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ハバナの野菜事情

Mercado2キューバでは通貨は、観光客の使う兌換ペソ(cuc)と地元の人の使うキューバペソ(MN)の二本立てになっている。観光客にはキューバペソは必要ないけど、使えないわけではない。機会があったら使ってみたかったので、「どこで両替ができるのか」と民宿のおかみさんに聞いたら、近くの市場に連れて行ってくれた。そこで係の人が5cuc を20ペソ6枚と交換してくれた。

どこの国に行っても、市場は私のとても好きなところだ。私がそもそもキューバに興味を持ったのは「サルー!ハバナ」という映画がきっかけだった。「なんでキューバに来たの」と聞かれて「映画を見て...」と言うと、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブか」なんて聞かれるんだけど、特にキューバの音楽にすごく興味があったわけではない。有機農業に成功した国、おいしそうな野菜、それに映画に写っている人々の笑顔に惹かれたのだ。Mercado

写真を撮っていいか、と尋ねると、みんなにこやかに応じてくれた。ただ、野菜の種類は期待したほど多くはないし、現実の生活にもそれほどとけこんでいるわけではないようだ。映画のあとの監督のインタビューでも、「もともと肉食をよくするお国柄」だと紹介されていたけれど、実際その通りなのだろう。下の写真はカサの一日目の夕食。黒豆を煮込んだスープをごはんにかけて食べる。「みかけは日本のぜんざいに似ているけど、塩味でびっくりする」と聞かされていたけど、豆に甘みがあっておいしかった。味はどれも本当においしいのだけど、我が家の食事と比べると野菜が少ないな、と思ってしまう。Casadinner

泊まっていた民宿のすぐ近くにベジタリアンレストランがあったのだけど、すでに閉店していた。有機農業に成功しても、必ずしもそれが人々の生活に根付く、というわけでもないのかな、と思う。田舎に行けばまた事情が違うのかもしれないけど。

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コメント

写真に写っている人たち、本当にみんなきれいな笑顔してますね。
キューバのことは全然知らないのですが、他の国でもみんなが素敵な笑顔を振りまいてくれがちの場所と、振りまいてくれないがちの場所がありますよね(って周りくどい言い方ですね)。
あれも何だか不思議ですよね。裕福な国だからみんなニコニコしているわけではないものね。

投稿: Kanani | 2007.08.26 08:18

Kanani さん、

うん、特に2番目の人とかステキでしょ(^^)。

キューバでもいつも笑顔にあった、というわけではないです。
お店の人とかでも誰でも愛想がいいわけではなかったし。
でも、短期間の滞在だったから、もっと長くいれば印象はいろいろ違っただろうな、と思います。

写真は撮れなかったんだけど、笑顔で印象的だったのが、オピスポ通りという商店街で新しいサンダルを買ってもらった男の子。それをはいて、すっごくにこにこしてて、それを見てるおかあさんや近所の人(?)もとても嬉しそうで。
ちょっとしたことでも幸せになれるといいよね(^^)。

投稿: じゃりんこ | 2007.08.26 08:44

じゃりんこさん、確かに緑黄野菜はあまり多くないように見えますね。 考えてみれば、キューバの有機農業や自然エネルギーは国の政策として始めたもので、消費者の動向とか農民自身の発意で始めたものではないでしょうから、その辺りが多様性の少ない理由なのかも知れません。 食料自給率が再び40%を切った日本が学ぶべきことは多いだろうと思いますが…。

投稿: axbxcx | 2007.08.26 08:50

axbxcx さん、

確かにそうですね。
キューバの政策って、教育にしても医療にしても農業にしても、理想的というか、私はすごいなーと思うんですが、政策担当者の思いと人々の思いが一致してないところはあるのかもしれません。
とはいえ、野菜がないわけじゃないし、野菜好きの私にとっては少ないというだけのことで、みんな飢えることなく生活しているわけですから、おっしゃるとおり、日本が学ぶべきことはたくさんあるだろうと思います。

投稿: じゃりんこ | 2007.08.26 09:00

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