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キューバのおまわりさん

さて、ハバナ大学の学生達と別れた後、「やっぱり革命広場が閉まっているなんてありえない」と思い、行ってみることにした。「方向音痴」という、旅好きにあるまじき欠点の持ち主である私(--;)は、それにもかかわらず歩くのが大好き。しかし声をかけてくるのはほとんどがヒネテーロなので、ここはやっぱりおまわりさんに聞くべきだろう、という結論に達した。

で、道行くおまわりさんに「革命広場へはどう行けばいいのか」と尋ねると、方向を教えてくれ、「一緒に行ってあげよう」と言ってくれた。それは心強い(^^)。片言のスペイン語でおしゃべりしながらの道中だ。私は金色のネックレス(安物)をしていたのだが、おまわりさんはそれをシャツの下にしまえ、と言う。それをひっぱて取ろうとするヤツがいるから、と。ハバナは治安がいいと言われていて、実際、危険を感じるようなことはなかったけど、民宿のおかみさんにも「かばんはななめがけにしろ」とか「パスポートは持ち歩くな」(実際は、町歩きでパスポートが必要な場面もあるので、パスポートは持っていたほうがいいと思う)とか言われたし、スリに警戒が必要な場面というのはあるのだろう。で、私が「ハバナは安全だ。なぜならポリスマンがいるから」と言うと、「そうそう」という感じの嬉しそうな顔をして胸をはった。なんともかわいいおまわりさんだ(^^)。

ハバナの暑い日ざしの下、おまわりさんは汗をふきふき歩いている。しばらく歩いて大きな道のところで曲がり、ちょっと行ったところで、道路の脇に立ったまま、おまわりさんは止まってしまった。私はわけがわからず、「どうして止まっているのか」と尋ねても、スペイン語なので何を言われているのかよくわからない(--;)。わけもわからず待っているという状況に、私もちょっとイライラしてきて、それを見たおまわりさんが「タクシーに乗るか?」などと言う。は?ここまで歩いてきてどうしてタクシーなの?と、それもわけがわからず、「タクシーには乗らない。歩く」と言うと、「歩くの?」と驚いたような顔になって、「じゃあバイバイ」と手を振られた。なんなんだ、いったい!?

仕方ないので、たぶんこっちかな、という方向に向かって歩き出す。ちょっと行くとおもしろそうな建物があって眺めていたら、後ろから呼び止められた。見ると、おまわりさんが普通の車に乗っている!「お金ない」と言うと、「いいから乗れ」と指示する。言われるまま後部座席に座ると、車内は大音量のキューバミュージック。運転手の人は「いったい何なんだ?」という顔つきで私を見た後、おまわりさんの指示に従って車を走らせる...これって、おまわりさんがヒッチハイクをしたってことなのか...(^。^)!

Kakumeihiroba新市街は旧市街と違って広々とした道路だ。しばらくすると革命広場のチェ・ゲバラの肖像(?)が見えてきた。車で5分は走っていないと思うけど、確かに、普通の人は歩かないかな、というくらいの距離はあった。それにしても、おまわりさんに車を止められた人は何事かと思っただろう(^。^)...それともキューバでは普通のことなのかな。いくら治安のいい国といっても、ヒッチハイクはちょっと勇気がいる。でも、おまわりさんつきなら安心(^^)。

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