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映画「いのちの食べかた」Our daily bread

私たちがふだん食べている肉や野菜はどのように作られているのか。その様子を、解説や音楽いっさいなしで、映像だけで淡々と映し出した映画。

ベルトコンベヤーに乗って運ばれ、機械から次々と吐き出されるヒヨコたち。鶏や豚は肉になるために生産されているんだなぁ、と改めて感じる。まるで物のように扱われる動物たちに、ちょっと心が寒くなるけれど、どんな扱い方をしたところで、人間が動物を殺して生きていることは確かなわけだ。まさに、いのちをいただいているんだなぁと思い知らされる。やっぱり人間は罪深い存在なのかも...。

解説がいっさいないため、何をしているのかわかりにくいところがあり、黙々と作業を続ける人の映像はやや単調で、もうちょっと説明してくれてもいいのにな、とは思った。同じ題材をマイケル・ムーアが扱ったなら、彼の主張を全面に出したわかりやすいエンターテインメント作品にしあげていただろう。自分は一言も語らずただ事実を提示するというニコラウス・ゲイハルター監督のスタイルは潔いとは思うけど、映画の後ホームページを見て、ようやくああそういうことだったの、ってわかるっていうのも...

「こんな映画、混むことはないだろう」とタカをくくって(というか、映画館の場所をちゃんと確認していなくて、行くのに時間がかかってしまったのだけど(^^;))、開始時刻に少し遅れてしまった(予告編上映中だった)ら、最前列しか空いていなかった(*_*)。さらに遅れてきた人もいて、満席となる。次の回は、森達也さんによるトークショーがあるためか、映画館を出たら既にたくさんの人が並んでいた(@_@)。立ち見が出たか、入れない人が出たんじゃないかなぁ。食に関心のある人が多いということか。というわけで、見ようと思われる方は、少なくとも土日は、開始時刻よりかなり早めに映画館に行かれたほうがいいと思います。

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» 「いのちの食べ方」御馳走様は言葉だけ? [soramove]
「いのちの食べ方」★★★ ニコラウス・ゲイハルター監督、92分 ドキュメンタリー作品、オーストリア、 ドイツ、2005年 鶏のまるごと冷凍になったものを見ると、 思い出す事がある、 小さいころ祖父母の家に遊びに行き、 畑の傍らの小さな小屋で 祖母が鶏を...... [続きを読む]

受信: 2007.12.10 07:53

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