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映画「トゥヤーの結婚」

内モンゴルの半乾燥地帯で、羊の放牧を行って生活している家族。トゥヤーの夫バータルは水を汲むための井戸を掘っていて事故を起こし、下半身不随になってしまったため、幼い子どもふたりを含む家族4人の生活はトゥヤーが支えなければならない。井戸があるところまで毎日の水汲み。たくさんの羊の世話。牧草の買い付け。女手ひとつでは大変な仕事で、トゥヤーも体をこわしてしまう。このままでは家族全員が暮らせなくなる、と、バータルの姉はトゥヤーに離婚を勧め、バータルは自分が引き取ると申し出る。夫婦と姉は離婚の手続きに出かけるが、そこでトゥヤーは、離婚には応じるが、夫の面倒を見てくれる人と再婚する、と言う。...

茫漠としたモンゴルの風景。きびしい自然を相手にたくましく生きる人々。私の知らない民俗的な風習が見られたのはおもしろかったし、ストーリーにも引き込まれたけど、好きな映画ではなかった。トゥヤーの選択は私にはやはり共感できない。

(以下ネタバレ)

夫を愛しているけれど、女手ひとつでは生活できないから、という理由で再婚する。それって再婚相手に失礼じゃないだろうか。そして、結局はバータルにとってもつらいことなのだ。婚礼の日、荒れていたバータル。愛する妻が他の男と結婚するのを間近で見なければならないのだもの、心おだやかなはずがない...。

センゲーという隣人の設定もちょっと都合よすぎる気がした。全然お金持ちに見えないけれど、トラックを買ったり、井戸を掘ったり、というお金はどこから出てきたのだろう。まあ、この映画の文化的な背景をわかっていないために理解できない、という部分はあるのだとは思うけれど...

でも、子どもたちはふたりとも可愛かったな(^^)。

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