« フォトフレーム(母の日) | トップページ | 花粉症?後日談 »

映画「ハンティング・パーティ」

ハラハラドキドキの展開はおもしろかった。

サイモン(リチャード・ギア)はテレビの報道番組の花形リポーター。危険な戦場に出かけていってはその様子をつぶさにレポートする。勇敢な報道姿勢は高く評価されていたが、ある日、生放送で暴言をはいて解雇され、業界から姿を消していく。その一方、サイモンのパートナーであったカメラマンの”ダック”(テレンス・ハワード)は昇進し、もう危険な戦地には行かなくてよくなった。数年後、ボスニア・ヘルツェゴビナでの平和記念式典の模様を撮影しにきたダックは思いがけずサイモンと再会する。サイモンは「大きなネタをにぎっている」と話して、ダックに「一緒にやろう」ともちかける...

ボスニア・ヘルツェゴビナの町。建物にはたくさんの弾痕があり、戦闘がすさまじいものであったことがわかる。そこで民族浄化のための大虐殺を行ったとされている戦争犯罪人は、多くの人の努力(このあたりの事情は映画「カルラのリスト」で描かれている。私はあまりよくわからなかったけど(^^;))にもかかわらず今もつかまっていない。それは何故なのか。この映画はそれについて興味深い理由をにおわせている。それが本当のことなのかどうかはわからない。この映画は事実に基づいた話だそうだけど、どれが本当のことでどれが創作なのかは...。でも、これが本当だとしたらひどい話で、私たちはこの映画のおかげでそういう可能性に気づかされたことになる。

ただ、戦場レポートをするジャーナリストたちが、まるでゲームを楽しんでいるかのように描かれているのには抵抗を感じた。現場の興奮というのがあるのは本当だろうけど、ジャーナリストが戦場にでかけていくのは、刺激を求めているからではないだろう。

|

« フォトフレーム(母の日) | トップページ | 花粉症?後日談 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

そうですか。面白かったですか。
見ようか迷ってたのですが、、、見ることにしました。笑

この映画はジャーナリストの現状と言うより、ジェットコースタームービーって感じなのかな〜と思ってるのですが、どうなんでしょう?
 
自分の日記にも書きましたが、「光州5・18」すごかったです!ただ、あまり救いのない話しなので、見終わった後に凹みますが。。。。元気な時にご覧になるのをオススメです。笑
 

投稿: tabe | 2008.05.12 22:43

tabe さん、

うん、全然退屈しなかった。おもしろかったよ。リチャード・ギアのほか、パートナー役のテレンス・ハワード、もうひとり新人プロデューサー役の人(「イカとクジラ」に出てたおにいちゃん)も、みんなそれぞれいい味を出していてよかったです。「カルラのリスト」より私的にはコストパフォーマンスがいいかな(^^;)。比べちゃいけない気もするけど。

ただ、そう、ジェットコースタームービーというのかなぁ...まじめなジャーナリストの人が見たら腹立たしい思いがするんじゃないかなとは思う。それでも「カルラのリスト」には全然ぴんとくるものがない人(私(^^;))にも、なるほどと思わせるものがあるから、これはこれでいいんだと思う。

光州5・18は私も見るつもりだったけど、tabe さんの感想を聞いてますます見たくなりました(^^)。5月は平日の休みがあるから、そのときにでも行ってきます。

投稿: じゃりんこ | 2008.05.12 23:34

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17663/41175745

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「ハンティング・パーティ」:

« フォトフレーム(母の日) | トップページ | 花粉症?後日談 »