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映画「休暇」

刑務所で看守をしている平井は、見合いをした子連れの女性と、近々結婚することになっていた。彼の勤務する刑務所には金田という死刑囚がいた。ある日、刑が執行されることが決まる。死刑に際して落ちてくる死刑囚の体を下で支える役をすれば、一週間の特別休暇が与えられる。父親が亡くなったとき(だったかな)に有休を使いはたしていた平井は新婚旅行には行けないと思っていたのだが、その話を聞いて、自ら支え役を志願する...

会話の少ない淡々とした映画で、作り手の思想とか主張とかが前に出てくることがない。でも私の思ったことは、やっぱり、死刑はいやだなぁということだった。死刑囚の金田はいったいどんな罪を犯したのか具体的に描かれていないけど、死刑となるからには相当のことをしたのだろう。しかし、今の生活態度からは悪人という感じがしない。それでも法務大臣が刑の執行を命じる書類にハンコを押したらそれを実行するしかない。刑務官と囚人との間には心の交流というようなものはほとんどないのだが、それでも、刑務官たちも、金田はそんなに悪いやつじゃない、と感じていて、仕事とはいえ、その刑の執行にかかわることには抵抗を感じているのだ。

あと、刑の執行は、本人には事前にまったく知らされない、というのにもびっくりした。アメリカの映画などでは、最後の食事で食べたいものの希望を聞いてもらったりするような場面があったような気がしたけど、日本ではまったくそんなことがないのだ。いきなり「今から刑を執行する。遺書を書け」と言われても...

命の長さを他人が勝手に決めることはできないのだと思う。

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