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ビデオ「日本以外全部沈没」

これほど評価の分かれる映画も珍しいのでは。ディスカスやヤフーでのレビューを見ていると、「くだらない」「つまらない」「最低」「時間の無駄」というような酷評が多いなか、「さすが筒井康隆」「最高」という評価もあって...で、私はというと、好きだった(^^)。

突然の天変地異で、アメリカが沈没。続いて、中国大陸、ユーラシア大陸全体、アフリカ...と次々に沈没していき、残ったのは日本だけ。世界中から難民が日本に押し寄せる...と、どうなるか。

考えてみたことがなかったが(まあ、ありえないことだし(^^;))、食料を輸入に頼っている日本は食糧不足に陥り、しかも、人口が5倍に膨れ上がっているので、食糧不足に拍車がかかる。

興味深かったのは、日本人が外国人に対してどういう態度をとるか、だ。日本に住まわせてもらっている難民はみんな弱い立場。アメリカ、中国、韓国...昔、日本はそれらの国の顔色をうかがっていたのに、今は立場が逆転。一般の日本人の態度も...なんか、そういうことってありえなくもないなぁ、と思ってしまうような話が展開する。

「外国人には見せられない」というレビューがあったけど、私は外国の人に見てほしいな、と思った。とりわけアメリカ人とかイスラエルの人とか。土地を持っている、っていうことがそれほどエライことなのか。自分が難民の立場になったら...って考えてみたことがあるだろうか。外国では公開されていないのかな、と思って、IMDB(インターネットムービーデータベース)を見てみたら、"Nihon igai zenbu chinbotsu" っていうのがちゃんとあって、70人の投票により、10中4.5という評価だった。「おもしろくない」「退屈」という声とともに、「日本沈没よりおもしろい」という声もあって、ここでも賛否両論。

原作者の筒井康隆さんはちょい役で出演していたようで、つくづく遊ぶのが好きな人なんだな(^^)。

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映画「少年、機関車に乗る」Bratan

「レール・ロード・ムービーの傑作」というコピーに惹かれて見に行ったら...まあ、その通りだった、電車好きとしては(^^)。タジキスタンの映画で、セピア色の画面が古さを感じさせるけど、製作は1991年だから、普通にカラーフィルムはあったのだろう。カラーフィルムで撮ったとしても、こんなふうにセピア色っぽい画面は多くなっただろうから、どうしてわざわざそんなふうに撮ったのかはわからない。何もない、だだっ広い赤茶けた大地は、中国のシルクロードの風景を思い出させるが、それもそのはず、家に帰ってから地図を確認すると、タジキスタンは中国の西隣にある国なんだった。

17歳の少年ファルーとその7歳の弟、通称"でぶちん"が、遠くの町に住む父親に会いに行く。知り合いの運転士ナビに頼んで(たぶんタダで、あるいはタダ同然で)機関車に乗せてもらう。弟は土を食べるという病癖があり、ファルーはその弟を父に預けて、自分は出稼ぎ仕事をしたいと思っているらしい。どうして父親が遠くに住んでいて兄が弟の面倒を見ているのか(祖母が一緒に住んではいるけど)とか、ファルーのアルバイトの内容とか、よくわからない部分があって、起承転結がきれいにまとまっている話の好きな私には消化不良の感はある。原題のBratan は「弟」(brother)という意味らしいから、この映画の主題もそのあたりにあるんだろう.けど....。確かに、弟を父親に預けよう(押しつけよう)とはしているが、この兄が弟思いであることは伝わってきた。

なんといっても、汽車に乗って、過ぎ行く風景を眺めるのは楽しい。とりわけこの汽車は、駅でもないところに止まったり、まあそのほか、日本の電車では考えられないようなエピソードがいろいろ登場する(^^)。タジキスタンに行くことなんて一生ないだろうけど、映画のおかげでちょっと旅の気分を味わった(^^)。

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絵本「ふしぎなナイフ」by 中村 牧江、林 健造、福田 隆義

福音館書店の雑誌「こどものとも」から単行本化されたもの。アマゾンでの評判もいいので、保育関係者の間ではきっと有名なんだろうけど、私は最近知った。

テーブルの上にあるナイフが、まがったり、ねじれたり、折れたり...さらには、ほどけたり、のびたり、ちぢんだり...と、ありえない展開をするんだけど、絵が写実的で、いかにも本当に起こりそうに見える(^^)。ひとつひとつの状態を表す英語を見つけるのも、私には勉強になった。(同室の保育士さんと一緒に考えた)

うちのクラスの子ども達も大好き(^^)。「自分にはおもしろくなかった」というレビューもあったので、誰もが好きになるとは限らない本だとは思うけど、小さい子から大人まで、かなりの人が楽しめる本だと思う。

483401407Xふしぎなナイフ (こどものとも傑作集)
中村 牧江 林 健造
福音館書店 1997-02

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似顔絵ソフト

このブログが「じゃりんこのコーヒータイム」となっているのは、私が「じゃりン子チエ」のファンだからで、長女に描いてもらったチエちゃんの絵をプロフィールの絵として使わせてもらってきた。で、この間から放送大学で「著作権法概論」をとっているわけだけど、チエちゃんの画像を二次加工して使う場合、やはり作者のはるき悦巳さんの許可をとるべきなんだなぁ、と知った。

しかし、考えてみればチエちゃんと私は似ても似つかぬわけで、チエちゃんファンの人にすれば、「おまえなんかにチエちゃんの画像を使ってもらいたくない」というのはあるだろう。というわけで、このさい、自分の画像を登録することにした。

似顔絵ソフトにいいのがないかな、と探したところ、オフィスソフトについているとのこと。このソフトを使うと、写真から、顔の輪郭、目、鼻、口のあたりをトレースして似顔絵にしてくれる。髪型は用意されているもののなかから選ぶしかないので、かなり限られているし、肌色も選べず、しわなども反映されない。その後、いくつかの表情をつけることができる。

Sany0011_1Sany0011_2で、できあがったのが左図。だけど、かなり美化されている(^^;)。表情をつけた右図のほうが、私に似ている(と、長女も同意)ということで、こちらをプロフィール画像に採用することにした。これをペイントソフトでトリミングして、背景色をつけた。

この似顔絵ソフトが、どの程度現物を忠実に反映するか、というのは、このソフトを使って作った有名人の似顔絵を見て、あてられるかどうかで判断してみてください。

Who1

Who2

Who3Who4

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ヒント。
左上:南米出身。笑顔の方が雰囲気がでているかも。
右上:アメリカ人。怒った表情のほうが本人らしく見える(^^;)。
左下:ハリウッド女優。
右下:日本の女優。

最初の全問正解者には、希望があれば何か賞品をさしあげます(笑)。
それなりに似てると思うんだけど、どうかな...

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ガザにおもちゃを送ろう

イスラエルによる封鎖のなか、ハマスとファタハの抗争も続いているガザ。ガザの様子が日本のメディアで報道されることは少ないが、パレスチナのニュースを伝えてくれているブログ"P-navi info"によれば、イスラエル軍による空爆でガザで11人の人が死亡したこと(9月27日)や、イスラエルによって電力が止められたガザの様子が伝えられている。

そんなガザへ、「パレスチナ子どものキャンペーン」では「おもちゃを送ろう」と呼びかけている。空爆や抗争があり、日常的な物資が不足するなかで、なぜおもちゃ?と思われるかもしれないけれど、どんな状況にあっても子ども達は楽しいことがしたいのだ。そして、おもちゃって、きっといつも二の次にまわされてしまうものだろうから...

送ってほしいおもちゃは、「ぬいぐるみ、人形、積み木、ブロック、ミニカー、ボール、風船、ジグソーパズル、ままごとセット」など、新品か、中古でも新品に近いきれいなもの。逆に送らないでほしいものは、豚を扱ったもの(宗教上の理由で好ましくないそうだ)、電池を必要とするもの、おもちゃ以外のもの(衣類・文具など)など、くわしくは こちらのページで。

Balls私は、先週の火曜に100円ショップに行き、さんざん悩んだ末、やわらかいボール10個とビーチボールを買った。品物の価格が10ドルを超えると現地で高額の税金がかかるということで、10ドル以下になるように選んだ。着せ替え人形とかもいいかな、と思ったのだが、その店には見事に白人の女の子の人形しかなかった。今、うちのクラスの子どもが全員男の子なので、つい、男の子の遊べるようなものを見てしまう、というのもあるけど、ボールならみんなで遊べるかな、と思って。写真のカラフルなボールは発泡ビーズで、さわり心地がよい(^^)。

で、ようやく昨日の土曜日、荷造りをして郵便局に持っていった。あて先はガザのアトファルナろう学校だが、住所は via Israel となっている。パレスチナは国家ではなく、イスラエルの占領下にあるのだということが実感される。重量は600グラムちょっと、小型包装物で送って1230円だった。無事に届くといいな。

もし、家でねむっているきれいなおもちゃなどがある場合は、ぜひガザの子ども達に送ってください。あて先や注意事項などはこちらです。

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映画「友だちのうちはどこ?」KHANE-YE DOUST KODJAST?

イランのアッバス・キアロスタミ監督の名前を知ったのは映画「明日へのチケット」を見たとき。エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ、ケン・ローチという3人の監督による共同制作ということで話題になった(?)が、私はケン・ローチ以外の人についてはまったく知らなかった。

で、キアロスタミの担当した部分は、傲慢な女性とその人の世話をする若者の話。この女性のわがままぶりは、見ていて気分が悪くなるほどで、気持ちのよい話ではなかった。でも、なぜかいろんな場面をよく覚えている。

で、先日、図書館でビデオ「桜桃の味」を借りて見てみた。カンヌでパルムドールを受賞したというキアロスタミ監督の代表作のひとつ。自殺の手助けをしてくれる人を探す男の話で、ラストは私には理解不能だったけど、ひとりひとりの人物の表情とかが印象に残る作品だった。

「友だちのうちはどこ?」は、小学2年生の男の子が、持って帰ってきてしまった友だちのノートを友だちのうちに届けに行く話。1987年の作品だから、今から20年前。ノートではなく紙に宿題をやってきた友だちが先生に叱られていて、「今度やったら退学だ」と言われていた。その友だちのノートを持って帰ってきてしまったのだ。

イランの教育方針というのは当時も今もあんな感じなんだろうか。子どもは大人に従うもの。口答えは許されない。この先生も権威をかさにきて、子どもの気持ちを思いやるとか、ひとりひとりの子どもを尊重しようとか、そういう姿勢は感じられない。親もそうだ。「なんとか今日中にノートを届けなければいけない」と一所懸命に説明しようとする子どもにまったく耳を貸さず、「とにかく宿題をしろ」と言い、次々と雑用を言いつける。アメリカ的な教育観(私も基本的にそういう教育観の持ち主だと思う)からすると、ひどいなぁと思う。でも、そんな教育を受けながら、イランの子ども達は優しい心を育んでいくのだろうか。

友だちにノートを届けなければ、と一所懸命説明しても母親から許可をもらえない。大人の言うことには従わなければいけないんだけど、自分のせいで友だちが退学になっては大変、と、少年は親に逆らうことになっても届けに行くことを決意する...

少年の一所懸命な様子が心地よく、なんとか家を見つけられるといいなぁ、と願いながら見てしまう。ラストはちょっとほっとさせられた(^^)。

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ハバナの写真

ハバナの写真やキューバで買ったおみやげの写真を次のページにアップしました。
暇と興味のある方は見てみてください(^^)。

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本「日本語の論理」by 外山滋比古

この本を読もうと思ったのは、幼児の英語教育に対する批判的な意見が書かれているとのことだったので。確かに批判的な意見が書かれていたのが、述べられている理由はそれほど「論理的」なものだとは私には思えなかった。

幼児にはまず三つ児の魂をつくるのが最重要である。これはなるべく私的な言語がよい。標準語より方言がよい。方言より母親の愛語がよい。ここで外国語が混入するのはもっともまずいことと思われる。(p.144)
このように書かれていて、何故それが最重要なのか、何故なるべく私的な言語がよいのか、については述べられていない。(「会話の原型が形成される時期に言語学習を受けない幼児は、あとになってどんなに努力しても一人前の言語生活はできない」ということで、アヴェロンの野生児の例をあげてはおられる。p.33)「家族づれで外国生活をしてきた家庭の子供にしばしば思考力の不安定なものが見受けられる」とのことだけど、それはそうでない場合に比べて多いのかどうか、読者に具体的にはわからない。確かに、バイリンガルで育てようとして、どちらもうまく話せない、という例はあるようだ。アメリカ人と結婚している日本人のおかあさんからそういう話を聞いたことはある。ただ、英語とスペイン語の完璧なバイリンガルの人というのを知っている(メキシコ人の彼女は5歳のとき、母親から離れてアメリカに住む伯母のところへ預けられたそうだ。思考力が不安定という印象はない)し、フィリピンの人達は方言とタガログ語を小さいときから話し、さらに小学生から英語を学ぶ。フィリピンの人で、論理的でないと思える人はいるけれど、すべての人がそうではない。日本人でもアメリカ人でも、論理的でないと思える人はいる。...ただ、考えてみると、確かにフィリピンの人と議論になると、一方的に議論を打ち切られてしまう、ということが何度かあった。「こうこうこうでしょ」というふうに反論すると、「聞きたくない」「あなたとは話したくない」と言われてそれ以上話ができなくなってしまう。

私も、人は「母国語」といえるものがあったほうがいい気はする。でも、小学生にもなれば、母国語はもう安定しているだろうから、子どもが興味を持つのであれば、外国語の勉強を始めても害はないと思う。子どもによってはもっと早くても大丈夫だろう。言語によって使用される音域が違うので、子どものほうがそれを聞き取れる耳を作りやすいというのはあると思う。「だから外国語を学ぶのは早ければ早いほどよい」とは私も思わないけれど。

言葉に関する考察を読むのはおもしろかったけど、外山さんがこの本を書かれた時代(1967年~1972年)と今とでは、言葉をめぐる状況もずいぶん変わっている。断定的に書かれていることに対して、そうかなぁ、と思うことは結構あった。「多くの日本人の書く文章は骨なしだ」とか。

なるほど、と思ったのは、外から見ることでかえってよく見える、ということ。ある土地の紹介を書くのに、そこに住んでいる人よりも、その土地を初めて訪れた人や数回訪れたくらいの人のほうがいいものが書ける。そこに住んでいる人にとってはなんでもないことが他の人の目から見ると新鮮に映る。「インサイダーが必ずしも万能ではない。インサイダーは、あまりにも身近にあるために、対象を客観視することができない。かえって遠くにいるものの方によくわかる点がある(p.202)」。というわけで、「アウトサイダーの立場で外国語を研究することは意味がある」というのは、なるほどと思う。確かに、外国の人から言われて初めて、日本語の不思議さに気づいたりする。

だから、「外国語を学ぶにあたって、赤ん坊が言葉を覚えるようなプロセスで学ぶというナチュラル・メソッドはダメで、あくまでも外国語は母国語とは違った次元で学べ」というのが外山さんの持論だ。読むことが第一で、そのあと書く、聞く、話すの順になると言う。赤ん坊が言葉を覚えるにはまず耳から聞いて、それを口に出す、その後文字を理解するようになっていくわけだが、外国語を学び始めるのは母国語が確立してからだから、それとは逆の順序であるべきだ、という。それも一理ある。文法が理解できる年齢であれば、文法を知ることは言葉を学ぶのにずいぶん助けになると思う。ただ、幼児が外国語の簡単な挨拶を覚えたり、歌ったりすることが母国語獲得の妨げになるとも思えないし、他国への興味を広げるきっかけになると思う。ただ、母国語と同じレベルにしようとするのはやっぱり行きすぎかな...って結局、私も外山さんの意見とほぼ同じかもしれない。幼児をバイリンガルに育てようと、二ヶ国語に同じ比重を置いて話しかけるのがうまくいくとは思えない。やはり「母国語」は必要だろう。

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映画「ミルコのひかり」ROSSO COME IL CIELO

好きな作品だった(^^)。
イタリアのトスカーナ地方に住むミルコは映画の好きな元気な少年だったが、ある日事故で両目の視力を失ってしまう。全寮制の盲学校に転校することになるが、見えない自分を受け入れることができない。でも、もともと映画の好きだった彼は、見えなくなったことでいっそう「音」への感覚を研ぎ澄ますこととなって...

子どもは楽しいことが好きだ。そんな子どもの姿がよく出ていた。子どもはいつも天使というわけじゃない。でも、おもしろいことには夢中になる。そしてそういう子どもを肯定しようとする先生がいたこと...

「音」っていうのは確かにおもしろい。うちの電子ピアノにはいくつかの楽器の音のほかに、犬の鳴き声や車のエンジン音、風の音などがプリセットされているので、それらをテープに録音して子ども達に聞かせたところ、大喜び(^^)。「これは何の音?」「ヘリコプター!」「水!」...音と音とのつなぎめには短い空白があるけど、次の音を聞くためにシーンとなる。一通り終わると「もう一回!」という声があがる(^^)。

原題は「空のように赤い」という意味。生まれつき盲目だった子どもが「色ってどんなもの」かをミルコに尋ねる場面があった。海は青い、空も青い、夕焼けの空は赤い。でもそれを生まれつき盲目の子どもに伝えるのはむずかしい...だけど、すべての可能性が否定されているわけじゃない。

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映画「コマンダンテ」

「コマンダンテ」は「司令官」の意味。ゲバラのことも「コマンダンテ」と呼ばれるし、他にもキューバ革命で指導的な立場にいた人達のことをそう呼ぶようだけど、今,単に「コマンダンテ」と呼べばカストロのことを指すらしい。

今年の5月にこの映画が封切られたとき、私はキューバに行くなんて思ってもいなかったし、予告編を見る機会はあったけど、本編がそれほど見たいとは思わなかった。でも、キューバに行ったので、やっぱり見ておこうと、金曜のレイトショーに出かけてきた。DVDが出るとのことだけど、ツタヤディスカスで見ると「この作品はレンタル化されておりません」と出たので...

で、正直いうと、結構寝てしまった(^^;)。金曜は超早番で4時半起きなので、レイトショーの時間に眠くなるのも道理だけど、「シッコ」は同じく超早番の金曜にレイトショーで見て眠くならなかったからなぁ。もっとも「シッコ」を一緒に見ていた友人は途中寝ていたようだから、「シッコのほうがおもしろい」とは一概に言えないと思うけど...私には「シッコ」のほうがおもしろかった。「コマンダンテ」は半分は英語だけど、半分はスペイン語だから(通訳が入るのでスペイン語の部分が英語に訳されるとはいえ)、そのせいもあるかもしれない。でも、「シッコ」はエンターテインメント的に見せる工夫がされているけど、「コマンダンテ」は撮った映像をできるだけ自然な状態で流す、という感じ。内容に深い関心がないと、集中するのがむずかしい(^^;)。ハバナ大学や、マレコン通り、実際に歩いた道のあたりが出てきて、そういうのを見るのは楽しかったし、素顔のカストロが映画や女優の話をしたり、政治的な問題で興味深い質問もあった。町を歩けば、「フィデル!」「コマンダンテ!」と声がかかる。そう、キューバの人たち、カストロのことをファーストネームで呼ぶ。ハバナで乗った馬車のおじさんも「フィデルがどうのこうの」と話していた。ブッシュのことを「ジョージ」と呼ぶアメリカ人を私は知らない。カストロはキューバの人たちから慕われている、という印象はある。

この映画がアメリカでは上映禁止になった、という話は聞いていたけど、それほどアメリカの悪口を言ってるわけでもないし、何が問題なんだろう、と思ったら、ウィキペディア によれば在米キューバ人の圧力で上映中止になったということらしい。カストロが理想的な指導者であるかのように描かれることが耐えられない、ということなのだろう。カストロを慕うキューバ人は多いけど、すべてのキューバ人がそうだというわけではない。

こちらで、スペイン語字幕付き全編を観ることができる(字幕は見にくい)ので、関心のある方はどうぞ。

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ベビートリビア

Diapercake同僚のベビーシャワーへ。今日のホステスはいろいろ凝った趣向をこらしていた。写真中央にあるのは紙おむつで作ったケーキ。diaper cake というのはベビーシャワーにはよく登場するようで、既にセットされたもの(こんな感じ)が売られていたりするが、私は今まであまり見た覚えがない。
ベビーシャワーでやるゲームも、今日のホステスが用意していたのはちょっと今までにやったことのないものが多かった。彼女自身は3日前に体調をくずして入院することになったそうで、急遽別の人がホステスを務めていたけど、すでにいろいろなクイズなどが用意されていた。茶色の紙袋に入った物(赤ちゃんに関係するもの。おしゃぶりとか)をさわって何が入っているかをあてるゲームや、有名人カップルとその子どもの名前をあてるクイズとか。ベビートリビアといって、赤ちゃんに関するクイズもあり、そのなかでへぇーと思ったものを紹介。

1:2000年から2005年までの間で、最も人気のある男の子の名前は?
 1)Jacob  2)Michael  3)Joshua  4)Matthew

2:2000年から2005年までの間で、最も人気のある女の子の名前は?
 1)Ashley  2)Jessica   3)Olivia   4)Emily

3:子どもを生んだ最高齢の女性は何歳?
 a: 54歳 b: 66歳 c: 72歳 d: 85歳

4:新生児で一番重かった子どもは?
a:16ポンド(約7.26キロ) b:22ポンド(約9.98キロ) c:24ポンド(約10.9キロ) d: 28ポンド(約12.7kg)

5:ひとりの女性が産んだ子どもの数として最も多いのは?
 a: 28人 b: 33人 c: 46人 d: 69人

正解は

続きを読む "ベビートリビア"

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「会いたかったよ」

現在早番の私の昼休みはだいたい10時から11時。今日、昼休みを終えて部屋に戻ると、Jが「ハイ、ミスじゃりんこ」と寄ってきて、ハグをしてくれた(^_^)。続いてLも来て、「会いたかったよ(I missed you.)」と言いながらハグをしてくれた(^_^)。
この二人は本当にすぐ手が出るタイプで、叩く、ひっかく、つねる、あるいは噛む、というのが日常茶飯事(-.-;)。でも、やっぱり可愛いヤツラだ(^_^)。
"I missed you."は、子どもを迎えに来た親がよく子どもに言っているので、子どもも覚えるのだろう。1歳児もハグはしにきてくれるけど、"I missed you."は言ってくれないものなあ。2歳は楽しい(^_^)。
まあ、こんなことをしてくれるからといって、こちらの言うことをいつも素直に聞いてくれるというわけじゃないけどf^_^;。

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カマキリ

Mantis朝、園庭で遊んでいたら、何かが飛んでいくのが見えた。トンボだと思ったので、「あ、トンボ(dragonfly)だよ」と言って見に行ったら、なんと大きなカマキリだった。子どもの顔ほどの大きさがある。もうひとりの保育士さんNが、健康チェックのファイルフォルダの上に上手にそれをのせて子ども達に見せてあげると子ども達は興味津々。ところがまた飛び立ったりして、子ども達はちょっとこわがりながらもカマキリを追いかけていく。プレイハウスの屋根に留まったり、地面に落ちてセメントの壁を登ったり、と思うとスルスルっと滑り落ちたり、で見ていてあきない。園庭用のおもちゃで人気なのは車なのだけど、それは3台しかなく、いつも取り合いになって流血の事態(^^;)?が起きたりするが、今日はこの思いがけない訪問者のおかげで、車も放り出されている(^^)。

カマキリは英語で何というのか知らなかったのでNに訊いたけど、彼女は「grasshopper でしょ」と言う。それってキリギリスだよなぁ。彼女はフィリピン人で、私同様、英語ネイティブではない。辞書でひくと "mantis" とあったので、子どもを連れてきたアメリカ人のおかあさんに「あれって mantis っていうんですよね」と確かめると、「そう、mantis 、praying mantis ね」と教えてくれた。praying---「お祈りをする」mantis。なんでそんな言い方をするんだろう?

家に帰ってウィキペディアで調べると、「お祈りをするような姿勢をしている」からなんだという。mantis というのはギリシャ語で「予言者」を意味するそうだ。「カマキリ」は英語にすると「お祈りをする予言者」になるのかぁ。なんかおもしろい(^^)。

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キューバから絵葉書

キューバから投函した絵葉書がようやく届いた(^^)。投函したのは現地で8月20日だから、こちらに着くのにほぼ40日かかったことになる。料金は75センターボ(0.75ドル)なので船便ということかな?エアメールと書いたわけではないし...でもエアメールってないのかもしれない。消印は押されていなくて、切手はきれいなままだ。
なにはともあれ、この絵葉書も気に入って買ったものなので、無事に届いて嬉しい(^^)。
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