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映画「告発のとき」In the Valley of Elah

仕事柄というか職場柄、アメリカの軍人家族の話というのはやっぱり気になる。

ある日、イラクに赴任しているはずの息子マイクが失踪したという知らせが、父ハンク(トミー・リー・ジョーンズ)のもとに届いた。マイクの部隊は既に帰国していたのだが、彼から家族への連絡はなかった。自身軍人であったハンクは、息子が連絡もなく失踪するはずはないと感じ、真相究明のため基地へと向かう。そこで明らかになったことは...

ちょっとわかりにくいところはあったけど、話の展開が今までの戦争映画とは違うところがあるかな、と思った。謎解きのストーリーなので話には引き込まれる。見ていて、アメリカは戦争をしている国なんだなぁと感じた。多くの人々は豊かな暮らしを楽しんでいるように見えるけど、「戦争に関わっている国なんだ」ということが忘れられている。たぶん、そんなことを感じないようにされている。ポール・ハギス監督はインタビューに答えて、「ベトナムのときとは大きな違いがある。あのときは戦場にジャーナリストがいて、僕らが耳にしたくないようなことを新聞でもテレビでも大々的にレポートしていた。でも今はそれがない。」と答えていて、ああ、そうなのか、と思った。

原題にある「エラの谷」というのは、旧約聖書で少年ダビデが石で巨人ゴリアテを倒したとされる場所。ダビデとゴリアテの話は、パレスチナのインティファーダを語るときによく引き合いに出される(イスラエルに対して石を投げて立ち向かうパレスチナ人は、まさにゴリアテに立ち向かうダビデのようだ、と)から知っていたけど、エラの谷という地名は覚えていなかった。ハギス監督は、「いったい巨人と闘わせるためになぜ罪もないこんなにも若いものが送り込まれなければならないのか」と考え、若い兵士たちを戦地に送り込んだ自分たちの責任を問うタイトルにふさわしいと考えたのだと言う。

話の展開が、よくある戦争映画と違うな、と思ったのは(以下ネタバレ)

死者を美化しなかったこと。今までにもそういう作品はたぶんあって、私が知らないだけなのかもしれないけど。息子のマイクは、ハンクが信じていたような優等生ではなかったし、ともに戦った仲間同士は深い絆で結ばれている、ということもなかった。でも、マイクやその仲間たちをそんなふうにしたのは何だったのか、ということを考えると...。戦争の狂気は、体験したものでなければなかなかわからないものなのだろう。基地にいてすら、イラクやクウェートに赴任している人が何をしているのかについて、私たちは知らないし、たぶん、知りたくないと思っている。でも、知らなければいけないのだと思う。...

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

はじめまして!じゃりんこさん。
たくさん映画をご覧になっているのですね。私も映画が好きなのですが、地方には来ない作品もあるので、そんな時にはじゃりんこさんの記事を読んで参考にさせてもらっています。

実はかなり前から「じゃりんこのコーヒータイム」の愛読者なのですが、コメントするのをためらっていました(^_^;)

でもこの一言「基地にいてすら、イラクやクウェートに赴任している人が何をしているのかについて、私たちは知らないし、たぶん、知りたくないと思っている。でも、知らなければいけないのだと思う。」...を拝見して今日はコメントしても大丈夫かなと思いました。

沖縄や山口など他の基地では周辺住民が米軍基地があるために事件や事故に巻き込まれて大問題になっているなか、じゃりんこさんがいらっしゃる基地はなんだか様子が違うみたいですね(^.^)

私はずっと映画が好きで社会問題への関心も高いじゃりんこさんに日本とアメリカが戦争抜きで平和につきあうにはどうすればいいとお考えなのか伺いたかったのです。

そして、もしご迷惑でなければ、私のブログにリンクさせてもらってもいいでしょうか?私の記事はともかく、リンクしている他のブロガーさんの記事は、きっとじゃりんこさんが「知りたくないけど知らなければいけない」と思っていらっしゃることについて得るものが多いと思います。

ご検討のほど、よろしくお願いします。

投稿: PFC | 2008.07.02 19:54

PFC さん、はじめまして。
かなり前から読んでくださっているそうで、ありがとうございます(^^)。ブログを見せていただきましたが、確かに私の見た映画や見たい映画が多いです。見たいと思う映画が共通している感じですね(^^)。「ロレンツォのオイル」も「ブラス!」も好きな映画です。実は、今、JUNO を見てきました。明日(ってもう今日か(^^;))にでも感想を書きますね。コメント期待します(^^)。まあでももちろん無理にとは言いませんが...(^^;)。

>日本とアメリカが戦争抜きで平和につきあうにはどうすればいいとお考えなのか

うーん、私にはむずかしい質問です(^^;)。ごめんなさい。

そもそも私が基地で働いているっていうことが微妙な問題だなぁと思うことはあります。

>イラクやクウェートに赴任している人が何をしているのかについて、私たちは知らないし、たぶん、知りたくないと思っている。

これも微妙な物言いです。本音を言えば、私は知りたいと思っています。でも、知ったらどうなるだろう、と...。たとえば、うちのクラスの子の親がもし...と考えたら、自分にどんなリアクションができるだろうか、と思ってしまうんです。そうすると自分が基地で働いていることもかなりしんどくなってくるだろうし...

9・11の前と後とでは事情がかなり変わったと思います。9・11が起きたとき、「アメリカが本当に戦争に関わるようなことになれば、私は仕事を辞めなければいけないかもしれないな」と思ったんです。でも、この仕事が好きだったのでふんぎりがつかず、さらに個人的な事情で私が家計を支えなければならなくなったため、結局仕事をやめずにここまで来ています。

口でどんなことを言っても行動が伴っていないところがあるなぁと感じています。

こんな私のブログでよければどうぞリンクしてやってくださいませ。今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m。

投稿: じゃりんこ | 2008.07.03 00:07

おはようございます♪
じゃりんこさん、コメントへのお返事とリンクの件、ありがとうございます。パソコンの調子が今ひとつなのでリンクを貼らせてもらうまで多少時間がかかるかも知れませんが・・・。

丁寧なお返事をじっくり読ませていただきました。

今はちょっと急いでいるので、また後日ゆっくりお邪魔させてくださいね(^^ゞ

投稿: PFC | 2008.07.03 07:27

こんばんは!じゃりんこさん。
私のブログにリンクさせてもらいましたのでご報告いたします。リンクするまでに時間がかかってごめんなさい。

「アメリカが本当に戦争に関わるようなことになれば」・・アメリカだけでなく日本もアフガン・イラク戦争に協力しているので、その点ではじゃりんこさんだけでなく、そこに気づいて葛藤している人は多いと思います。

じゃりんこさんが基地の保育園で子どもたちに絵本を読み聞かせたり、一緒に遊んだりするなかで伝わっていることもあるのではないかといつも思いながら記事を拝見しています。

こちらこそよろしくお願いしますね(^.^)

投稿: PFC | 2008.07.04 21:19

PFC さん、どうも(^^)。

そうですね、日本も戦争に関わっているんですよね。でも、基地で働いているっていうのは、さらに一歩踏み込んでいる感じがして...

>じゃりんこさんが基地の保育園で子どもたちに絵本を読み聞かせたり、一緒に遊んだりするなかで伝わっていることもあるのではないかと

ありがとうございます(^^)。
子どもたちに罪はないし、私が日本の絵本や歌を持ち込んだりすることで、他の人にはできないことをしている、という自負はあります。子ども達もそれらを本当に楽しんでいるし。でも、基本的には米軍の価値観が支配している場所であり、そのことは私にはどうしようもないんです...その点に関しては自分の意見を言えずにいます(--;)...

投稿: じゃりんこ | 2008.07.04 23:19

遅蒔きながら、レンタルで観ました。 トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドンと好きな役者が揃ってましたから間違いないと思ったのですが、やはりハラハラしながらも「安心」して観られるハリウッド映画でした。

監督・脚本のポール・ハギスは、「ミリオン・ダラー・ベイビー」「クラッシュ」「父親たちの星条旗」などの脚本を書いていたと聞けば、なるほどです。 欠点があるとすれば職人芸に過ぎて、人間的な深みが感じられないところか…。

ジョーンズ、サランドンは、考えてみれば「依頼人」のコンビですね。

投稿: axbxcx | 2009.04.26 01:55

axbxcx さん、

安心して見られるハリウッド映画...そうですね(^^;)。
私の不満はスーザン・サランドンの出番が少なかったことかな(^^;)。
この映画の重い問いかけをアメリカの人たちがどう受けとめたかは気になります。

私、この映画を見てわりとすぐ「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」というのをDVDで見たんですが、トミー・リー・ジョーンズってうまいなぁと思いました。スペイン語もうまいんですね。

投稿: じゃりんこ | 2009.04.26 06:45

スーザン・サランドンは、クレジットでも最後でしたから、特別出演という感じですかねえ。

トミー・リー・ジョーンズが監督・主演した「エストラーダ」は日本で観るのが難しいと思ったのですぐにDVDを買いました。 「ノーカントリー」もコーエン兄弟としてはあまり好きになれなかったのですが、トミー・リー・ジョーンズはいつも通りよかったですねえ。 ただこの3本を観ると、まるで同じ人のようにも思えてしまって…。 顔の印象が強過ぎるんでしょうが、演技しているのかどうかもわからないと言うか…。

アル・ゴアのルームメートとイラク戦争で鳴らした女優、その二人が出ているにしては「主張」があまり感じられないのを良しとするかどうかで評価が分かれるかも知れません。(そこが職人芸と感じてしまう理由でもあります。) 視点があまりに米国で閉じてますからねえ…。

それにしても米国にとってイラクとベトナムってそんなに違ったのでしょうか。 あるいは30年経ったら忘れてしまうということなのでしょうか。 スタッズ・ターケルに替わって、誰かが本にしてくれるのを待ちたいと思います。

投稿: axbxcx | 2009.04.26 09:50

axbxcx さん、

そうですね、「ノーカントリー」でも保安官役でしたから、なんかエストラーダとかぶってしまいました。アメリカとメキシコの国境地帯が舞台になっている点も共通してますしね。ノーカントリーは私もあまり好きにはなれませんでした。ハビエル・バルデムだってもっと魅力的な人なのに...

トミーリージョーンズはアル・ゴアのルームメートだったんですね。イラク戦争で鳴らした女優ってシャーリーズセロンですか?そのあたりのことはよく知りません。

イラク戦争にノーという主張は感じられると思いますが、弱いですか。
どうも昨日から微熱が続いて、ちゃんとものが考えられずにいます(--;)...

投稿: じゃりんこ | 2009.04.26 12:44

それはそれは、お大事に。

「イラク戦争で鳴らした」は、「イラク戦争反対で鳴らした」のつもりでした。 失礼しました。

前にもご紹介したような気がしますが、スーザン・サランドンのスピーチです。

http://www.youtube.com/watch?v=GbncOXkKzcs

ポール・ハギス監督は反戦映画ではない、だけど戦争賛成の映画でもないと答えてますね。

http://eiga.com/movie/53363/special/3

私が気になったのはむしろ女性捜査官へのイジメとか、軍と警察の関係とか、その辺りです。 何だか一時代前の映画を観ているような感じがしてしまったんですが、それが現実なんですかねえ。 イラクでの捕虜虐待もまだまだいろいろな事実が出て来そうですし…。

シャーリーズ・セロンは「モンスター」も凄かったですけれど、「スタンドアップ」の印象が強くて、余計にそう感じたのかも知れません。

いずれにせよ、この映画、出演している俳優さんたちに対する観客の「先入観」のようなものを織り込み済みみたいな、そんなところがあるんじゃないでしょうか。 それを引っくり返してくれた方が面白いというところはありますが…。

トミー・リー・ジョーンズはテキサス出身だそうですが、今回もテネシーだったか、いずれにせよそういう場所しか似合わないですね。

投稿: axbxcx | 2009.04.26 14:30

axbxcx さん、熱が38度台の後半になって、いよいよものが考えられなくなりました(^^;)。医者に行ったら感冒でしょうと言われ、薬をもらいました。落ち着いたらちゃんとレスしますね。

投稿: じゃりんこ | 2009.04.26 19:44

インフルエンザでないだけよかったとすべきでしょうか。 ゆっくりされてください。

私の方はレンタルで「この自由な世界で」を観ました。 おっしゃるようによくできた映画でした。 ああなってしまうということが極めてリアルに感じられました。

「イースタン・プロミス」や「題名のない子守歌」もそうでしたが、ロシア、ウクライナ、ポーランド…、背景は共通してますね。

投稿: axbxcx | 2009.04.26 23:03

axbxcx さん、

仕事はあと一週間休みますが、症状がずいぶん改善されたので、少しずつ家事などをしていっていい、ということで...(^^)。

ポール・ハギス監督のインタビュー読みました。反戦映画ではない、というのは、プロパガンダ映画ではない、ということなんでしょうね。「大丈夫であるように」という映画を作った是枝監督が「いわゆる社会派の映画にはしたくなかった」と言っていたんですが、映画に主張を前面に押し出すことをしたくない、ということなんだと思います。私は、マイケル・ムーア監督のようなやり方も好きですが、プロパガンダ映画を嫌いな人、というのもわかる気がします。で、この映画については「究極的には戦争反対の物語になっていると思う」と言っておられるわけですから(^^)。

横になっていると、できることが限られてくるので、ふだんよりテレビを見たりしていました。「ブロンコビリー」が衛星でやっていたので途中から見たのですが、イーストウッドは年をとってからのほうがいいなぁと思いました(^^)。DVDで見た「シルクウッド」はおもしろかったです。

「息子のまなざし」はずいぶん前に見ましたが、おっしゃるように、地味だけれど何か余韻の残る映画、という印象でした。「題名のない子守唄」は見てないです。

5月8日まで自宅で安静加療、という指示なので、9日には映画を見に行こうと楽しみにしています(^^)。

投稿: じゃりんこ | 2009.05.02 19:53

じゃりんこさん、よくなられたようで何よりです。 前のコメントに書いたことは間違いなく我田引水だったと思います。 Studs Terkelの信奉者としてはGood warなどないという立場です。 したがって、大義があればやむを得ない、なければノーではありません。 それが「告発のとき」を反戦映画ではないと感じた理由かも知れません。 もっと極端だと思ったのがあの「ディア・ハンター」でした。

クリント・イーストウッドの職人芸はスゴイと思いますが、若い頃からいままでを通じて、あまり好きな俳優ではありません。 「グラン・トリノ」を観た方がよいのかも知れませんが、映画館にまでは行かないと思います。

プロパガンダ映画については、まあ別物と思っていますが、これまたあまり好きではないことは間違いありませんし、普通は観ません。

ポール・ハギスの脚本の組み立てはさすがだなあと思いました。 「スラムドッグ$ミリオネア」の脚本もスゴイと思いましたが…。

投稿: axbxcx | 2009.05.02 20:38

axbxcx さん、

私も今までクリント・イーストウッドがいいと思ったことはあまりなかった(「ピアノ・ブルース」というドキュメンタリー映画では実に楽しそうにしていたので、へぇ、こんなところのある人なんだ、と思いましたが)んですが、「グラン・トリノ」は結構好きでした。自分が監督をして、二枚目の主役を演じる、という神経がよくわからない(^^;)んですけど、「グラン・トリノ」ではそういう二枚目ではなかったし(^^)。DVDでも十分楽しめる作品だと思います。

「スラムドッグ」ですが、とある雑誌の映画評では、「原作はおもしろいのに、映画はご都合主義的でチープなハリウッド映画になってしまってる」という評価でした。「インドでの評価も低い」と書かれていました。この方は、数年前、原作をあまりのおもしろさに一気読みして、最後の一行で涙があふれたそうで、原作を読んでから映画を見た場合、たいてい原作のほうがおもしろいので、そんなふうに感じられたのかな、と思いますが。私は原作を読んでいないし、映画はおもしろかったので、脚本はうまいのだと思います。

投稿: じゃりんこ | 2009.05.02 21:05

じゃりんこさん、以前から「二枚目の主役」とは必ずしも思っていませんでしたから、それと好みは別問題です。

「スラムドッグ」については、リアリティーをどう捉えられるかに尽きると思います。 前にも書いたと思いますが、原作は「階級的な外部者の目」、映画は「文化的・地理的な外部者の目」から逃れられないというのが私の理解です。 個人的には前者よりも後者に親近感を覚えています。

原作の複雑な設定・複雑な要因・複雑なエピソードを、あそこまでストレートに、(階級的、文化・地理的を問わず)誰にでもわかりやすくしたところに脚本家の力量・職人芸を感じました。 読み物と映画は別のメディアだということがよくわかると思いました。

階級的・文化的・地理的…に特有のものをそのまま表現すれば限られた人にしか理解されない訳ですから、それをどう普遍的な形にできるか、リアリティーをどう伝えられるか…、結局は自分が毎日悪戦苦闘していることと同じだろうと感じました。 日頃から「東京と途上国の首都よりも、首都と周辺部の村の差の方が大きい」と言っているのですが、それは「文化的・地理的」な差よりも「階級的」な差(あるいは価値観の違いとでも言うべきか)の方が大きい、その国の人よりも外部の人の方がリアリティーを理解できることも多いと考えているということでもあります。

残念ですが、リアリティーをそのまま外部者に伝えることはどんなことをしても不可能だと思いますから、何を伝えるかの取捨選択は避けられない、そのときに「誰が」「誰の価値観で」取捨選択をするのかが問われるような気がします。 だから「参加型」(決めるのは本人)であるべきだというのがいまの基本的な考えです。

前にもご紹介ましたが、酒井啓子さんの書評はとても魅力があります。 http://book.asahi.com/review/TKY200610310368.html

投稿: axbxcx | 2009.05.03 11:16

axbxcx さん、

二枚目...というのは「ハンサム」という意味で言ったんではないですが...

>原作の複雑な設定・複雑な要因・複雑なエピソードを、あそこまでストレートに、(階級的、文化・地理的を問わず)誰にでもわかりやすくしたところに脚本家の力量・職人芸を感じました。

なるほど。確かに、見て楽しめるものでないと多くの人に見てもらえないですものね。で、実際、映画はおもしろかったと思うし、それは脚本家の力によるところが大きいのでしょうね。

酒井啓子さん、パレスチナ関係の集会でお話をうかがったことがありますが、わかりやすい話をされる方だな、と思いました。みなさん、忙しいでしょうに、いろいろ本を読んでおられてすごいな、と思います。

投稿: じゃりんこ | 2009.05.03 19:55

私も「目立つ」悪く言えば「しゃしゃり出る」というような意味で「二枚目」を使っていました。

昨日は下高井戸で「パリ」という映画を観て来ました。 前知識まったくなしに観たのですが、違和感のあるところ冗長なところはあったにしても、なかなかよくできた映画だと思いました。

群像劇と言うのでしょうか、複数の人たちが丁寧に描かれていて、それらが交錯することでリアリティーが増す、そんな感じでした。 深くはないのですが、途上国の生活に思いを馳せることもできるようになっていて、組み立てとして面白いと思いました。

聞き取った複数の話を中身を壊さないようにして編集だけで一つの流れにする、仕事でやっていることですが、本当は日本の日常の生活の中にそれを埋め込めるような展開ができれば一番よいのでしょうね。

投稿: axbxcx | 2009.05.04 08:46

axbxcx さん、

私の「二枚目」っていうのは「ヒーロー」というような感じです。ハンサムとはかぎらないけど、善人で、正義の人、という感じの...。それで、私はケビン・コスナーという人がどうも好きになれなくて...。ガエル・ガルシア・ベルナルは、結構汚れ役をやっていて(「キング 罪の王」とか「アマロ神父の罪」とか)いいなぁ、と最近、思っています。

「パリ」はちょっと見たいと思っていました。パリはもう一度行ってみたい町です。というわけで、パリが舞台になっていると見たくなります。で、たいていの場合、アタリです(^^)。

私は昨日、「ボーダータウン 報道されない殺人者」というのを見たんですが、よかったです。アメリカでは公開中止になったんですね。ジェニファー・ロペスって、容姿にすごくお金をかけている人、というイメージがあって、こんなまじめな映画だとは思っていなくて(^^;)...。プエルトリコ系の人だったんですね。制作者の意図のはっきりしている映画(特典の監督のインタビューを聞きました)ですが、多くの人に見てほしい映画だと思いました。

投稿: じゃりんこ | 2009.05.04 09:26

ご参考まで。

http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY200905040150.html

ジェニファー・ロペス、嫌いじゃありませんが、まあ役者としては…。

でも観た方がよさそうですね。 下高井戸まで待つかも知れませんが…。(会員になりました。)

投稿: axbxcx | 2009.05.05 07:16

axbxcx さん、

忌野清志郎さんのニュース、私もさみしい思いで聞きました。「ぼくの好きな先生」は好きな曲です。Saki さんは同級生だったんですね。

ジェニファー・ロペス、役者としては...と思ってしまうような場面、この映画の中にも少しありましたが、全体的にはよかったです。スペイン語と英語のちゃんぽんの会話とかもリアリティがあって...。エンターテインメント的要素も結構ある(劇画調のつくり(^^;)?)のでaxbxcx さんはあまりお好きではないかもしれませんが、まじめに作られた映画だと思います。スクリーンで見るのもいいですが、DVDだと監督の話が聞けるのはいいです。

下高井戸、いい映画館が近くにあっていいですね。実は、熱の出た日は、下高井戸で「あもーる・あもれいら」というブラジルの保育園の映画を見ようと思っていたんです。まあ、うちの近くのシネコンにもいいところがいろいろあるし、以前に比べると映画を見に行きやすくなったな、と思います(^^)。

投稿: じゃりんこ | 2009.05.05 08:13

じゃりんこさん、私も決して順風という訳ではありませんが、皆さん、何とかしのいで頂ければと思っています。

下高井戸、決して近くはありません。 新宿よりも遠いですから、歩けば1時間20分くらい掛かります。(笑) 昨日は日本橋川や隅田川を歩いて2万3千歩を超えました。

投稿: axbxcx | 2009.05.05 11:06

axbxcx さん、

歩きでしたか(^^;)。
ウォーキングは楽しいですね。保育園の子どもたちとお散歩に行くのは大好きです。でも、いろいろ制約があって、もっとじっくりいろいろ見せてあげたいと思ってもできなかったりするのが残念なんですが。
「新緑」の写真は車の中から撮っておられるのかな、と思って見ていましたが、結構歩いてもおられるんですね(^^)。
近くないといっても、私の家からよりは近いですから(笑)。

投稿: じゃりんこ | 2009.05.05 19:41

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