。

うん、「麦の穂」みたいにうちのめされると、映画を見てるだけでもへこむもんねぇ。この映画は、最初のルワンダの男の子が希望を見つけるのはむずかしそうに思えたけど、他の作品は、きびしい現実を描きながらもちょっと何かしらの希望を感じられるようなつくりだったよね。甘いのかもしれないけど、子どもが希望を持てるように、大人ができることも何かあるはずだよなって思うから、こういう映画の作り方は好きだな、と思いました。

投稿: じゃりんこ | 2007.06.25 20:09

ジョン・ウーの作品、私も好きです。じいちゃんが良い顔してます。演出過剰という指摘もあるのですか。それは「表面的な演出」のみを言っている感じがしますね。安く簡単な撮影方法をとりドキュメンタリーに似せて安い作り方をすれば「演出はされていない」と思ってしまうのかもしれません。それに表面的な演出(ドラマチックな音楽、装飾)がされている作品でも「良い物語」は「良い」んだしなーーと思うんですけどどうなんでしょ。あ、ここまでくると、好みの問題かもしれませんね。。。。

最近、落ち込み気味なので明るいお馬鹿映画ばかり見ています。「舞妓 Haaaan!!!」みちゃいました。「キサラギ」も狙ってます。

投稿: tabe | 2007.06.26 21:07

tabe さん、

うん、あのおじいちゃんもいいよね。まあ、確かに、現実の世界ではありえないようなストーリー展開かもしれないけど、私は結構のせられてしまうほうなので...

落ち込み気味なの?
なんかおもしろそうな映画もいろいろあるから、パーッと笑えるといいね(^^)。

投稿: じゃりんこ | 2007.06.26 21:30

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