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深川江戸資料館

京都から来た友人と深川江戸資料館へ。小さいながら江戸の町並みが再現されていて、とてもおもしろかった。というのは、ガイドの方にいろいろ解説していただいたからだ。展示には何も説明がないのだけど、ガイドの方に聞くと詳しく説明してくださるし、畳にあがりこんだり、展示品に触れることもできる。

Pc230782船宿、八百屋、米屋、長屋の人々...長屋に住んでいる住人についてもひとつひとつ細かい設定がされていておもしろい。たとえば、ここは夫婦と小さい子どもが住んでいる。秀次、というのがここの主人の名前。昔、町人は苗字がもてなかったから名前だけだ。長屋の人々は大家さんから家を借りているけど、扉と畳は自分もちだった。だから扉は引っ越すときに持っていくこともできたそうだ。「久松るす」という紙が上のほうに貼ってあるのは風邪よけのおまじない。当時「お染風邪」というのが流行ったそうで、歌舞伎で人気の「お染久松」という演目にかこつけて、「お染さん、あなたの好きな久松さんはここにはいませんよ。だから来ないでね」ということなんだそう。わらで編んだ傘のようなものは天然痘よけのおまじない。小さな子がいるということで病気よけに気をつかっている。四畳半一間に家族3人という暮らしだが、ここの家には畳があり、こたつもあった(もちろん電気ごたつでありません(^^))。Pc230784ところが、おとなりの家の人は収入が安定していないため畳を買うお金がなく、板の間にござを敷いている。お向かいには小唄の師匠さんが住んでいて、大家さんはお米屋さんで...という具合。

Pc230792
長屋の各家庭にトイレはなく、トイレは共用だった。写真右上のほうにふたつ並んでいるのがトイレ。上部がこんなに開いていたら中が見えてしまうじゃないか、と聞くと、よそ者がトイレに隠れないようにこのような構造になっていたとのこと。長屋の住人どおしは家族のようなつきあいなのでそんな構造は気にならない。その左となりに見えているのがごみ捨て場。手前にあるのが井戸で、みんなここで洗濯をしたり野菜を洗ったり。こういう暮らしだと、長屋の住人どおしが家族のようになる、というのもうなずける。

いろいろなものが細部まで丁寧に復元されている。「これ何?」と思うようなものがたくさんあるので、行かれたらぜひガイドさんにいろいろ聞くと楽しいと思います(^^)。

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