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映画「コマンダンテ」

「コマンダンテ」は「司令官」の意味。ゲバラのことも「コマンダンテ」と呼ばれるし、他にもキューバ革命で指導的な立場にいた人達のことをそう呼ぶようだけど、今,単に「コマンダンテ」と呼べばカストロのことを指すらしい。

今年の5月にこの映画が封切られたとき、私はキューバに行くなんて思ってもいなかったし、予告編を見る機会はあったけど、本編がそれほど見たいとは思わなかった。でも、キューバに行ったので、やっぱり見ておこうと、金曜のレイトショーに出かけてきた。DVDが出るとのことだけど、ツタヤディスカスで見ると「この作品はレンタル化されておりません」と出たので...

で、正直いうと、結構寝てしまった(^^;)。金曜は超早番で4時半起きなので、レイトショーの時間に眠くなるのも道理だけど、「シッコ」は同じく超早番の金曜にレイトショーで見て眠くならなかったからなぁ。もっとも「シッコ」を一緒に見ていた友人は途中寝ていたようだから、「シッコのほうがおもしろい」とは一概に言えないと思うけど...私には「シッコ」のほうがおもしろかった。「コマンダンテ」は半分は英語だけど、半分はスペイン語だから(通訳が入るのでスペイン語の部分が英語に訳されるとはいえ)、そのせいもあるかもしれない。でも、「シッコ」はエンターテインメント的に見せる工夫がされているけど、「コマンダンテ」は撮った映像をできるだけ自然な状態で流す、という感じ。内容に深い関心がないと、集中するのがむずかしい(^^;)。ハバナ大学や、マレコン通り、実際に歩いた道のあたりが出てきて、そういうのを見るのは楽しかったし、素顔のカストロが映画や女優の話をしたり、政治的な問題で興味深い質問もあった。町を歩けば、「フィデル!」「コマンダンテ!」と声がかかる。そう、キューバの人たち、カストロのことをファーストネームで呼ぶ。ハバナで乗った馬車のおじさんも「フィデルがどうのこうの」と話していた。ブッシュのことを「ジョージ」と呼ぶアメリカ人を私は知らない。カストロはキューバの人たちから慕われている、という印象はある。

この映画がアメリカでは上映禁止になった、という話は聞いていたけど、それほどアメリカの悪口を言ってるわけでもないし、何が問題なんだろう、と思ったら、ウィキペディア によれば在米キューバ人の圧力で上映中止になったということらしい。カストロが理想的な指導者であるかのように描かれることが耐えられない、ということなのだろう。カストロを慕うキューバ人は多いけど、すべてのキューバ人がそうだというわけではない。

こちらで、スペイン語字幕付き全編を観ることができる(字幕は見にくい)ので、関心のある方はどうぞ。

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