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本「ピーター流わくわく旅行術」by ピーター・フランクル

数学者にして大道芸人のピーターさんが旅の極意を語ったもの。

ピーターさんとは、旅のスタイルが結構似ているかな、と思う。確かに、旅に出て楽しいのは人と出会うことだ。素晴らしい景色やら町そのものや美術館や建物や食べ物や音楽や...旅の目的は一応そんなものだったりするけど、一番思い出に残っているのは、人と交わした会話かなぁと思う。ピーターさんみたいに大道芸ができればもっと楽しいんだろうけど。大道芸人の天敵が警察官だとは知らなかった。街角で大道芸をするには許可が必要だけど、実際には日本ではめったに許可がおりないので、みんな無許可でやっているそうだ。

最後の章に旅の心得10か条が四字熟語の形で載っているのだけど、なるほど、と思ったのは「看顔即話」。「人の顔を見たら即、話しかけよ。」という教え。自分の身を守るためにも、自分に声をかけてきた人ではなく、自分から声をかけた人と話をすべき、と言う。私も、ピーターさんと同じく、その国の言葉を少しは勉強していくようにしていて、道を訊くのはわりと平気でできるほうだけど、普通の会話を自分から始めるのはなかなかできない。「無視されてもともと」くらいの気持ちでどんどん声をかけましょう、「旅の恥はかき捨て」というのがピーター流だ。その際、大学というのは結構会話をする場所として使えるらしい。それ、いいかもしれないなぁ、と思った。

数学者のピーターさんが、スリランカの日本人学校で子どもたちに出した問題が最初わからなかった(^^;)ので書き留めておきます。

一郎、二郎、三郎は月見に大きな団子を持っていくことになっていました。一郎は三個、二郎は五個持ってきたけど、三郎は家に忘れてしまいました。三人は仲良く団子を食べながら月見をしました。最後には、切って分け合ったりしながら、三人がちょうど同じだけ食べて、団子はなくなりました。帰る間際に三郎は800円を出してふたりに「団子代だよ」と渡しました。さて、一郎と二郎はその800円をどう分ければ公平でしょうか。

私は単純に、「一郎が三個、二郎が五個なんだから300円と500円でいいだろう」と思ったら、答えが違う。解説は載っていなかったので子どもたちに問題を出したら、次女が「あ、そういうの、学校でやった」と言ってノートを見に行ったけど見つからず。正解を出したのは長女。確かに言われてみれば300円と500円じゃ不公平になってしまう。わりと有名な問題のようで、小学生でも必ず正解する子がいるそうですが、簡単ですか?

4005003990ピーター流わくわく旅行術
ピーター フランクル Peter Frankl
岩波書店 2002-06

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コメント

思わずやってしまいました。 計算しなければいけないところはありますが、自分がどれだけ食べて他の人にどれだけあげたかと考えれば、難しいとは思いませんが…。

投稿: axbxcx | 2007.06.12 11:33

さすが axbxcx さん、そのとおりです(^^)。
ちょっと考えればわかることなのに、ぱっと見で判断してしまったら
なかなかそこからぬけられません。
日常でもこういう間違いをいっぱいしているような気がします(^^;)。

投稿: じゃりんこ | 2007.06.12 19:53

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