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革命博物館(キューバ)

キューバにいたのは短期間なのに、旅行に行った本人は書きとめておきたいことがいろいろあって...でも、キリがないので、適当にはしょりながらしつこく続けます(^^;)。

ツアーに行った翌日は、旧市街の観光へ。まずは革命博物館。革命軍と政府軍が戦っていた頃、政府軍によって使われていた拷問の道具、革命軍の司令官の着ていた服や使っていた銃、伝令のために使われていた人形...それらの物が、キューバ革命の歴史がわかるような説明とともに順を追って展示されていて、ほとんどの説明には英語訳もついていた。

なかでも私が興味を惹かれたのは革命後の政府の政策を説明した展示だ。就学前の子どものための保育所を作ったこと、障がいを持つ子にも教育を保障していること、病気の子どもを持つ親は安心して休めるシステムがあること、医療施設が充実していて世界にも貢献していること、などなど。さらにCIAがキューバに撒き散らした何かのせいで病気になった子どもがいる、など、アメリカとの確執をうかがわせる展示もちらほら。

革命博物館の外は「グランマ号の思い出広場」になっていて、戦闘機やその残骸が展示されている。カストロやゲバラがキューバ革命を起こすときにメキシコから乗り込んだという肝心のグランマ号はどこにあるのかわからず警備の人に尋ねたら、広場の真ん中に厳重に囲いをされて置かれていた。誰かがグランマ号を傷つけるかもしれない、と心配しているのだろうか。この広場でも、たとえばピッグズ湾事件のときに撃ち落とされた飛行機の残骸の説明に、「ひとりのアメリカのパイロットの死体は18年間キューバ国内にとめおかれたままで、アメリカ政府はそれを公式に取り戻そうとはしなかった。そんなことをしたら、政府が直接キューバ侵攻に関わったことが世界にばれてしまうからだ」などとあり、キューバとアメリカのややこしい関係を感じさせられる。

Cretionosもう一度建物の中にもどって気づいたのが「ばか者コーナー」。ブッシュ、レーガン、バチスタ(キューバ革命で打倒された)の3人の大きな似顔絵が描かれ、それぞれの横に少しずつ文章を変えて、「キューバ革命を確かなものにしてくれてありがとう!」と書かれている。これだけおおっぴらにアメリカに喧嘩を売っている国って他にあるだろうか(^^;)。アメリカの目と鼻の先にあっても、直接は飛べないわけだ。

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