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元気なアメリカ

先週のPARC自由学校「アメリカ離れする世界」の講師は人材育成コンサルタントの辛淑玉さん。このシリーズの講座では「アメリカはどんなひどいことをしているか」みたいな感じで話がすすむことが多いのだけど、辛さんは、ご自身がアメリカでフィールドワークをされていたとき(2005年から2007年ごろ)に経験し、感じたことを中心に「アメリカはおもしろいところだった」という感じで話された。聞いていてこちらもとても楽しく、さすが、自分でも「(私は)教えるの、うまいです」とおっしゃるだけのことはある(^^)。

ガンで髪の毛を失った子ども達のために髪をのばして寄付する高校生。お金のない高校生にもできることはある。(この話に興味のある人はこちらを参照してください。日本語で説明しているページは、たとえばこちら。)
移民法の厳格化に反対して、試験が終わったあといっせいにデモにでかける高校生。友達が強制送還されてしまわないように!
カリフォルニア州では自動車免許取得に際して試験は何百という言語で受けられる。しかも時間制限もない。だから障がいを持った人でもゆっくり試験を受けることができる。
パワーにあふれたゲイパレード。
ユーモアあふれた接客で高い顧客満足度を得ているサウスウエスト航空。私はこの会社を知らなかったけど、調べてみると、「顧客第二主義」「従業員の満足第一主義」をポリシーとしていて、「楽しく働いている従業員がよいサービスを提供できる」という考え方が成功をおさめているようだ。 。
白人の少ない学校で、黒人やヒスパニックの人たちが自分たちの出自に誇りを持てるような教育を行っている小学校...

マイノリティの人が自分たちを主張することのできる土壌がある。レジスタンスの精神が文化として根付いている。

話を聞いていて、基地とはまた違うんだな、と感じた。たとえば保育園はサービス部門に位置づけられているけど、どちらかというと「お客様は神様」的な考え方を教育されるし、サウスウエスト航空のように「従業員の自発的な行動が第一」というようなことはない。まあサウスウエスト航空はアメリカでも異端なのかもしれないけど。でも、そのほかのことでも、自発的にいろんなことをするのが保障されているかというと、そうでもない気がする。保育園のなかでも、「あれはだめ、これはだめ」という規制はとても多いし、従わなければならないルールが多いと感じる。

基地に10年勤めていても、アメリカを知っていることにはならないわけだなぁ...

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