« オクトーバーフェスト | トップページ | 電子辞書あれこれ »

ビデオ「僕と未来とブエノスアイレス」El Abrazo Partido

スペイン語に耳を慣らすため、いくつかスペイン語の映画をディスカスの予約リストに入れていたうちのひとつ。そんな理由で選んだので、内容もほとんど知らなかったのだけど、なかなか私好みだった(^^)。

僕(アリエル)はブエノスアイレスのガレリア(商店街)に住んでいる。商店街には、イタリア系、韓国系、リトアニア出身...など、いろんな人が住んでいる。僕の父はユダヤ人で、僕が生まれてすぐイスラエルに戦争に行ってしまった。毎月、養育費を送ってきて、電話をかけてくるけど、その後、会ったことはない。そして、僕は祖父の国ポーランドへの移住を計画中だ...

小さなエピソードの積み重ねで、話は淡々と進む(そしてちょっとだけドラマチックな展開がある)のだが、普通の(?)人々の日常生活を見られるのが楽しい(だから、起承転結のはっきりした感動的な筋書きが好きな人にはあまりおもしろくないかも)。主人公のアリエルがいまいちさえない感じ(^^;)なのにも親しみがもてる。

原題の意味は「引き裂かれた抱擁」(こちらのブログを参考にしました)。英語のタイトルは Lost Embrace となっている。やっぱりそれが中心テーマなのだろうから、邦題にそれが全然反映されていないのはちょっと残念かな。でも、ブエノスアイレスっていう言葉がなかったらスペイン語の映画だとも思わなかったかもしれないし、この邦題で成功しているのかも。

大雑把に言って、男性陣がさえない感じなのに対して、女性陣はしたたかに生きている、という感じ(^^)。アリエルの母親がそうだし、インターネットショップのリタも、アリエルの昔の恋人も、アリエルのおばあちゃんも。

これと同時に借りていたのが「パリ、恋人たちの2日間」で、これも私にはなかなかおもしろかった(結末以外は)のだけど、この映画の女主人公マリオンとアリエルの母親が恐れていたことが同じ、というのが興味深かった。それは(以下ネタバレ)

一生をともにする一人の人を選ぶこと。若い時にそういう気持ちを持つのは、フランスでもアルゼンチンでも、たぶん日本でも同じなのかもしれないけど、日本ではあまりこういう展開にはならないんだろうなぁ...


|

« オクトーバーフェスト | トップページ | 電子辞書あれこれ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17663/42958594

この記事へのトラックバック一覧です: ビデオ「僕と未来とブエノスアイレス」El Abrazo Partido:

« オクトーバーフェスト | トップページ | 電子辞書あれこれ »