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否定疑問文への答え方

否定疑問文については以前にも書いたことがあるけど、日本語と英語では答え方が違う。たとえば、日本語だと、「おなかすいてないの?」という問いには「うん、すいてないよ」と答える。ところが、英語だと、"Aren't you hungry?"に対して、すいていないときは、"No, I'm not." となるわけだ。慣れてしまうとなんでもないけど、ふだん英語と接する機会があまりない日本人にとってはヘンな感じがするだろう。

うちの保育園の研修室と事務室は隣あっているのだけど、ドアがなかったため、直通では行けなかった。それで新たにドアを作ることになり、そうすると、コンセントの位置を動かさなければならないので電気の配線工事が必要となった。そのため、研修室の家具をいろいろ動かさなければならなかったのだが、研修室の責任者であるトレーナーのJはそのことについて何も聞かされていなかったらしい。パソコンの置いてある机の位置を変えるのはいやだ、と言い出し、工事に来た日本人の人たちと話が通じないので、私が通訳することになった。

工事の人にすれば、電気の配線を壁の中に埋め込んでしまえればきれいにおさまるのでそうしたかったようだが、トレーナーの意思を尊重して、見た目が多少悪くなっても、パソコンのある机の位置を変えないようにすることに話が落ち着いた。そこでJが確認のために、"So we don't have to move the shelf, now?" と尋ねたので、私が通訳して工事の人に「じゃあ、今、この棚を動かさなくてもいいんですね?」と訊いた。

それに対して、工事の人がJに向かって英語で "Yes!" と答えられたので、Jは目を白黒。工事の人は、「そう、動かさなくていいんです」と言うつもりだったのだろうけど、Jにすれば、"Yes" と言われたら、今動かさなくちゃいけないということになる。それじゃ話が違うじゃないの、どういうこと?...と思ったことだろう。そこで私が "That means "No". No, You don't have to move it, now." (Yes っていうのは No のことなんです。今、動かさなくてもいいんです)と話すと、No という言葉を聞いて、今度は工事の人が怪訝な顔をする(^^;)。

ともかく話はうまくまとまった。英語と日本語で否定疑問に対する答え方が違うんだ、ということについては、工事の人にもJにも話す時間がなかったので、もしかするとどちらも通訳に不信感を抱いているかもしれないけど(^^;)...

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