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徴兵制度

この冬休みにドイツへ行ってきた友人Aさんから聞いた話。Aさんの友人Bさんは、若いころドイツの人と結婚した。ドイツでふたりの息子さんを生み、今はその息子さんたちも高校生になっている。Bさんは、何年か前にシングルママになったけど、ずっとドイツで仕事をしながら子どもたちを育ててきた。Aさんが、「Bさんも子育てに苦労してるみたいだ」と言うので、「『男の子はむずかしい』って、年賀状に書いてる友達がいたわ」と言うと、「いや、なんかドイツは徴兵制があって...」と言う。

ドイツでは今も徴兵制度があることを私は知らなかった(^^;)。でも良心的兵役拒否は認められていて、徴兵に応じないならばその期間社会奉仕をする、ということはできるらしい。ところがBさんの息子さんは「兵役に就きたい」と言っているのだそうだ。彼はジャーナリストになることを考えているようで、戦場を見てみたいという気持ちがあるらしい。Bさんとしては、息子に兵役に就いてほしくないが、息子が兵役に就きたいという動機は、どうもそれだけでもないらしい。「純粋なドイツ人でない」ということが心のどこかで負い目になっていて、それで兵役に就きたいと言っているのだと...。

Aさんが、「自分の子どもが『兵役に就きたい』って言ったら、じゃりんこならどうする?」と聞くので「私なら...止める」「...っていうか、我が家で育って、兵役に就こうなんて言うとは思えないけど」と答えた。もし、自分の子どもがそんなことを言ったらショックだろうなぁ。ただ、Bさんの場合、異国で暮らしていて、自分の息子たちは自分自身の出自に複雑な思いを抱いているわけで、そんなに簡単にどうこうは言えないんだろうけど。

ウィキペディアで調べてみると、現在も徴兵制を実施している国は結構ある。基地の軍人さんを見ていると、「軍人といっても戦闘に参加しているばかりじゃないんだ」とは思うけど、徴兵となったら、基本的には戦闘の訓練をすることになるんだろう。自分の子どもが誰かを殺すことになるかもしれない、というのは耐えられない...。人の子どもならいい、というわけじゃなくて、...やっぱり、なんとか戦争をしない方法を考えたい...

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